PICTURE DIARY 0706TU2016
日本橋三越、撤収は速い。またよろしく。星のアトリエの窓辺に網を張り、ゴーヤの弦を這わせる用意。夏の強い陽射しに備えて工夫。
日本橋三越、撤収は速い。またよろしく。星のアトリエの窓辺に網を張り、ゴーヤの弦を這わせる用意。夏の強い陽射しに備えて工夫。
夕方、星のアトリエの塀の上を猫が歩いて、竹薮の中に潜り込んで行くのを見た。夜になって猫同士が争うような声がするので、この季節の縄張り争いだろうと思ったが、余りに激しく異様なうなり声に驚き、玄関からサンルームを走り抜け、庭 […]
昨年、コンサートで手に入れることの出来なかった、清水靖晃&サキソフォネッツのCDアルバム、ゴルトベルク・ヴァリエーションズを買う。物凄く聴きたいと感じるこの季節。何時何回聴いても。
目黒、十四世喜多六平太記念能楽堂、喜多流燦ノ会公演。番組、「高砂」、狂言「清水」、「桜川」。ゆっくりとした流れに、日々の喧騒と忙しさを忘れ、祖先が辿った道のりを想う。世の本質の揺るぎのない真理に腰が据わる。まだ若い世代の […]
東京ビッグサイト、interiorlifestyleTOKYO。面白いものがたくさんあり過ぎて、目に止まったものだけを見る。展示品の中でも数は少ないが、セラミック、カーボン、照明器具が気になる。単一性の高いシンプルな存在 […]
年長のべらんめぇな隣人が、小さなスコップを片手に向日葵の芽が出たと喜んでいる。若い頃は足下の雑草など蹴散らしていたものだが、今では雑草も愛らしく愛しいと言って目を細めている。人は変わるものだ。
日本橋三越のミラーズポップアップショップ、販売に立つ。偶然にくまもんを造る人がいらして、初めましてと立ち話する。ディスプレイ用に置いたスターピッドを気に入って、可愛いと誉めてくれた。着ぐるみの専門家なので、スターピッドで […]
森に行きたい。
新聞社の取材。インタビューを受けながら、多岐に渡る仕事の自分であること以外に脈絡の見えないような、捉え所の困難な様は、類例に乏しいと呆れもし誇らしくもある。多くのジャンル、カテゴリーを縦横するスタイルは、今までもそう、こ […]
smell barでTHE ROCK IN LONDON 70、8ミリフィルムの上映会。70年代初頭のロンドンが屈託無く活写され惹き付ける。ワイト島のフェスティバルのバックステージを基軸に、断片的なシーンが行き当たりに任 […]
前を向いて淡々と、少しずつでも盛り上げることだけをする大事。いつも間に合う状態の大切。
太陽と鳥と花。それぞれの命の輝き。本質と役割と結果。心と人と美。そういう人生を表す言葉と絵。
お国柄とオーケストラについて思う。以前、若い頃フィンランドで指揮を学び、シベリウスに心酔した日本人指揮者がイタリアに招かれ、意気揚々とシベリウスを振り、大失敗した話を聞いた。北のシベリウスのひんやりとしたクールな落ち着と […]
一日絵を描く日。小さな絵だが25枚描く。太陽と鳥と花、それらのことを想いながら、丹念に、しかし素早く描く。速度は大切だ、僕らは速度の中に生きているから。ゆっくりと感じる速さもあれば、速いと感じるゆっくりもある。単なる気分 […]
朝から庭師入る。虫で弱っていた梅の木に力が付き、大分実がなる。B社の内覧会へ。BLM*のブースも展開していただき、コレクションのイメージ画を3点飾る。夜、閉店後の日本橋三越でポップアップショップの搬入と設営。猫をテーマに […]
水彩の、非常に淡い、繊細な色調。目に嬉しく、気持ちが好い。竹の軸、獣毛の筆先、手漉きの水彩紙、自然の顔料。描く人の心持ちがそこにある。心を伝え、遺すに相応しい有り様。
周りには素敵な人や物、出来事がたくさんある。一日の終わりに日記を記そうとすると、それら有形無形の素敵が、日常生活の中で強い引力を持つ森羅万象、有象無象の陰から顔を覗かせている。ちゃんと気が付くように。きちんと心に届くよう […]
玄関先の六輪の薔薇の鉢植えをアトリエの中に入れて写生する。切り花にはない力感、生命力を感じてわくわくする。土から生え出して成長する当たり前が凄い。人もそうありたい。
