PICTURE DIARY 1609MO2013

PD20130916s
昼過ぎまで台風18号の風雨。京都では桂川が溢れる。日本のあちらこちらで川が溢れる。東京地方は午後になると徐々に天気が回復し、夕方17時にはOBANDOSのリハーサルに自転車で行くことが出来た。22日の中津川ソーラー武道館への出演に向けて。

PICTURE DIARY 1509SU2013

PD20130915s
良平叔父さんは、亡き父のすぐ下の弟で、父同様に漢詩や古典を愛する。90歳になるが市民講座を月に一回持っている。「古事記」を題材にして講義をしていると言うので、受講してみたいと思う。受講は自由だと言うので気軽に。

PICTURE DIARY 1409SA2013

PD20130914s
以前にも同様のことを記したかも知れない。これからするべきことがたくさん生まれて、それが過剰になると必ず見る夢のパターンがある。それはドラマーとしての夢。ステージに上がる時間が迫っているのに曲を決めていない覚えていない練習していない。または、ドラムのセットに不備があって、スネアが無い、ハイハットが壊れている、衣装が無くて裸で居る。昨夜の夢では、ドラムのセットが自分の物ではなくて、リハーサルではそれを叩いたが、本番では使えないと知り、どうやって自分のドラムセットを取りに行こうかと悩む夢。アトリエは遠いし間に合わない。レンタルすると100万円すると言われて、そんな馬鹿な、と思いながら、そうだ、いつも行くリハーサルスタジオのセットを借りようと思い付き電話すると、2,800円と言われ喜んだが、どんな型と色のドラムセットが届くのか、指示をしなかったので、しまった!と思いながら待つところで目覚める。ちょっと蒸し暑い朝だ。アーセナルにエジルが入ってチームが変わる。

NEWS-HIROSHIMA展

beams_hiroshima
ミック・イタヤがBEAMS JAPAN、B GALLERYが企画する「9組のアーティストによる”HIROSHIMA”展」に参加しています。平和への祈りをこめて。

 

「9組のアーティストによる“HIROSHIMA”」展

期間 : 2013年9月27日(金)~10月6日(日) 11:00~20:00 (会期中無休)
場所 : ビームス 広島 〒730-0035 広島市中区本通3-10 1F・2F
TEL : 082-544-2961 http://www.beams.co.jp/shops/detail/beams-hiroshima

内容
BEAMSが東京・新宿に持つアートギャラリー「Bギャラリー」でこれまで展覧会を開催してきたアーティストの中から9組を選出し、“広島”と“平和”をテーマに新作を含む多数の作品を、「ビームス広島」の店舗全体で展示、販売します。

9組のアーティストの頭文字を組み合わせると浮かぶ“HIROSHIMA”や“平和”について、各アーティストの作品からそれぞれの考察が窺えます。また多岐に渡るジャンルより集まった幅広い世代のアーティストたちが一堂に集結することでの、新たな視点の発見に期待します。ぜひこの貴重な機会にお誘い併せの上、ご来場ください。

 

出展アーティスト
H: HOT FUDGE(ホット・ファッジ/シルクスクリーンユニット) http://ltishere.tumblr.com/
シルクスクリーン・プリントのDUO。2008年より、HOT FUDGE名義で活動開始。2010年、B GALLERYをかわきりに、SLANT、SLOPEギャラリーで展示を行う。シルクスクリーン・プリントで作成したZINEのリリースや国内外のフォトグラファーやアーティストと『写真を交換する』プリント・エクスチェンジ・プログラムも積極的に行っている。まもなく、ベイエリアのNIGHTED LIFEからリリースされるZINEにも参加している。

