PICTURE DIARY 0601SU2013
明日7日から仕事初め。準備をする。主に明日のことについて。新しい作品に着手する。まずはスケッチ以前のことから。夜の銀座通りを端から端まで歩いてみる。ゆっくりとウインドウなど見ながら。
明日7日から仕事初め。準備をする。主に明日のことについて。新しい作品に着手する。まずはスケッチ以前のことから。夜の銀座通りを端から端まで歩いてみる。ゆっくりとウインドウなど見ながら。
だいぶゆっくりとして体を休めるこの日一日。最低限必要なこと以外はせずにぼんやりと過ごす。手水に番の鳥がやって来て、寒さなどは感じさせず勢いよく水浴びする。二度、三度、四度。気持ち良さそうに。身を震い、水気を飛ばす。その鳥 […]
夜空を見上げると星が美しいのでしばらく見とれる。星はまたたいて、眼をしばたかせているよう。たくさんの瞳がこちらを見ている。瞳のひとつひとつが真実であり事実であると伝えている。冷たさにうっすらと涙目になってうなずくと、周り […]
用事の後にクイックかつ早めの夕食を、と入ろうとした寿司屋の入口のところで、蝶ネクタイの案内係が眉をハの字にして何か早口に詫びる。コンディションが良くないとか何とか聞こえるので、寿司屋の板前さんのコンディションをどうこう詫 […]
用事の後にクイックかつ早めの夕食を、と入ろうとした寿司屋の入口のところで、蝶ネクタイの案内係が眉をハの字にして何か早口に詫びる。コンディションが良くないとか何とか聞こえるので、寿司屋の板前さんのコンディションをどうこう詫 […]
正月二日。水戸の薗部のビストロに市村、関、鈴木の4人で集まった。桜井は風邪で欠席。皆、小学校、中学校、高校の同窓である。思い出話が紫煙と杯の彼方から繰り出されて、眼を細くしたり丸くしたりする。他愛無い話に尾びれ、背びれ、 […]
初陽を浴びる。初詣へ行く。茶虎の、首に鈴を付けたネコが境内の大木に登ろうとする。登れ、と言うとバリバリと爪音をたてて登り、すぐに飛び降りたが、ぼくが行こうとする方へ先回りする。小さな祠の前で、手を合わせ願い事をする女性の […]
通りかかると、以前CLUBKINGのオフィスが入っていた建物が無くなって更地になっている。背の低い白の工事用シートに囲われて新しい建物が生まれるのを待っている。その消え失せた建物は、寺山修司氏が晩年を過ごした家で、ぼくは […]
ほとんど一日雨。吉田秀和氏「名曲のたのしみ」最終回。今年5月に吉田氏が亡くなって半年。12時20分から17時まで、特別番組が放送された。じっと謹聴しようと思っていたのだが、片付けやちょっとした仕事などしながら、努めて流す […]
額装作品のメンテナンス。星のアトリエに置いてある10数点のガラス磨きなど。内側外側を手入れするが、フローティングの額装をした油彩画の額内部の下の辺りに黒かびが出ている。内装を張り替えなければいけない。湿気とカビを防ぐのは […]
仕事納め。一日朝から大掃除をし、星のアトリエは見違えるように美しく輝いた。夕方には蕎麦を茹でて年越しの蕎麦とする。天婦羅と日本酒で労をねぎらい、新しい年に向かう。長い休みはぼくにとって集中して考え、仕事が出来る時。貴重な […]
年の瀬も深まり今頃ともなれば、一年の全てが凝縮されたようになり、慌ただしく濃密な時間がより速く、駆け足で過ぎ去って行く。今年はどんな一年だったか、来年はどんな一年になるだろうか、あるいはするか。反省や希望や、見果てぬ夢の […]
神社へお詣りに行く。だあれもいない。大きな太い銀杏の樹がずどんと立って実を落としている。御神木である。道々ファッションとアートの新しい関係性について考えを深める。神話、伝説、民話についてもっと知りたいと望む。古きを訊ねて […]
TWINKLE展楽日。大阪はもちろん、近県や、遠く東京や福岡からも多くの人々に来ていただいた。DMOARTSは百貨店の中の小さなギャラリーだが、お客様方やスタッフのみなさんの気持ちの良さと、熱のある思いが伝わって心地良か […]
