PICTURE DIARY 2709SA2014

PD20140927s
N夫妻は同郷の現代美術家である。銀座の画廊で夫君の展覧会を見て久方振りに話をした。閉廊間際に妻君も見えて旧交をあたためる。削ぎ落とした薄く平たい画面の作品の、優しく底知れない静けさは、まさしく彼のもの。見る者が得るものは大きい。単純化されながらスケールの計り難い情緒のある力強さ。

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