10月 2014

PICTURE DIARY 3010TH2014

夕刻、金子國義展「ダンディズム」オープニングレセプション。関係者のみの小宴が開かれる由、昨夜の連絡でご招待をいただいた。金子先生はお見かけしたことはあっても、お話しする機会を得ることはなく、とても楽しみに参じた。展覧会場 […]

PICTURE DIARY 2910WE2014

今日の一言「謙虚」。

PICTURE DIARY 2810TU2014

確か日韓ワールドカップの時に、スペイン代表のゴールキーパーが浴室で香水瓶を足の上に落として指を骨折し、出場出来ないということがあったと思う。今夜バスローブを着たぼくは、右手に持った着替えなどに気を取られた隙に、左腕に抱え […]

PICTURE DIARY 2710MO2014

夜になって強い風が吹いている。一日を思い返してみると、まるでデザートが晩餐を決定付けるかのように、窓の外を吹き荒ぶ風が一日を象徴する。穏やかな幕開けの麗らかな前菜の朝、パッと心や体を温めるスープの午前、ガッツリとした力強 […]

PICTURE DIARY 2610SU2014

今日は綺麗な生地を沢山見たので嬉しい。このところのぼくには喜びが足りないと思うところであったので、無条件で笑みが零れるような美しいものに接すると、例えそれが生地の端切れであったとしても心の底から生き生きとする。東京の比較 […]

PICTURE DIARY 2510SA2014

12月から来年3月、冬から春にかけて展覧会が2つ続く。土台に柱は立っているが、骨組みや枠組み材料、その他の部分をどのように組み立てるかは漂わせている。設計図を描いては丸める毎日。

PICTURE DIARY 2410FR2014

敵の定かではない戦いの中で平和を貪る。あるいは平和に見える戦争。表現や画想を練る上で、現在や現実の角度を変えて投影する思考と作業。たった今の、この世界の全ては目の前にある白い紙の白の中で、完全が不完全に、不完全が完全にな […]

PICTURE DIARY 2310TH2014

CLUB KINGからDICTIONARYが送られて来た。160号、創刊26年になると言うコメントと、サポートを依頼するレターが添えられていた。FREE PAPERとしての26年は凄い。桑原茂一氏の代表的な仕事は数々ある […]

PICTURE DIARY 2210WE2014

午前11時、赤坂一ツ木通りWA SPACEへ。SUZUMO CHOCHIN展示販売イベント最終日、日本テレビ「ぶらり途中下車の旅」の取材。事前ミーティングで秘密だった旅人と出会う。あ、なるほど、という人物。鈴木茂兵衛商店 […]

PICTURE DIARY 2110TU2014

PETER’S GALLERY、森本美由紀回顧展。墨汁と筆のスタイル画がチャーミング。製作中の映像や愛用の画材なども展示され、主催者の気持ちがこめられて宝石のような展覧会。実現に奔走された皆さんに心からのあり […]

NEWS-ライオンまたまた出没中!

日本橋三越本店で始まった創業祭。 今年は三越のシンボル、ライオン像の設置から100周年に当たり 本館や新館の各所では 三越のライオン像生誕100歳をお祝いして ライオンづくしの商品のお披露目や催しが開かれ 大変な賑わいを […]

PICTURE DIARY 2010MO2014

11月末、三渓園で予定されているSUZUMO CHOCHINが参加する展示販売会の打合せ。ギャラリーつついさん、鈴木茂兵衛商店の皆さんと。合間、明後日WA SPACEで展示中のSUZUMO CHOCHINを取材に来る「ぶ […]

PICTURE DIARY 1910SU2014

夕方になって買い物などに出かけるが、午後の大半は自分の内側への大切な旅。そんな時のぼくはどうやら怖い顔をしているらしく、呆れられたり笑われたりする。不本意。

PICTURE DIARY 1810SA2014

ゆっくり眠ってゆっくり起きる。土曜日は心身の休養のために使う。いつも考えること。気に病むような物事の多い毎日の生活のなかで、絵を描く仕事の基本は見ることだ。見て感じたことを自分なりに、自分にも人々にも見えるものとして表す […]

PICTURE DIARY 1710FR2014

午後、渋谷でミーティング。東急本店から東急ハンズ、パルコ前の公園通りを横切り、タワーレコードの交差点をファイアストリートの方へ歩く。時間帯にしては人通りは少なく、皆ゆっくり歩いている。かつてパルコ周辺の賑わいは眩しいもの […]

