PICTURE DIARY 0105WE2013

PD20130501s
歩いていると、目の前を可愛らしい女性が横切る。スイーッと。スケートボードに乗って、右側の路地からかすめるようにして左手の商店街の通りに出て来た。黒いカットソーの上に白いブラウスを羽織るように着て、黒っぽいパンツを履き、足元はパンプス。全く普通の普通すぎる格好だったので新鮮に感じてはっとした。スケートボードに乗る女性の、スポーティーなそれらしい雰囲気が全く見当たらないので。そんなスケートボードに乗る女性、以外と見たことなかった。普通の可愛らしい女性とスケートボード。普通と普通を足したら、見馴れた光景が不思議とも異常とも言えない、何とも特別な驚きになる。面白い。

PICTURE DIARY 3004TU2013

Pd20130430s
今年は梅の花が去年よりも多く咲き、梅の木に付く介殻虫も去年よりは少なくなった。梅雨入りする前の一週間程、介殻虫には樹木の上を移動する期間があり、その間に駆除すると楽なのだそうだが、介殻虫が動き回るとは言っても、あの頑固な介殻虫はゆっくりすぎて動いているのかどうか、じっと見ていてもかなり分かりにくいと思う。何しろぐっと木の表面から内側に食い込むようにして樹液を吸う。先日来てくれた庭師の見立てでは、今年来年とかなり根気いる手当てが必要だと言う。来年は今年よりも沢山の花を咲かせるように。庭師もまだ介殻虫の移動するのを見たことはないと言うので、本当に移動するところを見たいものだと思う。

PICTURE DIARY 2904MO2013

PD20130429s
昭和の日。美空ひばりの歌の数々を改めて聴くと、歌の心と魂が驚くほど強く響き感じられる。青葉台のひばり邸が近く一般に公開されると聞いた。

PICTURE DIARY 2804SU2013

PD20130428s
アイデアがたくさん出て、しかもまとまりのある日。遅い昼食後のお茶のひとときに湧き出る。スケッチとして、短い文章として書き留める。たまにアイデアやインスピレーションはどこから来るのかという質問を受ける。その度にどこから来るのか暫し考える。同じ質問を度々受けるのだから答えは決まっているはずなのだが、その度に一瞬考える。しかし、そんな同様の質問をくれる方々のお陰で、その一瞬にアイデアやインスピレーションがぽっかり顔を出したり、発展する起点になることがしばしばある。あるいは、本を読んだり、音楽を聴いたり、景色や造形物を見たり、ソファに座り、横になり、ぼんやりしている時のように。お茶の湯気の中に、煙草の煙の向こうに、ありとあらゆる存在と、自分自身との和みの中やその周辺に、やんわりと見出だす時のように、そして何よりも未来の思い出の中に。人は未来を思い出すことが出来る。そして、アイデアやインスピレーションはどこから、どんな時にやって来るのかと訊ねる人がいなければ、そんな当たり前のことに注意をはらうこ
ともない。忘れていることを思い出しているに過ぎないのだから。全ては未来からやって来る。

PICTURE DIARY 2704SA2013

PD20130427s
表現者。EXPRESSIONIST。絵を描くが、それはぼくの絵を見たいと思う人がいて、さらにぼくがぼくの絵を見たいと思う人を見たい、あるいは、知りたいと思う気持ちが、絵を描くという理由のひとつになっている。絵の中に何を見たいと思うのか、あるいは見たのか、ということも知りたいことのうちのひとつである。絵の中に、見て感じて欲しいと思うことを表すが、それが必ずしも言葉の表現に置き換えられることではないということもある。隠されていたり、理解に至る複雑な手順や難解な解釈は、時として余計だと感じる。さらに、何も表さないような具象的な絵を描くことは出来ないかなど考える。すでに考えている時点でその絵の成立の困難を表している。空気や水が体に必要で、体に自然に素直に入り吸収されるように、表現したものもそのように染み込んで行きたい。空気や水のように必要不可欠と言う訳ではないが。絵には哀楽や美醜などからの解脱があるのみだ。色々なものを削ぎ落として小さくなって行くような成長と平安、自己の中に何を見たいのか、何を見せたいと思うのか、望むものが有ろうが無かろうが、無意識のうちに見付け出して、常に今、目の前にあるもの。ぼくとぼくの絵を見る人にとって常に等身大のもの。よく言われるように、人は見たいものしか見ないし、見ようとはしない。見えないものを見えるように、それが見たいものだと気が付くように。表現とはとりとめもない。

