PICTURE DIARY 2510TH2012
車のラジオから流れて来るクラシック音楽は、交響曲であれオペラであれピアノ、バイオリン、フルートその他何であれ、自分自身の耳が受け入れる余地が大きいと感じる。車のラジオから聞こえて来て好きになったクラシックの曲や番組は多い。しかし、だからと言って曲を用意し車載で聴くと何だかしっくりと来ないのは不思議だ。リズムが合わないと言うか、クラシック音楽独特の感情、情緒、そして何より可変的なテンポがドライブのドライブ感を違和感の多いものにする。車のドライブと音楽のドライブ感、これが一致しないとグルーブが出ない。ラジオから流れ出るクラシックは、多分放送用の音として圧縮されている分だけ、キラキラして聞こえるのだと思う。キラキラに慣れた耳にはクラシックにも充分にドライブ感を感じ、特別なフィルターで聴き拾うことが出来るのかと思う。