PICTURE DIARY 1610TH2014

dip in the poolの甲田さんと木村氏に会う。久し振りだが相変わらず麗しいお二人。音楽の話など。人は宝と言うけれど、本当にその通り。何かしようと思う時、そうでない時、力になってくれる人がいる。長い付き合い、それ […]

PICTURE DIARY 1510WE2014

久し振りに中国古式の体操をしてみた。体のあちらこちらをくまなく動かすが、ツボへの刺激と連動していて、体がすぐに暖まり心地好い。だが、普段あまり動かさないところ、動かさない動かし方に体の隅々が小さな悲鳴を上げる。たっぷり3 […]

PICTURE DIARY 1410TU2014

今更ながらに、何でも自分がいいと思うように事が運ばないと厭だという、子供じみた考えに支配されて困る。そんな頑固な性格を知っていて、なおのことどうにもならないでいる。頑固ではなく「頑柔」ぐらいでひとつ。

PICTURE DIARY 1310MO2014

ミラーポーチ用の生地を探しに街へ出る。輸入の生地で素敵なものを見付けて嬉しくなる。昼食は、騒がしい街を離れ、ホテルの中華料理屋で飲茶と野菜つゆそばにする。茶の係が入れるジャスミン茶がとてもふくよかで美味しい。つゆそばのス […]

NEWS-ライオンランジェリーポーチ

10月22日 水曜日より日本橋三越本店にて三越のシンボル、ライオン像の設置から100周年記念の創業祭が始まります。 本館3階のインティメイトサロン/婦人肌着売場では ミック・イタヤがデザインしたライオン刺繍ランジェリーポ […]

PICTURE DIARY 1210SU2014

自然の美しさと人間の素晴らしさをどう描く。自然の力と人間の愚かさをどう描く。

PICTURE DIARY 1110SA2014

今日はアーモンドを2袋買う。ここのところの朝のメニューにはローストしたアーモンドを欠かさない。アーモンドチョコレートが大好きで、あのカリッという歯応えがたまらないものなのだが、チョコレートを食べ続けるわけにもいかない。オ […]

PICTURE DIARY 1010FR2014

GONTITIのダブル還暦コンサート。東京国際フォーラムホールC。GONTITIを愛する多くの友人知人に会う。三上さん、松村さんと出会い、本当にありがとうという気持ち。節目の記念コンサートのステージ美術を任せてもらえて感 […]

PICTURE DIARY 0910TH2014

B社でミーティングがあり、そのまま「ニッポン戦後サブカルチャー史」打ち上げに行く。お世話になったスタッフの皆さんにご挨拶。宮沢章夫氏とは久し振りに会う。変わらず飄々とあたたかい。宮沢氏は多摩美の2つ後輩で、その1つ下に竹 […]

PICTURE DIARY 0810WE2014

夕暮れ時、見事な満月が東の空にある。公園の大きな背の高い樹々の向こうに、さらにナイトゲームの草野球の歓声の向こうに、ゆったりと円い。数人の女子高生たちが、めいめいにスマートホンを構えて撮影しながら今夜の皆既月食の噂をして […]

PICTURE DIARY 0710TU2014

夕方、仕事の気分転換にと、自由が丘の行き付けのケーキ屋さんへ行く。とは言えケーキはいただかずもっぱらお茶を。いつもミントティーをオーダーし、新鮮なミントをポットの中からスプーンで取り出して食べる。ぼくにとっては、お浸しの […]

PICTURE DIARY 0610MO2014

雨は昼過ぎまで降り続いた。台風が通り過ぎて陽が射した。午前中の薄暗さが幻のように消えて部屋を明るくする。落ち葉や千切れた小枝が路上に点在する。嵐の後の街はいつもと違う空気になる。入れ換わった新しい街の空気。雨が洗い風が吹 […]

PICTURE DIARY 0510SU2014

台風の影響で一日中雨が降り続く。子供だったぼくに対して影響を与えたのは、いつも何かしら物を作る人だったことを思い出す。間断のない雨音を聞きながらぼんやりとしていると、小さい頃の記憶のかけらがふと浮かび上がる。道を隔てた斜 […]