PICTURE DIARY 2604FR2013

PD20130426s
「いしおか」でせいろ。散歩がてら学芸大学まで。たまに覗いてみるレコード屋を通り過ぎようとしたところでルビンシュタインの全アルバムをCDにしたBOXSETを発見。全部聴こうとしたら数年かかるのではないかと思う。福助×more treesの総柄プリント靴下のデザイン。なかなか一筋縄では行かない。一手間二手間かかるし、かける。大洗の里海邸に贈るブックのレイアウトとページネーション。作り始めるとシンプルで奥深く、とても面白い。銀座三越の母の日イベント用のスケッチ等あれこれ。ぼくのキーワードは「Mother’s Day Children」。みんなお母さんの子供。

PICTURE DIARY 2504TH2013

PD20130425s
大分暖かくて、こんな日に限ってライダースジャケットを着たくなる天邪鬼な性格。勿論真夏でも着る。代官山パントリーで遅めの昼食を調達する。フォカッチャ等。パントリーの食べ物は、素材も調理もしっかりしているので心身が喜ぶ。偶然通りかかったペットショップで猫を眺める。あるいは眺められる。

PICTURE DIARY 2404WE2013

PD20130424s
公園を散歩していると、大きな太い木の根元の所に黒猫が丸みを帯びてうずくまっているのが見える。散歩道の傍らの、その木の方へ近付くと、素知らぬ振りをしながら「なんだ?近付いて来られると少し困るな」という気配をくれる。それでも身を屈めて近付くと銀杏色の瞳を上目遣いに大きくして後ずさるので、「またな」と言って通り過ぎる。多分、以前にもこの同じ木の根元に茶色い虎猫が居たことを思い出す。猫が好きになる木なのか、木が猫を好きなのか。そうだった、猫にはお尻を向けて近付くと良いという話、公園を出たところで思い出した。

PICTURE DIARY 2304TU2013

PD20130423s
代官山でのミーティングの後、その足で恵比寿ガーデンヒルズのロブションへ。お名前プレートと共に頼んでおいた助手Aのバースデーケーキを受け取りに行く。実際の誕生日よりも早めだが、皆のスケジュールを合わせると今日しかない。ミーティングに自転車で出たのだが、やはりデリケートなケーキを持ち、自転車に乗って星のアトリエまでというのは、工夫の仕様もなく軽業師でも無理かと思える。アトリエまで自転車を押して歩くことにする。ガードレールや看板等にぶつけたり、行き交う人に当たったり、ビル風に煽られてケーキの袋と箱が引っくり返らないようにと、思いの他気を付けなければならないことが多い。エレガントで華やか、そしてコケットのある美しいケーキを見て、パッと輝く助手Aやアトリエの皆の顔を見ると、喜びや楽しみの大切さや力を改めて感じる。和やかな美味しいひととき。誕生日も、そうでない日もおめでとう。

PICTURE DIARY 2204MO2013

PD20130422s
原宿の南国酒家で昼食会。いつも仕事で顔を合わせている仲間たちとの親睦のために。さらなる発展を。ツール・ド・フランス100回記念の公式ブックをパラパラと見るが、見ごたえ読みごたえがある。じっくりとページをめくろうという気持ちになる。知っていることよりも、知らないことの方が多いのは当たり前だが、知りすぎて困ることのない深い歴史の世界が編集されて。今夜はLAD MUSICIANのコレクションだったが、どうしても星のアトリエを出ることが出来ずに観ることはなかった。スタッフからはぼくに似合いそうなものがたくさんあったと報告を受けたが、LADのコレクションはライブだなので、そこに居ることこそが。

PICTURE DIARY 2104SU2013

PD20130421s
森は昨夜雪。桜の花が雪を被っている。何とも美しく可愛らしい。二つの季節の逆転。バイオリンの弦は羊の腸で作られ、弓にはモンゴルの白馬の尻尾の毛が張られる。食べ物で遊んではいけませんよ、と注意されるが、羊を食べて、腸を引っ張ったり弾いたりして遊ばなければ、バイオリンが生まれることは無かったかな。二種の動物が出会う。チャップリンとヒトラー、同じ年に生まれた。誕生日は5日違い。全く同時期に鼻の下に髭を生やしはじめ、ヒトラーがパリに入った次の日、チャップリンは映画「独裁者」の最後の6分間の演説シーンを撮影したとラジオで聴いた。二人の同時代人。

PICTURE DIARY 2004SA2013

PD20130420s
休養日。久し振りに新聞の端から端まで眼を通す。そして雨。

PICTURE DIARY 1904FR2013

PD20130419s
2代目のアシスタントだったY女史が、ご子息のM君と星のアトリエに来る。意外なことに初めて。お土産の草餅と、用意していたカットケーキを日本茶、紅茶を代わる代わる飲みながらいただき、ウィーンの話などを聞く。M君は昨秋、ウィーン少年合唱団のひとりとなり、この4月末から約2ヶ月の間、27公演に渡るジャパンツアーのために初めて帰国した。小さな大使の凱旋公演だ。ウィーンの宮殿での日常生活や団員としてのエピソードなど、話と興味は尽きないが、一昨日帰国したばかりということで時差ボケのご様子。星のアトリエのスタッフを交えて、ラミネートフィルムを使ったコラージュ作品を作って遊ぶ。面白く、愛らしい作品が次々と出来上がり、時は矢のように飛ぶ。仕事を終えた夫君のI君が到着し、I家の3人家族が携える空気は、軽やかで暖かく自然だ。それではまた、と帰る段になって、ぼくらもM君たちも名残惜しいと感じた。そんな気持ちを残して再会を約束するのが楽しい。