I: ITAMI Hiroshi(ひろしいたみ/アーティスト、プリンター) http://members3.jcom.home.ne.jp/360para/
1978年、松澤宥「最終美術思考工房」を修得。「磁場=意識場」をコンセプトに、見えないエネルギーを見える形に表現するとともに、環境改善を図るメッセージを発信している。
1980年、360°GRAPHICS[シルクスクリーン工房]設立。オノヨーコ・横尾忠則などの数多くの著名な作家の作品を制作。アーティストとプリンターの両面での活動を推進している。

R: Ryoji Homma(ほんまりょうじ/スタイリスト、2tacs) http://2-tacs.com/
1975年、東京生まれ。スタイリストとして雑誌やブランドカタログ、ミュージシャン・俳優などをスタイリングする傍ら、1998年に古着の再生(リメイク)ブランド「2-tacs」を立ち上げる。2007年には、ショップ「The Fhont Shop」(東京・池尻)をオープン。2008年に、素材・茶色に焦点をあてたブランド「BROWN by 2-tacs」を立ち上げる。そのコレクションと毎シーズン連動する小説「ブラウン伯爵」を2-tacs文庫より創刊。ライフワークとして、古着や花などをモチーフに絵や立体作品を制作し不定期に個展を開催。

O: Osamu Sato(さとうおさむ/クリエイティブ・ディレクター、アーティスト) http://www.osd.co.jp/
京都生まれ、東京在住。グラフィックデザインをはじめ、映像、プレステなどコンピューターゲーム、アプリのプランニング、デザインまでも手がける。またテクノアーチストとしてもソニーよりアルバム『EQUEL』他を発表。プレイステーションのドリームイミュレーター『LSD』は、10年経った今もアーカイブに収録されカルトな人気、動画共有サイトに投稿されている。最近は、ライフワークとして日本、世界の都市を被写体に写真を撮り続けている。

S: Shoji Ueda(うえだしょうじ/写真家) http://www.japro.com/ueda/
1913年、鳥取県生まれ。中学3年生で初めてのカメラを手にして以来写真の道にのめりこみ、19歳で郷里に写真館を開業。同時にカメラ雑誌の月例応募で入選を繰り返して頭角を現す。近所の砂浜や鳥取砂丘を舞台にした独自の演出写真は、時空を超えた不思議な空間として現在も世界の人々を魅了し続けている。2000年没。今年、生誕100年を迎えている。

H: Hiroshi Nagai(ながいひろし/イラストレーター) http://hwbb.gyao.ne.jp/mochips-pg/contents.html
1947年、徳島市生まれ グラフィックデザイナーを経て、78 年よりフリーのイラストレーターとして活躍。トロピカルでクリアなイラストレーションは、数々の広告、レコード・CD ジャケットに用いられ評価は非常に高い。出版物として、「A LONG VACATION」、「HALATION」、「NIAGARASONGBOOK」がある。また、大瀧詠一氏のアルバムジャケット「A LONG VACATION」では、CBS ソニーより”アルバムジャケット特別賞”として、ゴールドディスクを受賞。現在は、展覧会をはじめ、デザイン、DJ、音楽評論など多岐に渡る活動を展開している。

I: Mic*Itaya(ミック・イタヤ/ビジュアル・アーティスト) http://www.h220430.jp/
多摩美術大学卒業。イラストレーション、グラフィック、インテリア、ミュージック、ファッションと様々な分野で活躍を続け、流麗な線と鮮やかな色彩で自然と人の煌めきを表現する東京を代表するクリエイター。代表作は、鏡の作品シリーズ「Mirrors」、60タイトルを越えるハンドミラーは強い人気がある。水戸で製作している古くて新しい照明器具「すずも提灯」は2012年度GOOD DESIGN賞を受賞。最近の仕事に、「東京スカイツリー」の壁画やオブジェ、BEAMSのブランド「BEAMS LIGHTS with MIC*ITAYA」のファッションデザインなどがある。