都市と自然界では、同じ寒さでも寒さの性質が全然違うと感じる。無論暑さについても。冬の森へ行く。滝の飛沫を被る岩には氷柱が下がっている。いつも通る道には雪が積もり、ザクザクと音をたてる。落葉した森や林の景色は夏とは違って遠 […]
星のアトリエの片付けをする。暮れの大掃除一日だけではとても片付かない。デザインの仕事は、片付けること、つまり整理整頓の美しさの延長線上にある。デザインの仕事が出来るかどうか見るには、きちんと片付いた環境で仕事をしているか […]
dip in the poolの木村達司氏から連絡があり、以前に画集「Angel」とCD「Angel」を発表した際に、画集「Angel」に掲載した作品「Heavens Above」のイメージで木村氏が作曲し、甲田益也子さ […]
15時。天の川、我々の銀河の中心と太陽と地球が一直線に並ぶ1300年に一度の日。仕事の手を休めて「きらきら星」を聴く。大宇宙の指揮に生演奏で。一直線上の均衡は、互いに引き合う力なのだろうか、あるいは離れて行こうとする力な […]
今朝は大分寒かった。都内でも氷が張ったりしたのじゃないだろうかと思う。毎日の生活の中ではポエジーの世界に浸ることも少なく、何とはなしに忙しくしている。それにしてもポエジーの神様が年中降りて来ていたらば、ぼくはとてもエキセ […]
東山魁夷画伯の名作「緑響く」はモーツァルトのピアノ協奏曲をイメージし表現しているという。森がオーケストラで、白馬は主旋律を奏でるピアノだ。その解説はぼくにとって衝撃的だった。ぼくは音楽と絵やデザインのコントラストや出会い […]
車が車検から戻る。車体には何も問題は無かったのだが、右後輪の内側に亀裂が入り、タイヤの表面が剥離しかかっていた。びっくりだ。運転していても何の異常感も挙動の不審も感じることが無かったので気付かず、タイヤの運行前点検もして […]
昨夜は先のポリーニの演奏会を収録した放送が深夜にあり、眠りの中で観て聴いた。昨日、一昨日のイベントでは多くの人に出会い、多くの話を聞き、多くの絵を描いた。そのような珠玉の時は紡がれて流れ行きて、彼方へ彼方へ。そうしてぐる […]
TWINKLE FACTORY2日目。昼前にマダムヨシエの「タルトメッセ」へ。お店はクリスマスの準備で大繁盛。DMO ARTSへ。今日も18時まで夢中で描く。両日ともスタッフの皆さんが上手にフォローしてくれるので、何ら困 […]
お昼頃に大阪着。JR大阪三越伊勢丹入り。レストラン街で食事でも、と思い10階へ行くと、どこも満員で待つ人が長い列を作っている。奥まったところに「吉兆」が入っていて、待つ人もいない。これ幸い、献立に鯛の料理があり「吉兆」の […]
ゲルハルト・オピッツのシューベルト連続演奏会第5回。東京オペラシティコンサートホール。正直に言ってシューベルトのピアノ曲には馴染みが薄く、それほどの期待は無かったが、あまりにも自然で、舞い降りる妖精や雪片のような音質の柔 […]
星のアトリエにはグラフィックデザイナーの武者小路君から預かっているターンテーブルと立派なスピーカーがあるのだが、随分前に長年愛用して来たアンプが壊れて、それきり眠っている。星のアトリエで音楽を聴くときにはポータブルなCD […]
TWINKLE展初日。東京から見守る。愛と平和、美しい未来。素直な気持ち。
JR大阪三越伊勢丹DMO ARTS、TWINKLE展の搬入と設営。谷口氏、古谷氏、宴氏を初めとする大阪の皆にお任せする。
大阪のDMO ARTSへTWINKLE展の作品が出発する。全37作品。京都の辺りでは雪らしいので、どうか遅れることなく無事に着くことを祈る思い。
大阪から届いたTWINKLE展用のGICLEEプリント作品にサインをする。サインしながら新しい表現のアイデアがいくつか湧いてくる。そんな日そんな時がある。どのように新しいかこれから時間をかけて確かめてみる。
TWINKLE展のための荷造り梱包作業をする。出展作品を整える。額のガラスを磨く。1997年の作品、「YELLOW DROP CURTAIN」はカラーインクを使用したポップなもので、このタッチの作品は製作点数が少ない。「 […]