PICTURE DIARY 1804TH2013

PD20130418s
佐久間さんにエレクトリックギターの話を聞く。佐久間さんがギターを作るということを知らなかった。現にオフィスを訪ねるとベースギターのヘッドに弦巻のパーツを取り付けているところだった。「何をしているんですか?」。愚問。ドッグハウススタジオ時代は、スタジオの上のフロアに工房と、ギターを作る会社があったという。何で知らなかったのだろう。「イタヤさんにギターのデザインをお願いすれば良かった、ぼくはセンスが無いから困っていたんだよ」とおっしゃる。お願いしますよ!今日からお申し付けください!佐久間さんは音に集中して、デザインはイタヤに任せてください!そんな話になる。エレクトリックギターの音の鳴りの良し悪しはシンプルで、材質となる木の質で決まるとおっしゃる。大まかに、ネックの部分は質量の重いもの、つまり密度の高い堅い木。ボディは軽いものが良いらしい。そしてもちろん全体のバランス。下げても抱えても演奏していても。ベトナム戦争以前と以後では、F社の製品を例にとると、エレクトリックギターには品質に大きな違いがあるとか。良い材料が戦いの中で失われ、ベトナム戦争以後のものは、ネジ等のパーツに錆が出やすくなったり、同様にスチール弦もチューニングメーターを使ってチューニングすると、ベトナム戦争以前のものはピタリと合ってブレが無く、以後のものはメーターの針が左右にふらつくそうだ。10年程前までは、ドイツにデッドストックが残っていたという。平和はいつも危うい。音の世界の小さな、しかし大きな神秘と歴史。もっと話を聞きたいな。

DESIGN NEWS-PINK BOX 2013/05/22 RELEASE

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PINK BOX

PINK
VOCAL:Yutaka Fukuoka
DRUMS:Atsunobu Yakabe
BASS:Hajime Okano
KEYS:Hoppy Kamiyama
GUITARS:Hidehiro Shibuya
GUITARS:Osamu Sakasai
PERCUSSION:Steve Eto

PRODUCER:Kaoru Sasa/silent

A&R:Masatake Katano
MASTERING:Isao Kikuchi

ART DIRECTION:Mic*Itaya for PACKAGE, BOOKLET
COVER & LABEL
DESIGN:Noriyuki Yokota/pobdesign, Mic*Itaya
Inspirational for PACKAGE, BOOKLET COVER & LABEL

WARNER MUSIC JAPAN INC.
WPCL-11376 ¥9800
2013/05/22 RELEASE

予約受付中。
http://wmg.jp/artist/pink/WPCL000011376.html

NEWS-TAUGE BICYCLE JERSEYS MIC*DOVESTAR

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TAUGE+TOKYO CULTUART by BEAMS BICYCLE JERSEYS
designed by MIC*ITAYA
“DOVESTAR”
2013 Mic*Itaya Inspirational

http://www.tauge.jp/
http://www.beams.co.jp/labels/detail/tokyo-cultuart

PICTURE DIARY 1704WE2013

PD20130417s
覚えられないもの。人の名前、暗証番号。物覚えが苦手で忘れ去る名人。メモは忘れても良いためにとる。メモ帳には色々な物事が記してあり、その記された内容について忘れている場合がある。忘れ去ることに大いなる意味がある。

PICTURE DIARY 1604TU2013

PD20130416s
今日から展覧会だと言うのに、何も準備が出来ていないと言う夢を見た。絵も、作品も、販売物も、何の用意もない。なぜなのか展覧会で売るパンもなければ飲み物もないときた。ギャラリーの女性スタッフに壁の材質はどうなっているのかとか、今展示している作品は、誰の何と言うものなのか、いつ撤去するのかなど、色々な質問や疑問を投げ掛けて、今からどうやって準備しようかと、急いでつじつま合わせを考えている。夢で良かった、と眼を醒まして思ったが、ちょっと重たい感じ。季節に馴染めていないのか、何かしらの不満や不安があるのだろうか、昨夜の寝しなに見た夢もねじれていたので、どうやら昨夜の食事と、思わずじっくりと見たベルリンフィルのDVDの影響が大きいのだと思いあたる。気軽に視始めた割には、かなり神経を集中して真剣に視入ったので全身に不要な力が入ったようだ。食物の持つ力を含めて、眠っている間の過剰なパワーは、それこそ眠っている場合ではないと告げている。起きろ。