M: Makoto Tanijiri(たにじりまこと/建築家) http://www.suppose.jp/
1974年、広島生まれ。
2000年に建築設計事務所Suppose design office 設立。住宅、商業空間、会場構成、ランドスケープ、プロダクト、アートのインスタレーションなど、仕事の範囲は多岐にわたる。広島・東京の2ヵ所を拠点とし、インテリアから住宅、複合施設など国内外合わせ現在多数のプロジェクトが進行中。2012年1月には、エクスナレッジから初の著書 「1000%の建築~僕は勘違いをしながら生きてきた~」出版。現在、穴吹デザイン専門学校特任講師、広島女学院大学客員教授。

A: Ayaco Nakamura(なかむらあやこ/画家、写真家) http://ayaconakamura.sub.jp/
1979年、埼玉生まれ。2011年写真集「Silence」を上梓。マンガの週刊あやこデジタル版(APP ストア)、イラストレーションシリーズ「USALYMAN」等、絵と写真を中心にした作品制作を行っている。国内外での企画展、個展など、展示を中心に作品を発表しつつ活動中。

 

Bギャラリー http://www.beams.co.jp/labels/detail/b-gallery
1998年にオープンした「ビームス ジャパン」の6階にあるアートギャラリー。様々なジャンルのアーティストの展覧会を開催するほか、BEAMSのアート活動を更に広めていくために、東京以外のBEAMSでの巡回展や企画展のほか、BEAMS以外のギャラリーや美術施設などでの企画展覧会も積極的に行っています。

PICTURE DIARY 1309FR2013

PD20130913s
ドライブしながらFMを聴いていたら、小倉エージさんの番組でポール・マッカートニーとリンダのアルバム「ラム」から「アンクル・アルバート」が流れて来た。この曲は、高校時代に仲間と8mmフィルムの映画を作った時に、サウンド・トラックとして使った曲だ。フィルムに音を録音出来たわけではないので、水戸にある県民文化センターの大ホールだったと思うが、そこでのイベントで映写し、ターンテーブルに乗せたレコードを上手く合わせて音出しした記憶がある。その8mmフィルムは初めて作った映像作品で、仲間たちとの記念にと、映画のつもりで撮影した。その映写の時以来、所在不明で二度と見ていない。そんなことを思い出した。映画のタイトルバックにアニメーションを描いた。8mmカメラの焦点距離の問題で、大きな画用紙に何枚も描いて、カメラがコマ撮り出来なかったので短いカットでつないだ。軍用のヘルメットを被った若い兵士の顔と、大砲の弾のアニメーションだった。またいつか見たい。あの頃にしか表現出来なかった幼い力。

PICTURE DIARY 1209TH2013

PD20130912s
ピクチャーダイアリーの文や絵を描くのは一日の最後の時間。今夜もとっくに日付が変わって、一日を思い返している。ふと気が付くと瞼を閉じて、ペン先が白いダイアリーの紙の上に、解読不可能な短い図形を描いている。意識や意志は明日に向かって動いて行く。今日から明日への無意識が記すダイアリー。

PICTURE DIARY 1109WE2013

PD20130911s
朝、予期せぬ出来事があって、一日の予定がぐらりと傾く。傾いても、建て直す力が働いている。復元力とはまた違った跳躍を伴った。

PICTURE DIARY 1009TU2013

PD20130910s
午前中から外で打ち合わせの一日。原宿から上馬へ。自転車で移動するのが気持ち良い。夕方になる前には星のアトリエに戻り、SUZUMO CHOCHINの写真撮影。10月に成城のギャラリーつついで開催する二人展のために。

PICTURE DIARY 0909MO2013

PD20130909s
秋の始まりらしい清々しい風の吹く日。今週は忙しいので、ほんのり緊張している感じ。するべきことは数多くあるのだが、ひとつひとつをフォーカス出来ない、あるいはしないでいる。遊ばせておいて、沈殿し結晶化するのを眺めている。時々揺すってみたりしながら。

