PICTURE DIARY 1205SU2013

PD20130512s
母に感謝の日。星のアトリエの裏手の木が芽吹いて、大好きな芳香を漂わせている。パラパラと雨の降りだしたような音を立てるので、あれ?と思い、窓の外を見ると、白い小さな花が屋根に当たる音。香りが風に乗ってアトリエの中を吹き抜けて。昼頃、点検とタイヤの交換のために車を取りに来るが、代車が少しヤンチャな感じで面白い。代車にどんな車が来るのかいつも楽しみにしているのだが、今回も期待を裏切らず。2、3日のことなので、それに車で出掛ける用事もあまり無さそうなので、残念なような、安心するような。グランド・ピアノがやって来る。うやうやしく3人の屈強な男衆に伴われて。星のアトリエの中心に置く。星のアトリエは洋風の建物なので大黒柱が無く、グランド・ピアノが大黒柱、ヘソになった。この優美な、それでいて頑強な黒いオブジェの内には、星の数ほどの美しさが潜んでいて、呼び起こす人によって、変幻自在に現れたり、消えたりする。

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