NEWS-BEAMS LIGHTS with MIC*ITAYA 2013SS

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BEAMS LIGHTS with MIC*ITAYAの2013春夏コレクションが並びました。旅を楽しく、そして美しく。旅へ誘う鳩のモチーフと、旅の案内役ハイヒールキャット、旅の幸運を願うハットトリックをお供に旅のストーリーは続きます。写真は渋谷ヒカリエ店です。
http://www.beams.co.jp/shops/detail/beams-lights-shibuya

PICTURE DIARY 1504MO2013

PD20130415s
夕刻前、CHANELパリ本店のF氏、M嬢と来る。M嬢は不思議と付かず離れず、もう20年程の付き合いになる。ぼくの作品の一番のコレクター。今日もヒカリエのBEAMS LIGHTSに寄って、ぼくのデザインしたトートバッグを買って持参し、サインをねだる。そんなことが嬉しい。F氏はすずも提灯のICHI-GOがご所望で、一昨日取り寄せたものをパリへの土産にする。提灯はフランス語では「ショーシン」と発音すると言うので「チョーチン」と呼ぶ練習をする。何とかチョーチンと言う呼び方に馴染んでもらいたいな。午前中から昼近くにかけて、とても忙しい時間に当たってしまって会うことが出来ず、せっかく星のアトリエまで来ていただいて失礼したが、星のアトリエに在籍し、出産のために離れたM女史がアメリカ旅行の土産と、夫君の故郷のニンジンをお裾分けに持って来てくれた。ニンジン大好き。果物を入れた大皿にレモンやリンゴ、オレンジと一緒に入れておいたのをF氏が発見してうける。星のアトリエを大いに気に入ってくれた様子だ。明後日離日とのことで、日本の旅の良い思い出になってくれたらと思う。助手Aの着ていたTシャツが蒸れ臭く、外に干せばと思うのだが、大量の洗剤を使用し無理矢理洗ってデザイン室に干したものだから、変な臭気をアトリエ中に放ちたまらない。F氏が何のフレグランスかと訊ねるので返事に困るが、事実を話すと大笑いに。笑いのポイントのみならず、助手Aは気の利いた助手であるには違いないのだが。パリに行きたいものだね。

PICTURE DIARY 1404SU2013

PD20130414s
風が強い。風が強い間は外出しなかった。風の強い晴れの日、青い空の中のどこかで風が鳴る。ヒョオ、ヒュルルと。そんな音を聞くと、風の国の旅の帰るべき所を想う。昔、風の鳴る町に住んだ。今日、コンバースのハイカット、白と黒を一足ずつ買った。新しい靴は、新しい所へ連れて行ってくれる。

PICTURE DIARY 1304SA2013

PD20130413s
庭の草木の手入れをする。団子虫などが体を丸めて転がり出る。手水鉢が汚れていると鳥が来ない。綺麗になっていると水浴びにやって来る。白金のCoolie’s Creekへ忌野清志郎追悼展「愛し合っているか〜い?」第四回の作品搬入。直前までは天使の羽の作品にしようと思い、飾ってあった星のアトリエの壁から下ろして箱に納め、梱包も済ませて、空いた壁面にこの作品にしようと決めていた絵を保管場所から持ち出し、壁に架けて見て、こちらの絵の方が相応しいと気付く。1999年に京都の展覧会でライブペインティングをして、そのまま会場となったCLUB METROに飾られていた、ライブで描いた数点のシリーズ作品のうちの一つ、「IKAROS STAGE STAR」。約10年もの間クラブの音や人いきれを感じ、まみれて、近年になって初めてアトリエに来ることになった作品だ。全くと言っていいほどひっそりとした佇まいはなく、単純なのに騒がしい。画面の汚れのように見えるところは煩悩の果てとも言うべきか。クラブにたむろした天使たちや悪魔の加筆とも言えるかも知れない。壁に架けたこの絵をしばらく眺めているうちに、清志郎さんの愛する、愛される心や歌や姿がオーバーラップするような気がした。Coolie’sへ運ぶ。ケンさんがいつもの笑顔で迎えてくれる。

CURONECOMIC 90

CRONECOMIC090s

PICTURE DIARY 1204FR2013

20130412s
コンパクトミラー納品。大好評。ESTNATIONの六本木ヒルズ店10周年記念。BEAMS LIGHTS with MIC*ITAYA 2013-14 A/W WOMEN’Sの新柄「DOUBLE DOVE」のポーチセットやワンピース等のプランニング進む。夕方、原宿のTOKYO CULTUART by BEAMSにて、TAUGEのBICYCLE JERSEYS展オープニング。ぼくがデザインしたDOVE STAR JERSEY、なかなか力強い出来上がり。強さと優雅を上手く出せた。1枚注文する。指定すると、首回りの内側に名前を入れることが出来る。MIC*ITAYAと指定。完全受注生産なので1ヶ月かかるが、待つ楽しみが一つ出来た。