PICTURE DIARY 0809SU2013

PD20130909s
未明、2020年のオリンピック開催地が東京に決まる。この世界で最高のものを見る機会。

PICTURE DIARY 0709SA2013

PD20130907s
鳩の絵数点。太陽の仮面。おっぱい展の作品。天使の壁面スケッチ。

PICTURE DIARY 0609FR2013

PD20130906s
外出の機会の無い一日。午前中から午後と、連絡業務に費やす。メールや電話など。こうなると腰を落ち着けた絵などは描くことが出来ないので、小間切れでも大丈夫な仕事をする。

PICTURE DIARY 0509TH2013

PD20130905s
ESTNATION六本木ヒルズ店10周年、リニューアルオープニングパーティー。ファッションメインからリビング、生活全般を視野に入れてシフトした感じ。相変わらずセレクションはエッジー。店内の各所には、どら焼、おにぎり、アイスクリームやスイーツの出店が品良く並び、各種のドリンクカウンターが要所に配置されて記念パーティーのお祭り気分を盛り上げている。この状態で通常営業してたらどうなのかななどと考える。アーティスト、さとうたけし氏のライブペインティングや旧知のチェリスト溝口 肇氏、バイオリニスト松本 蘭氏、フラワーアーティスト、ニコライ・バーグマン氏のコラボレーションイベントなどがあり、ESTNATIONのアートに対するアップデートな見識の高さとサービス精神を素直に楽しむことが出来た。我らがハンドミラーのコーナーも9年目を迎えて、以前と変わらない位置に以前同様に、ESTNATIONクラシックとでも言う風情でスペースをいただいて華やいでいる。

PICTURE DIARY 0409WE2013

PD20130904s
夜になって遠く雷鳴が聞こえる。稲光から大分遅い。日本の各地では、突風が吹いたり、竜巻が起きたり大きな被害が出ている。自然の力の前に人は無力であり、本来は無力で良いのだと思う。けれども無力ではいられない人類の上昇するスピリットは止まるところを知らない。ビルディングの間を吹き抜ける風の害、ビルディングの窓に反射する太陽の光が集まって生まれた熱で、駐車していた車が溶け出したと言うニュース。人の行為の結果が、気象や自然の力とあいまって生み出す不可思議な現象が世界中にたくさんある。そんな出来事がこれからどんどんと増えるのだろう。大自然の告げる声に謙虚に、注意深く耳を傾ける。

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午前中から夕方まで外でのミーティングをする一日。毎日アトリエで絵を描いたりデザインしたりお客様をお迎えしたりと、お尻に根が生えたような調子なので、外出する理由が立派にあるにこしたことはない。今日のように一週間に一日は外に出たきりの日があると言うのは楽しい。ミーティングとミーティングとの間の、ちょっとした空き時間に本屋へ行ったりCDショップに寄ったり、気になる店で休んでみたりお茶を飲んだり考え事をしたり、環境を変えてぼんやりすると浮かぶアイデアも違う、浮かない気分も風の中に消え失せてしまう。

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BEAMS LIGHTS with MIC*ITAYA、2014春夏のメンズ企画ミーティング。ジャケット、パンツ、シャツとワンコーディネートを考える。今回の企画では、プラスしてストール、スカーフ、ネクタイのうち、いずれかワンアイテム実現出来れば嬉しいと思う。もうすぐショップに並ぶ2013-14秋冬のハイゲージニット、ダブルダブの刺繍が左肩に入ったメンズのVネック、色はグレーとネイビー。ウィメンズは左手首に同様の刺繍をブレスレットのように入れたVネック。メンズもウィメンズもシンプルで特徴的な上質ニット。ショップに出る前の最終確認。ハイゲージの薄手のニットは街着や仕事はもちろん、旅行の時にがさばらず、着まわしや収納がスマートに出来るようにとの考え。全てのアイテムが国産であること、ぼくらの旅の起点が日本であることを表す。