PICTURE DIARY 0410SA2014

赤坂一ツ木通り裏手のショップ、WA SPACEへ。SUZUMO CHOCHINの展示販売会。2時からシャンパンパーティーが開かれる。水戸から若き二人のスタッフも駆け付けて頼もしい限り。オーナーがアメリカの方なので、外国の […]

NEWS-BEAMS LIGHTS with MIC*ITAYA 2014-15AW STORY BOOK

BEAMS LIGHTS with MIC*ITAYA 2014-15 Autumn/Winter Collection STORY BOOK Vol.06 140x100mm / Colour Copy Print / […]

PICTURE DIARY 0310FR2014

10月の真夏日。星のアトリエ2階のシャンデリアルームから1階のワークルーム兼資料室へ、デザインのポートフォリオなどを移動する。何往復しただろう。汗ばむ。

PICTURE DIARY 0210TH2014

女性用化粧ポーチをデザインしようとしているのだが、如何せん知識不足で苦慮している。どのような大きさでどのような形、どのような素材でどのような機能、バッグインバッグという位置付けも可能性があり、そして実際何を入れるのか。男 […]

PICTURE DIARY 0110WE2014

仕事場の一画に、無造作に置かれたグラフィックデザインのポートフォリオを整理しようかと思う。数十冊にもなるボリュームのそれらからセレクトした最新版を作ろうか。自選他薦、どのような1冊になるのか、何ページになるのか、今のとこ […]

PICTURE DIARY 3009TU2014

甘くない茹で小豆が好き、胡麻塩の玄米が好き、蜆の味噌汁にたっぷり葱を乗せたのが好き、古い梅干しと種の中の仁が好き、ほんの少しだけ好きな食べ物を書き出したけど、こういうものがいつでも気軽に食べられる食堂があるといいのに。

PICTURE DIARY 2909MO2014

ALギャラリーで佐藤亜土、ピエール・ポラン、両氏の展覧会が始まる。亜土さんは、70年代、ぼくらの世代のスーパースター。会場には9点の版画作品とポランさんの8点の椅子とテーブルがある。二人は同時代の息吹きを呼吸した友人であ […]

PICTURE DIARY 2809SU2014

日曜日。明日締め切りの絵を仕上げる。買い物がてらの散歩をする。本屋に寄って棚を見回し、目に付いた本を手に取り、適当なページを開いて少し見る、占いのように。元の場所に丁寧に戻す。商店街や住宅地の路地を歩いていると、右側と左 […]

PICTURE DIARY 2709SA2014

N夫妻は同郷の現代美術家である。銀座の画廊で夫君の展覧会を見て久方振りに話をした。閉廊間際に妻君も見えて旧交をあたためる。削ぎ落とした薄く平たい画面の作品の、優しく底知れない静けさは、まさしく彼のもの。見る者が得るものは […]

PICTURE DIARY 2609FR2014

本当に秋の空は芸術的だ。当たり前のことだが芸術を超えている。雲の重なりは信じられないくらい多種多様で、なぜこのような状態を生むのか。不思議な形状や、意図的に図形化したようなバランスを示したりする。傾きかけた太陽から西の方 […]

PICTURE DIARY 2509TH2014

ハンドミラーの納品は助手Aに任せて絵を描く。集中すると、あっという間に3時間が過ぎる。休憩する。雨になりそうだったが自転車に乗っていつもの遅い昼食。遅いほうが食堂はどこも空いていて好きだ。最近気に入りの玄米アボカド豆腐丼 […]

PICTURE DIARY 2409WE2014

鏡の天使。鏡を見ている私の肩越しに、一緒になって覗き込んでいるのだが、見ようとすると決まって見ることは出来ない。気配を感じて、肩口に目をやるとサッと身をかわして、目の端に鏡の中を素早く動くのが見えたような気がするのだが、 […]

PICTURE DIARY 2309TU2014

秋分の日。三越日本橋ライオン像100周年記念のチャリティイベント、Tote As Canvas製トートバッグにライオンの絵を描き始める。今日は下塗りで終了。10月22日水曜日から日本橋三越のスペースで1点3,000円で販 […]

PICTURE DIARY 2209MO2014

ぼんやりと空を見上げると、流れる雲が、筆で描いたようなタッチで奥深く。秋深い永遠の青空を背景に、ゆっくり形を変容させながら流れて消える。この全天の視界のぐるりの構図を描くことは出来ない。青空と雲と言う限り無く具象に近い抽 […]