PICTURE DIARY 1104TH2013

20130411s
PINK BOXの最終ミーティング。恵比寿でプロデューサーの佐々氏と。PINKと言う不世出のバンドの音のアルケミー。同時代に居て、80年代半ばのカセットマガジンTRA5号以来、巡り巡ってPINKとは初めての仕事、PINKとしては多分最後になるリリースに、BOXと言うかたちで関わることが出来たのは素直に嬉しい。アルバムのビジュアルと言うより、PINK BOXのパッケージとしての性格に力点を置いた仕事をした。この夏か秋か、もしかしたら名前を変えたPINKのソロコンサートがあるかも知れないとの噂を聞いた。実現するなら、ぼくにとっても音楽の世界にとっても、それぞれの道で数々の不思議、かつ素晴らしい経験を積んだ音楽家たちの顕す、とても貴重なギグを体験することになるだろう。

NEWS-COMPACT MIRROR for ESTNATION

ミラーs
MIC*ITAYA MIRRORS COMPACT MIRROR

ESTNATION六本木ヒルズ店の10周年を記念した、40個限定のスペシャルバージョンです。2000年にMIC*ITAYA MIRRORSとして展覧会デビューした鏡の作品の中から、コンパクトミラー作品の最後のセットになります。ESTNATION六本木ヒルズ店の他、銀座店、有楽町店、新宿ルミネ店の4店でお取り扱い中です。

MIC*ITAYA MIRRORS
COMPACT MIRROR
BIRD CAGE circle
HEART CAGE oval
price:8,500each with tax
40set limited

http://www.estnation.co.jp/store/

NEWS-清志郎追悼展愛しあってるか〜い?VOL.4

mic1999_IKAROS_STAGE_STARs
ミック・イタヤが参加する忌野清志郎追悼展「愛し合ってるか〜い?VOL.4」をクーリーズ・クリークで開催いたします。
期間:4月15日月曜日〜5月25土曜日

ミック・イタヤ出展作品

IKAROS STAGE STAR
by MIC*ITAYA
ACRYLIC ON CANVAS
1300×800
PAINTED LIVE AT CLUB METRO,KYOTO 1999

京都の展覧会で行われたライブペインティング作品です。描かれてそのまま会場となったクラブメトロに約10年間展示され、近年アトリエに保管されることになりました。長い間クラブのサウンドや人いきれにさらされた歴史が画面に現れて、独特な表情の作品になっています。この絵を久し振りに眺めて、清志郎さんのようだなと思いました。音楽を愛し、愛された、人を愛し、愛された。
ミック*

http://cooliescreek.jugem.jp/

PICTURE DIARY 1004WE2013

PD20130410s
永遠。展覧会はずっと続いている。さざ波のような日常がつながっている。そして、毎日毎日が大海原の波の頂点となって、過去から現在、そして未来へと切れ目なく進んでいるという感覚にとらわれる。節目とか休憩とか旅とか、色々な言葉や行動で区切ろうとしてはみるけれども、続いているには違いはない。どこを切り取ってもぼくの時間であり、その時の最高の何かであるし、あろうとする意識。地上の天気は色々だが太陽は太陽、月は月、星は星、おおよそ雲の上では変わることはない。

PICTURE DIARY 0904TU2013

PD20130412s
星のアトリエでは色々な仕事や作業が行われるが、今日は近日中に納品予定のコンパクトミラー、40セットの仕上げ作業をする。コンパクトミラーに、色々な形の色とりどりのタッセルやガラス玉が、それぞれにリボンや美しい紐等で留められ、飾られ、化粧される。コンパクトミラーは、2000年に「Mirrors」と呼ばれる鏡の作品群がデビューした際に、小さな作品も、と制作された。デッドストックになっていた古いパーツをベースにリプロダクトしたもので、小さなミラー部分にはぼくの絵の彫刻が施してある。ずっと取り置いてあった最後の40個がとうとう世に出る。ヨーロッパで見つけたタッセル等のパーツを取り付けて、それぞれのパーツ同士が馴染むようにとフランスやイタリア、イギリス製等のリボンであしらった。特別にピンクやグリーンやレッド、ゴールド、シルバーのスパンコールで作ったポーチに入れてお店に並ぶ。こんな素敵な作品を毎日生んで、星のアトリエの本領は発揮される。誇らしい一日となる。

NEWS-TAUGE+ARTIST EXHIBITION

20130411105050_00001s
20130411105050_00002ss
TAUGE+ARTIST EXHIBITION
for BICYCLE JERSEYS
2013.04.12FR-24WE CLOSED ON 04.18TH
OPEN 11:00-20:00/04.24 18:00
at TOKYO CULTUART by BEAMS

