PICTURE DIARY 2207SU2012


昨日今日と休みを返上して仕事をしている。とは言っても決まった休みは無いのだが、短くても休暇を取ったところなのでその前後は忙しくなる。土曜か日曜のどちらかは完全休養日にしようと努力しているのだが、さらには週の半ばの水曜日も休みに出来れば良いと思うのだが、なかなかそうはならない。ともあれ、そんな休みを返上して、ハンドミラーのイベントショップのために手鏡作品のディスプレイをプランニングして製作する。大体において、頭で考えていることを頭から出して、ほんの少しでも現実のものにすると、それを呼び水にして次から次へと新しいアイデアが沸いて、それまで頭の中で組み立てていた計画とは大分違った意外な方向に進もうとすることが多い。だから、実のところ人にプランニングのスケッチや設計計画のようなものを見せるのは大変な危険行為だ。仕事を傍らで助けるスタッフはとても気が抜けないだろう。プランが刻一刻と変化するのだとしたら。プランの内容が昨日と今日では全然違うものになることもある。ぼくにとっては当然の変化なので、時としてどうとでも受けとれるような、出来るだけいい加減なスケッチやプランを出すようにしたらどうかななどと考えることもある。ぼくのことを元々いい加減なのだろうと思ってくれれば良いかも知れないと思うから。それにしても、ぼくはぼくで自分のアイデアによるプランの変化に驚いて、何とか自分が最初に提出したプランの通りにならないものか、などと考えるので本末転倒もはなはだしい。一度通過したところには絶対に戻ってはならない。これは掟だ。

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