PICTURE DIARY 0109SA2012


若い友人の結婚式とパーティに招かれる。美しい新郎新婦の晴れ姿に瞳が潤む。自然な気持ちの行き届いたパーティで、心から和んだ。料理も程好く吟味されて、魚も肉も体におさまりが良かった。弦楽四重奏とピアノが、宴の空気を高い次元に運び調和していた。モーツアルトを中心に出過ぎず引っ込み過ぎず、宴の間いつも心地良い音を奏でていた。今朝方に、朝食を摂りながら聴いた曲が演奏されていて、なお良かった。モーツアルトの華やかな、ロマン派の当時のサロンもかくやと思わせる気持ちの通った演奏を感じることが出来た。アフターパーティで四重奏団をひきいたチェリスト氏と話をする機会を得て、氏も当時のサロンを想像して演奏したと伺い、嬉しい思いをした。四重奏が奏でられる中、演奏する皆さんの前を歩くことがあり、ひとつひとつの楽器の奏でる音が歩調に合わせて右から左へ、左から右へと変化するのを聴いて、こんな風に自由に場所や動きを選んで楽しむことの出来るサロン風の音楽会が出来たら素晴らしいと思った。若い二人の友人の結婚は、たくさんの物事を結びつける橋渡しをする。

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