会場●TOKYO CULTUART by BEAMS
東京都渋谷区神宮前3-24-7 3F
会期●2013年4月12日金曜日ー24日水曜日 11:00-20:00
4月18日木曜日定休日 4月24日水曜日18時迄

ミック・イタヤが、「TOKYO CULTUART by BEAMS」と、ハイデザイン、ハイパフォーマンスのサイクリングジャージを生み出す「TAUGE」の共同企画「TAUGE+ARTIST展」に参加します。

参加アーティスト●赤津ミワコ/エンライトメント/川上俊artless/グルーヴィジョンズ/ゴッホ今泉/鈴木直之/テイ・トウワ/東泉一郎/ミック・イタヤ/山本哲郎PLANT

http://www.tauge.jp/
http://www.beams.co.jp/labels/detail/tokyo-cultuart

PICTURE DIARY 0804MO2013

PD20130408s
お釈迦さまの生まれた日。灌仏会。近在の寺を訪ねてみる。檀家の人々の歌声が本堂の中から聞こえて来る。門をくぐり、花御堂に安置をする誕生仏に、仏の産湯、五香水を灌ぎかける。お坊さんの出してくれた甘茶をいただくが、その甘味と言ったら他にはない。歌声と甘茶と色とりどりの花に囲まれた誕生仏。日の光がより眩しく気持ちの良い、昼下がりの散歩道。

PICTURE DIARY 0704SU2013

PD210130407s
HOT FUDGEの二人が「熱溶甘旨」と言うタイトルの素敵なジンを送ってくれた。貴重なエディションのうちの一冊。二人とは世代を超えた同類項が沢山ある。HOT FUDGEの二人にしか表すことの出来ないPOP感、浮遊感、時代感。自由が丘のギャラリーでHOT FUDGEが参加しているグループ展「版-edition-」を見に行く。カラリとした作風は会場を明るくして、と同時に懐かしく不思議な陰りを漂わせている。ぼくの美大生時代のほとんどを過ごした街、福生の乾いたニオイがする。還るべき懐かしいという感覚でもなく、振り切ろうとする幻でもない、永遠の通過。ぼくにとっては日本とアメリカと微かなヨーロッパが、ゆらゆらと混ざり合いゆらめき立ち、包み込むような陽炎の時代。その後の全ての住み処がそうであるように、社会の実際から隔離した特別な世界。住むことの、生活することの現実と現実感から、空想やイメージまでのスピードのある解離と融合が繰り返されるファンタジア。

PICTURE DIARY 0604SA2013

PD20130406s
一日雨、嵐のように。アトリエと接した裏手の隣家が空地になり、久しく時が経つ。夏には盛大に青草等が繁り、秋の終わりには刈られて冬枯れ、今、この春になり少しずつ雑草が育ち始めている。その隅のコンクリートの塀の脇の朝日の当たる一角に、明るく晴れやかな青紫色の花が咲くのを何日か前に目にとめ、気にかけている。何と言う名の植物なのだろうか、空地の道路側には、ロープが張られてその花に近付くことは出来ない。歩いて、自転車で、車で、道を行くたびに花を見ながら通り過ぎる。今日も車で通りかかると、雨に濡れた明るい青紫色のその花は、より明るく生き生きとした色彩になっている。「ヘイワキムラサキソウ」。勝手に名付けてつぶやいてみる。「ヘイワ、ムラサキソウ」。美しい草花を見ると、あるいは見ながら、ぼくはいつも願い、祈る。平和な一日であるように、平和な世界でありますように。住宅地の一角の荒れた空地の自然な土の上に、名も知らない雑草のような姿の美しい花。その名前を調べることはなく自分で名をつける。

PICTURE DIARY 0504FR2013

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助手Aに故郷のご母堂より小包が届く。食料でいっぱい。ぶんたん、いちご、野菜、羊羮、中に何が入っているのかお楽しみだが、箱から出してアトリエの皆でと言って揚々と分けてくれたものを見ると、バラエティーに富んでいる。きっと幼時からの好物や、季節の物、これを食べると体に良いと思われる物、故郷を離れて独り暮らしをする愛娘を想うご母堂のお気持ちが包からあふれて、息苦しいほど。しかとお預かりいたしますとの気構えを新にする。助手Aの生来の野生を大切にして、どこへ行っても自分らしく伸び伸びと生きられるように。

NEWS-檀れい 名匠の里紀行 手わざ恋々和美巡り

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
ミック・イタヤがデザインするSUZUMO CHOCHINがBS日テレ壇れいさんの番組で取り上げられました。
4月7日の放送では茨城県水戸市にフォーカスした職人の手技が紹介されます。
鈴木茂兵衛商店 鈴木隆太郎社長 以下、由元君平氏、スタッフの皆様と共に、イタヤ本人も出演いたしますのでぜひご覧ください。

