PICTURE DIARY 0105TH2014

PD20140501s
まあ、大変な一日だった。もうすぐパーキングエリア、昼休憩を入れようかという高速道路の長い橋の上で右前輪がバースト。激しく振動する車をなだめつつ、追い越し車線から後続車に注意して路肩に停車。すぐに救援を要請して50分程、ハザード、ヘッドライト、ブレーキランプも時々踏んでミラーを常に確認しながら後続車に注意を促す。出来れば助手席から車外に出てガードレールを乗り越え、安全な所に退避したいのだがガードレールの向こうは川。レッカー車が到着し、パーキングエリアまで移動して車載のスペアタイヤに交換しひと安心。思わぬトラブルで予定時間をだいぶオーバーし、各方面へ連絡を入れながら一般道へ。目にしみる一面緑の田園風景の中、行く手上空の黒雲が怪しい感じだなと思いながら、30分程走ったところで車の右前方でプシューッという音。まさか!と思ったがそのまさか。田舎の片側一車線、幸いガードレールの向こう側に平行して農道が走っていたので、ガードレールの切れ目から進入し停車。スペアタイヤはペチャンコ。辺りを見ると遥か前方にガソリンスタンドの看板らしきが見えるので、農道をゆっくりと走り、なんとかたどり着く。運良くタイヤなどの点検設備とガレージがあったので、スタンドの店員さんに、まずはエアを入れてもらおうとスペアタイヤ見ると、空気を入れるバルブの側面が裂けている。スタンドにはバルブもタイヤもストックは無く、どうにもならないので、スタンドのマネージャーに近所の自動車修理工場を紹介してもらう。ガレージに車を入れて待つ間、にわかに激しい雷と豪雨。20分程で上がると鮮やかな2本の虹がかかった。端から端までアーチが見える虹を久し振りに見た。修理工場のレッカー車で移動。工場に着くと、にこやかなオーナーご夫妻と、これまた久し振りに見た眉毛を描かれた白い犬にワンワンと迎えられてお茶をいただく。幸い中古で車に合うタイヤがあったので交換してもらい、予定より3時間遅れて目的地に到着する。不運と運、人情を知る得難い一日。

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