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PD20130901s
夕方、ドラムの練習に行く。やはり一定のリズムを刻むのが大変だ。おかずを入れるのもぎこちない。何時間もずっと同じリズムを刻むとか、毎日かなりの練習が必要な感じ。現実的にはそうもいかないので、週に2日がいいところかな。どんなスタンスで練習するかと言うのも、大きな意味でリズム、生活のリズム。生活の変拍子は困り者だし難しい。一定のリズムとは言うけれど、リズムの一定とは自分自身に内在するテンポのことで、物理的に機械的に等間隔と言う意味ではない。早くなったり遅くなったりするものだし、それで良いと考えている。気持ちや意志を反映することが大事。その上での一定のリズム。なので、人と合わせるのは難しいかも知れない。今のところ孤高のドラマー。

PICTURE DIARY 3108SA2013

PD20130831s
ゆっくり休む。画室の掃除と片付けに時間を使う。新しい作品制作のために少し室内の模様替えをする。主に位置の変更。気持ちを新しくするところから始める。掃除をするといつも発見がある。忘れ去られていたものが出て来る、不必要と思えるものが取ってある、いつか作品の一部になるかも知れなかった宝、時間を得ないと本物の宝物かどうか分からないものが多い。

PICTURE DIARY 3008FR2013

PD20130830s
残暑厳しい。昼過ぎに外出したが、暑さのせいか人通りが極端に少ない。それとは対照的に月末の金曜日と言うことでもあり、住宅街の幹線道では、車が道から溢れるように渋滞し、のろのろと動いている。夏の終わりの太陽の輝きの下の、少ない人通りと溢れかえった車とのコントラストが、熱気をはらんだ風の吹く街をシュールにしている。

PICTURE DIARY 2908TH2013

20130904184429s
大洗、里海邸に絵の設置に出掛ける。「白い鳥」、「金波銀波」の2作。共に里海邸に描きおろす。「白い鳥」は幸運の訪れを、「金波銀波」は里海邸金波楼を象徴して描く。磯前神社の大きな石の鳥居をくぐり車を降りると、潮風と海の匂いがさっと顔をかすめる。ああ、夏の終わりなのだなと突然気付いて空を見上げる。高い。里海邸のサロンから眺めると、礫岩から自由になった丸みを帯びた石の堆積した波打ち際に、ウェットスーツを着たカップルが、シュノーケルを持ち身仕度をしている。2枚の絵は、里海邸と一緒に旅に出る。新しい物語を紡ぐ長い旅。設置をしながらふと目をやると、シュノーケリングの二人は、いつの間にか視界から消え去っている。

PICTURE DIARY 2808WE2013

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星のアトリエに友人のS夫妻が来る。近所の小さな洋菓子店のケーキを用意して一緒にいただく。S夫人はフードアナリストなのだが、出したケーキにとても興味を持ったようだ。S氏はぺろりと平らげた。夫妻から土産にとレーズンウイッチをいただいたので、星のアトリエはスイーツで裕福な居心地になった。

PICTURE DIARY 2708TU2013

PD20130827s
今さらながら、自分らしさと言うことを考える。どんな風に生まれて、どんな風に育ち、どんな風に生きて来て、これからどんな風に生きて行くのかなと。やりたいこと、してみたいことが山のようにあるけれど、その都度出来ることはたったのひとつずつ。ひとつひとつを積み重ねて行くこと。重ねて行けば崩れることもあると言うこと。崩れないように重ねるには考えや知恵が必要であると言うこと。美しく重ねると言うことと、重ねる強さがあること。自分らしさと言うことと、重ねると言うことと、考えも何度も重ねて行く。重ねると、いろいろなものが結び付いて暖かくなる。薄っぺらいものをたくさんたくさん重ねる。