■ 放送日
BS日テレ 檀れい名匠の里紀行 茨城・水戸…黄門様ゆかりの技
4月7日 日曜日 22:00ー22:54

http://www.bs4.jp/programschedule/detail/detail_pc_201328674.html

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NHK WORLD「Artisan×Designer#1未来を照す遊び心」をストリーミング放送で視聴する。丁寧な、良い番組になっていたと思う。不思議な部分はあるが面白可笑しく楽しめた。番組制作スタッフの皆さんの気持ちも充分に伝わる内容だった。未来を照す灯り、遊び心が生む未来。すずも提灯の灯りがぼくたちの行く手を照らしている。

PICTURE DIARY 0304WE2013

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TAUGEのTシャツ、白地に2羽の白い鳩のプリント、良い感じ。来週12日からバイクジャージの展覧会が始まるので、その販売用なのだが、Tシャツはバイクジャージのデザインを基本にしている。バイクジャージそのものは自分で着用する前提でダークブルーの地に白の鳩柄とし、星を体側面に配列、クールかつスマートな印象。こちらの仕上がりは展覧会直前になるそうだが、早く着てみたい。TYGのS氏とはロードバイクの話題が尽きない。青森で予定しているクロマニアと言うクロモリフレームのロードバイクイベントのことや、ヴィンテージバイクのことなどひとしきり。とにかく自転車の起承転結が好きなのである。人と道具、運動能力、速度、限界、衣装、食事も含めたそれらの総合的な美。あらゆる点で面白い。自転車の周辺には興味深い事柄が数多く、自転車が単なるブームではなく、生活と文化にしっかりと根を張って行けるようになると素敵だ。

PICTURE DIARY 0204TU2013

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ほぼ一日雨。桜の木の下は淡いサクラ色の絨毯が敷き詰められて、訪れる者の無い宴は雨の歌声を聴く。長命寺桜もちをいただく。桜葉の三枚に包まれたものをがぶりとやる。好みで一枚であったり、全部はずしたり、あるいは、もちを片手に桜葉のみを食むと言うような、色々な食べ方があるようだ。しかし、勢い込んで桜葉を全部付けたままがぶりは塩辛い。自分好みを見付けるのが楽しい。助手Aは、はずして皿に残した桜葉数枚を次々と食べて気持ちが悪いと言う。無謀である。

PICTURE DIARY 0104MO2013


エイプリルフール。その意味では特に何事もなく平和な一日。久し振りに近所の公園を歩いて、こんなに大きな桜の木があったかと驚く。小豆と蓮の実を少量の塩を入れて炊いたものを食べて、こんなに身体の奥にまで浸みる美味しいものがあるものか、と喜ぶ。星のアトリエの皆も大好き。小澤征爾氏が水戸芸術館の館長に就任すると知り、心より嬉しい。デザインタイドトーキョー解散を知らせる書状。残念ではあるけれど、新しい何かの始まりを感じる。三年間すずも提灯で本当にお世話になりました。感謝。

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代謝の時期。身体の中の古いものや、頭の中の古いものが新しいものに入れ代わる時節。

PICTURE DIARY 3003SA2013


白い薔薇の花びらの中心は、白い花びらの重なりの密度が高くクリーム色になって見える。その様子はまるで薔薇の花の真ん中に灯りが仕込まれているように見える。薔薇の花の灯り。照明器具のように花瓶に入って卓上を明るくする。部屋を、表情を輝かす。微かな香りで誘惑し葉を広げて招くような、こういう灯りを作ることが出来ないかなと思うが、白昼を、暗闇を照すこれ以上の灯りがあるものとも思えない。自然は凄い。

PICTURE DIARY 2903FR2013


山本寛斎さんのKANSAI YAMAMOTO「HELLO JAPAN!!」。20年振りになると言うコレクションを見る。六本木ブルーシアターにて。1時間30分に及ぶショーは、寛斎さんの40年間の活動をダイジェストしながら進行する。1971年の「KANSAI IN LONDON」、日本人としては初のロンドンでのファッションショーの様子と、そこで発表された凧絵のドレス。1973年、DAVID BOWIEがALLADIN SANE TOURで着用した衣装「TOKYO POP」や、さらにJOHN LENNONが愛用したスカジャンなどをステージで改めて紹介しながら、近藤等則氏の生演奏、トランペットソロに乗せて新しいコレクションが披露される。先に中国でのショーで発表されたものだ。ダンスや太極拳を演出に採り入れ、まさにFASHION ENTERTAINMENTと称するにふさわしい。寛斎さんのエネルギーは凄い、このような先達がいらっしゃるので頼もしい。美に対する希求心、人間の力を信じる気持ちが強力な推進力となっている。

