PICTURE DIARY 1011SU2013

PD20131110s
ラジオを聞いていたら、没後30年となる「寺山修司」をテーマにして、三上博史氏がゲストに出ていた。最近はほとんど会うことがないのだが、番組司会の松尾貴史氏との会話の中で、大分前に芝浦のINKSTICKで会ったのが初めてでしたね、などと話すのを聞いて、それは三上氏と共に企画し芝浦のINKSTICKで開催したパフォーマンスイベントでのことではないかと思った。例えば、通常の出入口ではガラス扉の向こう側で裸の女性がシャワーを浴びており、観客の出入は出演者がメイクや着替えなどをしている楽屋口から、と言うような仕掛けの「前衛的」なライブで、今でも鮮やかに情景が目に浮かぶ。番組での松尾氏の司会振りも心なしか弾んでいて、気持ち良く、そしてどこか懐かしく聞いた。興味深い話しは尽きなく、番組中、三上氏が「寺山修司」の戯曲の一部を朗読したが、それは「抜群」に素晴らしかった。また聴きたい。

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