PICTURE DIARY 1304SA2013

PD20130413s
庭の草木の手入れをする。団子虫などが体を丸めて転がり出る。手水鉢が汚れていると鳥が来ない。綺麗になっていると水浴びにやって来る。白金のCoolie’s Creekへ忌野清志郎追悼展「愛し合っているか〜い?」第四回の作品搬入。直前までは天使の羽の作品にしようと思い、飾ってあった星のアトリエの壁から下ろして箱に納め、梱包も済ませて、空いた壁面にこの作品にしようと決めていた絵を保管場所から持ち出し、壁に架けて見て、こちらの絵の方が相応しいと気付く。1999年に京都の展覧会でライブペインティングをして、そのまま会場となったCLUB METROに飾られていた、ライブで描いた数点のシリーズ作品のうちの一つ、「IKAROS STAGE STAR」。約10年もの間クラブの音や人いきれを感じ、まみれて、近年になって初めてアトリエに来ることになった作品だ。全くと言っていいほどひっそりとした佇まいはなく、単純なのに騒がしい。画面の汚れのように見えるところは煩悩の果てとも言うべきか。クラブにたむろした天使たちや悪魔の加筆とも言えるかも知れない。壁に架けたこの絵をしばらく眺めているうちに、清志郎さんの愛する、愛される心や歌や姿がオーバーラップするような気がした。Coolie’sへ運ぶ。ケンさんがいつもの笑顔で迎えてくれる。

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