PICTURE DIARY 2910MO2012


DESIGNTIDE TOKYO 2012、東京ミッドタウンホールへ搬入。暗室提灯と10種類のすずも提灯をディスプレイする。提灯の白は、会場全体のデザインにも合って良く映る。明日はオープニングレセプション。11月4日日曜日まで星のアトリエとの間を行ったり来たり。3年目の参加となる今年は、一つの区切りとなるよう気持ちを込めて。すずも提灯は、ほとんど全てが職人さんたちの手作りなので生産数も限られ、価格もそれなりのものになる。日本の風土が育んだと言える伝統のある工芸品、水戸の水府提灯に照明器具と言う新しい役割を見出だした。面白い仕事だが苦難も多い。これから5年10年と積み重ねて行く道程に仄かな光を織り込んで行く。地味で地道な作業をいとわずに。搬入を終えて、テーブルの上に並んだすずも提灯を見ながら考える。

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