PICTURE DIARY 0101WE2014

PD20140101s
初詣。太鼓の音の響きが凄い。体中が振動する。再現不可能な重低音が体を揺さぶって、不要なものを剥がし落とす。細胞の一つ一つに力を与え、地軸と背筋と天空が直列一体化し、頭上の星を捉えるようだ。拝殿に書が掲げられており、あまりに見事なものなので、宮司に尋ねると、高名な画家の名を挙げた。更にその手前に掲げられた書については、やはり高名な軍人の名を聞いた。同じ神社の名を表した書の筆跡の、見事なまでの明らかに異なる趣に、お二人の人生を貫く根幹の、立脚点の極端な相違を感じる。祓い、清め、守り、幸い。

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