筆は槍、筆は指揮棒、柔らかい筆の先から生まれる未来。
朝、起き抜けに一筆で絵を描く。閃きの天使。夜、草鍋会。焼鳥の店で。年に一、二回集まる美大の友人たちを中心に。今夜は七人。勘三郎さんの話。時間はあっという間に。
坂本龍一氏に会ったのは20数年振りになるかも知れない。「お久し振りです。」覚えていらっしゃらないかも知れないので恐る恐るご挨拶すると「あっ!80年代の仲間だね。」とにこやかな返事が返って来た。ぼくのぶら下げている自転車用 […]
子供の時に、何をしていると楽しかったか思い出してみると、鬼ごっこやかけっこなど、とにかく走り回るようなことが夢中になれて楽しいことだったと思う。一つだけ挙てと問われると、鬼ごっこだと答えるかも知れない。今とは違い、子供の […]
キャンバスの上の、色と色の間にあるもの、ピアノの鍵盤と鍵盤の間にあるもの、空と海の間には同様のものがあると思える。そのことを分かち合える人と出会うこと。宝物だ。
ロブションの握った「おにぎり」。ポリーニの弾く「ねこふんじゃった」。 どんなものだろうか。
今一番したいこと。 線を引くこと。 たくさん引くこと。 たった一本引くこと。 力を込めて引くこと。 気持ちを込めて引くこと。 何も考えず引き続けること。 無造作に引くこと。 さらにぶっきらぼうに引くこと。 感情を顕に引く […]
日記として、文章として、理由無く書けない日。
線の密度、そこに描かれていると思われるものの情報の量を如実に現す。そこに描かれていると思われるものの情報の量を如実に現すものかどうか、一本の線。無を描く。
TEI TOWA「ecollage」展オープニング。ALにて。テイくんのコラージュ作品は、彼の音楽のようにセンシティブで大胆に、まるでターンテーブルの上で作られたもののように見える。テイくんの音楽が、気持ちの良い種類のデ […]
小さな王様のつぶらな瞳は、あふれる涙にぼやけてにじんでいる。可愛いお声をあげてにわか雨のようにお泣きになられた。母なるM女史をはじめとして、星のアトリエへのご来訪をお待ち申し上げ、揃ってお出迎えの笑顔を並べた諸公は困り果 […]
一日中雨。夜には上がる。雨は空気を清々しくして草木を潤す。雨が降りぐっと冷え込むようだ。気持ちは沈静し、考えを巡らすには良い。作品の製作作業は中断して俯瞰する。
星のアトリエのサンルームは、入口の門の鉄扉から駐車スペースを通って左に折れた狭く短いアプローチの突き当たり、玄関を兼ねた場所で、隣家の高い塀と星のアトリエの母家にあたる部分の間の、ほんのちょっとした空間だ。南東に向かって […]
作品の製作に集注する。うまくいくこともあれば、うまくいかないこともある。その繰り返し。繰り返しとは言ってもうまくいかないことの方が多い。祈りながら。作品の大小や技術にかかわらず、必要な力に分け隔ては無し。
メモや小さなスケッチなどの整理をする。格言めいた言葉や詩のような言葉、そして本当に詩。思い付いた名前やシャレ、デザインのアイデア、絵のモチーフや構図について、電話のメモ書きにTO DO LIST。分類してバインドする。今 […]
グッドデザイン賞表彰式。東京ビッグサイトにて。感慨とこれからだなという感覚。
すずも提灯の搬入を手伝いに東京ビッグサイトへ。明日からグッドデザイン賞の表彰式と展覧会が始まる。大きな広い会場の展示スペースに、受賞したデザイン作品が箱の中から半分顔を出したり、緩衝材で包まれたりしながら雑然として出番を […]
2013年春夏物のサンプルチェック。多少の修正。明日、明後日とメンズの内覧会。流れ星のハンドライティングショーツは特別なトライアル、ダンガリースーツは軽妙で着る場所を選ばない。ハトとハートとハットをデザインしたワンポイン […]
ドビュッシーやラベル、メシアンが自然や風景、絵画などを愛し、好んだように、音楽の情景や、感じられる素直な印象を、絵や立体にしてみたい。