星のアトリエに咲く薔薇が六輪、ブーケのように固まって咲いている。朝な夕な見る度に愛おしい。小さな庭も庭らしく、可憐な花が咲けば楽しく安らぐ。毎朝仕事に入る前に手水の水を代え、張った水に手を合わせ礼をして、掃き掃除から一日 […]
空地の草取りをしたら夢中になり、腰を屈めた姿勢で体が固まりそうになって、背伸びする。見上げると晴天の爽やかな五月の風が路地を、広場を渡り、顔や手や、髪をくすぐる。同じように居合わせたお隣の奥さんと日が長くなりましたね、と […]
尊敬する人の話を聞く。考え方の角度と距離が独特で気持ちが良い。
夕方近くまで雨。土はたっぷりと水を含んだ。午後の打ち合わせのために、頭の中で漠然と自由に遊ばせていた印象的な物事をまとめに入る。きちんとまとめることをせず打ち合わせを進めながら探り、皆の反応を見、確かめ、意見を取り入れな […]
昨日、イングランドプレミアリーグのシーズンが終了し、移籍や引退する選手が発表されたり、取り沙汰されたりし始める。チェコのロシッキーはアーセナルを退団する、チェルシーのセンターバック、テリーはどうするのだろうか、残るだろう […]
初めて行く居酒屋の入口で鴨居に頭を打ち、ゴンという音に店がほんの一瞬静かになった。勘定を済ませた帰り際に、頭にお気をつけてお帰りください!とカウンターの板前さんから声がかかって笑った。忘れてもらえない客になりそう。
神戸。BEAMS LIGHTSでのMIC*ITAYA POP UP SHOPイベント。関西の友人知人が駆け付けてくれ、心底ありがたい。新しい出会いや、ショップスタッフの皆が盛り上げ、助けてくれて盛況のうちに終了する。
助手Aとペットショップに入る。入口で別れ、猫用の砂を買い、ケージの中の犬や猫たちでも眺めているかと思い、店内を探したが見当たらない。先に駐車場の車に荷物を運び、店に探しに戻る途中で「おいてけぼりになった」、と言いながら前 […]
冬の間のゼラニウム、温室のように過ごした部屋の中から外に出す。小さな庭の片隅に植えたイチゴの、たった一粒だけ付いた実をいただく。少し苦いような酸っぱいような微かな甘さがある。この頃の気分のように。
福助の展示会。商品が充実を深めている。お世話になった公報のS女史、退任することになり最後の展示会。クリスチャン ルブタンの展示会。興味深いアーティスティック。今日は足元の日。
音符のアクセサリーをデザインする。同じパーツでチャーム、ネックレス、ブローチ、リング、バングルに。
長い連休明けの月曜日、張り切って仕事する。面白いもので、アイデアがポンポンと弾けるように湧く時間帯がある。気力とか体力とか精神力とかが、ある臨界点で調和する感覚。ずっと続いて欲しいと思う。例えば朝日が水平線から顔を出す瞬 […]
服の虫干しをする。光と風を受け、はらんで服が軽くなる。夕方、助手Aと新宿伊勢丹のミラーズポップアップショップの搬出をする。鈴木茂兵衛商店、すずも提灯も今日搬出なのでお互いエールの交換。
新宿伊勢丹ミラーズ応援販売。貴重な体験。帰りにS堂で額とスケッチブック、ポートフォリオのファイルなど。額は取り寄せ、スケッチブックはレジが長蛇の列で諦め、空いていた別フロアのファイルだけ買う。どのフロアで精算しても良いシ […]
気が付くと猫背になっている。仕事柄姿勢がどうにも猫になる。猫に対して親近感を持つ理由のうちの一つである。背筋を伸ばすと気持ちがいい。背骨に気が通り呼吸が深くなる。絵を描くには呼吸が大切なので深い呼吸は絵を整える。線を引く […]
予定されていたベレゾフスキーが体調不良で来日せず、代わりにフランス期待の若きレミ・ジュニエが立つ。ベートーヴェンの月光、日本人が荒城の月を歌うようにフランスの月光を奏でる。美しい解釈だ。
東京国際フォーラムへ。ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン。ルネサンスの歌と合唱を小さなホールで聴く。親密な空気が音楽を面白くする。
