PICTURE DIARY 0507FR2013

PD20130705s
依頼のあった3枚の絵のために額を選ぶ。部屋や飾る場所の雰囲気がわからないので、3枚とも個性の強い額ではなく、言わば何にでも合うような無難な物を選ぼうと思っていた。3枚の作品サイズは同じだが、それぞれにタッチもイメージも異なる作品なので、乱暴だとは思いながら同じデザインの額にしようと探した。ところが額屋さんに行くと、これと思う額で、同じ大きさ、同じ仕様の物が3枚揃わない。来週月曜日には発送する予定を組んでいるので、取り寄せのための時間も無い。それではと、それぞれの絵にとって一番合う額を、依頼主の人柄や好みをしっかりと考えて、住環境や居室は想像して選ぶことにした。その方が楽しく美しい。当たり前のことに気が付いたり、物事がおさまりの良い所に落ち着くには、単純ではあるが、それなりの道筋があるものだ。

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