NEWS-NHK WORLD「Artisan x Designer #01未来を照らす遊び心」


NHK WORLD「Artisan x Designer #01未来を照らす遊び心」

ミック・イタヤがデザインするSUZUMO CHOCHINが海外向け放送、NHK WORLD「Artisan×Designer」で取り上げられ、30分程の番組として制作されました。
3日の夜から数回、日本でもインターネットを通じて視聴することが出来ます。英語の吹き替えですが、幼馴染みの鈴木茂兵衛商店 鈴木隆太郎社長、由元君平氏と共に、イタヤ本人も出演しますのでぜひご覧下さい。

◆放送日時
4月3日 水曜日
 23:30〜23:58
4月4日 木曜日
 3:30〜3:58
 7:30〜7:58
 11:30〜11:58
 15:30〜15:58
 19:30〜19:58
※ 日本時間で、3日、23:30から4時間おきに6回の放送です。

◆視聴方法
海外でのみ放送されている番組のため、視聴方法は以下の2通りです。

■NHK WORLDのホームページよりストリーミング放送
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/index.html
画面右上の【NOW ON AIR】で視ることが出来ます。

■ケータイ端末、Andoroidやiphoneの無料アプリで「NHK world」をダウンロードして視聴出来ます。
http://www3.nhk.o r.jp/nhkworld/app/info/index_jp.html

◆番組ホームページ
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/english/tv/artisan/index.html

PICTURE DIARY 2803TH2013


区役所と銀行へ。お昼にと入ったレストラン街のお寿司屋さん、パッと入って、パッと食べて、パッと出ようと思ったのだが、遅い上に注文を間違えて。どんな時でも帰るところが在るものだと思う。ただいま、と言って、お帰りなさい、と言われるような雰囲気。訪ねるとほっと安心するような気持ちになる場所。自分に相応しい場所。そんなもてなしの。

PICTURE DIARY 2703WE2013


昨日も今日も何となくてんてこ舞いな一日。予定していたことが少し遅れたので全てのことに歪みが現れる。歪んだ形を直すには、歪みを与えることの何倍ものエネルギーが必要になるものだ。あることが1時間遅れたばかりに全体がギクシャクとコントロール出来なくなり、1日、3日、1週間と乱れることがある。治まりがどのようにつけられるか、真価が問われるところ。真価が問われる遅れというのは困ったこと、ことの形を変え、整えなければならないものだから。何にせよ、ぎりぎりは良くない。あらゆる点で余裕を持ち充分な計画を立てて臨むのが良いこと。出来る人と出来ない人の分かれ目はイメージのはっきりとした計画性があるかどうか。予定に多少の狂いが生まれたくらいであたふたするなどもっての他。あらゆることに自然な態度で接し真心で応える、これが基本だけど、創造性に溢れた生き物と接するというのは、簡単に思えることほど難しい。難しいからこそ軽やかにと思う。

PICTURE DIARY 2603TU2013


原宿での打ち合わせの帰り道、大住氏と渋谷ヒカリエまで歩いてお茶にする。白玉小豆と日本茶。渋谷駅を上から見下ろしながら話。服飾のことや、コンピューターネットワークのことなどひとしきり。渋谷も様子がだいぶ変わって行くだろう。上の方から見ていると、地上からはわからない時間の停滞と流れが見えるような気がする。星のアトリエの皆が誕生日を祝ってくれる。皆が揃うのが今日だったのでディレイ。

PICTURE DIARY 2503MO2013


外に出ずに籠った日が続く。ESTNATIONへ手鏡の納品。助手Aに全店を回ってもらう。大荷物で行商に行く人の様子。頼もしい。福助×more treesの靴下企画第二回。一回目が好評なので二回目が出来る。素敵滅法。集中して考え、作業、作画する。出向き、顔を出したい催しが幾つかあるのだが、とても外に出る時間は作ることは出来ない。選ばれた、するべきことをするのみ。

PICTURE DIARY 2403SU2013


脳の1%も使っていないような気がするんだ。見るものや聞くものや五感で感じるものの全てと、その意味が解らない。ただ見えて聞こえて味わえて触れて嗅げる。とても素晴らしい。だけどもっと感じたい、知りたい。後の99%を使うとどうなるのだろうか。見たものそのものになる、聞いたものそのものになる、味わうものそのものになる、触れたものそのものになる、嗅いだものそのものになる。つまり、距離が無くなる。困るな。

PICTURE DIARY 2303SA2013


桜が一気に満開。夜になって街に出たが、目黒川辺りはもちろん、こんなにあちらこちらに桜の木があったかと驚くほど、桜の花が咲く。花は咲けば必ず散るのだが、桜の花の散る美しさには比類がない。美の捉え方にも依ることであろうが、散る美しさを経過として見る。

PICTURE DIARY 2203FR2013


実家の母に会いに帰る。お彼岸のお墓参り。母とご先祖様方に挨拶。誕生日は感謝の日。