星のアトリエの鉢植えの薔薇が咲いた。蕾が膨らんでいつ弾けるかと思っていた。蕾が赤だったので、去年咲いた薔薇は赤だったかな、と何となく考えていたが、今日可憐なオレンジ色の薔薇を見て、オレンジ色だったのを思い出す。本当に僕の […]
以前、星のアトリエに籍を置いていたM夫人が、結婚記念日とお坊ちゃんの七五三を兼ねて、こどもの日が近いこともあり、好物のお菓子など持ち遊びに来てくれる。お坊ちゃんは食べやすいように、助手Aがひとくち大に切り分けた柏餅を、な […]
手紙を書いていたら夜になり、本局の窓口へ持って行き82円切手を買うのだが、結構人が並んでいて時間がかかる。切手を買うときに適当な記念切手があればと思っていたが、夜間の窓口で82円切手の種類を訊ねるのも迷惑なことと、なすが […]
叔父を訪ねる。漢文に傾倒した経緯を伺う。戦前、戦中、戦後にかけての動乱の時代、漢文を学問した亡父と叔父、今では当時をにこやかに語る顔だが、遠くを見るように時折煙る様子は、並みではない労苦があったと想像する。漢書を中心に、 […]
BEAMS JAPANのリニューアルオープニングレセプションへ。Yチーフ、助手Aと共に。多くの招待客で賑わい、各フロアごとに趣向を凝らしたおもてなし。日本をテーマにしたクールなスーベニアショップ。一階のスペース中央で迎え […]
エピソード。バンドミラーを見ている女性がいる。ハート型に四つ葉のクローバーのデザインを見て、どんな意味があるのですか?と訊ねるので、見付けましたね、そのままの意味ですよ、幸せやラッキーという。子供の頃、野原で四つ葉のクロ […]
何だか土曜日のような気がする日。作品の保証書にサインをする。長い間履くことの無かったアディダスのスニーカーを掃除する。もしかすると歩いているうちにバラバラになるかも知れない。大好きな枇杷を食べてリラックスする。体をマッサ […]
幼少の頃、母方の田舎で大きな足長蜂におでこを刺されて以来、一番の苦手と言えば蜂である。真昼の縁側での出来事で、まだまだ元気だったひい祖母さんが、殺虫剤の噴霧器を構えて、敵討ちとばかりに、蜂に向かって行く姿を今も鮮明に思い […]
新国立東京美術館へ。中学高校時代の友人が所属する光風会の展覧会を見る。それぞれの作品から真摯に絵に取り組む姿勢が伝わって来て文字通り春風のように清々しい。皆大きな作品なのには驚いた。MIYAKE ISSEY展を見る。多摩 […]
0歳の時に口に含んだセルロイドのアヒルの人形のくちばしが持つ流線形。3歳の時に父の膝の上で眺めていたペン先から現れるインクの線。5歳の時に幼稚園入園で拒否した黄色い帽子とカバン。7歳の時に夢中になった投げ打ち走り捕球する […]
自分にしか出来ないことを考える。その場で何を思い付くか。皆が喜べることとは。コンプレックスを無くすには。自分に合ったものを選ぶ。今日断片的に思い浮かんだこと。
原宿と渋谷の間の明治通りで、車と車が衝突する事故を見た。信号待ちで数台前の乗用車がおもむろにUターンをして、ターンしきれずに止まった所へ、駐車していた乗用車が後方を確認せずにバックして来てぶつかった。バコクシャーン!と言 […]
パーキングエリアで何を食べるか楽しみだ。最近リニューアルオープンして都内、近郊などの有名飲食店が出店している。ラーメン、トンカツ、親子丼、焼鳥、蕎麦、イタリアン、ベーカリーなどが軒を並べる。各店に共通しているのは、必ずと […]
キャンバスに面相筆と墨で描く。墨の薫りが良い。庭師が、冬が暖かかったせいかいつもの年より三週間早く虫が付くと言う。親指の爪ほどの大きさの黄金虫が、手水の中で仰向けにもがいている。手を差し伸べると、がっちりと指先にしがみ付 […]
夢中になっていてつい昼食の時間が遅くなる。空腹を抱えて行き付けの店を目指すが、外の黒板に臨時の早仕舞い。ラストオーダー3分過ぎ。何か食べさせてと言ってみたが、いつものアボ豆腐ですよね、玄米が無いんですよー、との宣告。いた […]