PICTURE DIARY 0301FR2014

PD20140103s
太陽が雲の上にあり、ときどき微笑むように顔を覗かせる。サアッと明るくなった室内の何を照らすのか見逃さない。その時に、ぼくの周囲で何が行われているのか素直に感じる。今日するべきことは何もしないこと。何もしないと決めていてもすることはあり、結果のことなど念頭になくとも実を結ぼうとして実を結ぶ。あるいは、何ごともなかったように目の前を過ぎて行く。呼び戻すこともなく追い求めることもなく。上空には夕映えの雲がゆっくりと移動しながら色を変えてゆく。細い月が、閉じた瞳のように昨日を今日を明日を思い描いている。

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