PICTURE DIARY 2608MO2013

PD20130826s
昼を食べに蕎麦屋に出掛けるが、昼の営業時間ぎりぎりになりそうなので自転車に乗って行く。滑り込みで間に合い、いつもの蕎麦を美味しくいただき、帰りは腹ごなしでもとゆっくり歩いて戻ることにした。途中、前方彼方から星のアトリエのスタッフ、K女史がなだらかな坂道を登って来るのが見えたので、声をかけても不自然ではない距離になって「郵便局?」と声をかけると、そうです、と言い、大笑いしながら「こがないんですか?」と問う。自転車を押して歩くことがそんなに笑うことかな、何が可笑しいのだろう。丁度良い運動だと思うし、自転車をこぐ筋肉と歩く時に使う筋肉は使う所が違うのでバランスを取ったつもりだったのだが。後で聞いてみると、自転車を押し歩くぼくの姿が違和感とは表現しなかったが、非常にインパクトがあるそうで、助手Aも大きくうなずいていた。一体どういう感じのことなのだろう。何にせよ笑いを呼ぶのは良いことだと思うのだが、笑い者にとなると喜んでばかりもいられない。どっちなんだろう。自転車を押して歩くなんて、そんなに特別なことでもないようなことだと思うのだが。どちらにしてもしたいようにするさ。

PICTURE DIARY 2508SU2013

PD20130825s
だいぶ過ごしやすい一日となった。夜になって虫の声が静けさを演出する。いつの間にか忍び寄る秋の気配と、立ち去ろうとする夏の行方。どこへ行くのか訊ねてみれば、どこへも行きはしないと答えるだろう。かくれんぼするように秋と遊ぶうちに、夏は眠ってしまう。

PICTURE DIARY 2408SA2013

PD20130824s
自由学園明日館へAuraを観に、そして聴きに行く。女性5人のヴォイスオーケストラ。歌曲に止まらず、ビバルディの「四季」全曲を声だけで合唱するアルバムなどもリリースして、クラシック音楽の世界の新しい風だと感じる。初めて観るステージだが、「Traditional Songs」と題して、カタルーニャ民謡やアイルランド民謡、そして日本各地の民謡と、非常に馴染みのある曲目を丁寧に聴かせ届けてくれた。意外と言っては失礼だが、特に後半の日本民謡は力強く楽しく面白かった。Auraメンバー各人の個性が発揮されている。人の声は素晴らしいなと思う。夕暮れ間近の、窓外のセミの声と歌声が混じり合って、意外な幽玄に通じる道が見える。これからが楽しみだ。

プログラム
1.フニクリ・フニクラ/デンツァ 2.フム・フム・フム/カタルーニャ民謡 3.庭の千草/アイルランド民謡 4.ロンドンデリーの歌/アイルランド民謡 5.サリー・ガーデン/アイルランド民謡 6.鳥の歌/カタルーニャ民謡 7.アヴェ・マリア/カッチーニ 8.アヴェ・マリア/シューベルト 休憩15分 9.星よ、陽の光のように輝いて/「モンセラートの朱い本」より 10.天界の女王よ「モンセラートの朱い本」より 11.ガウデーテ/キャロル 12.斎太郎節/宮城県民謡 13.最上川舟唄/山形県民謡 14.会津磐梯山/福島県民謡 15.星めぐりの歌/宮沢賢治 16.相馬盆唄/福島県民謡 17.こきりこ節/富山県民謡 18.八木節/栃木県、群馬県民謡

PICTURE DIARY 2308FR2013

PD20130823s
ESTNATION銀座、有楽町、新宿店へ手鏡の納品に回る。六本木店は改装中なので今日のルートには入らず。助手Aに同道してご挨拶かたがた行脚する。今にも一雨来そうな空模様に急ぎ足で歩く。新宿に向かう前に昼食にする。銀座にベトナム料理の美味しい店があるので二人で鷄のフォーをいただき、助手Aはスープを一滴も残さず完食。アシスタントの伝統を守る。車がパーキングタワーから出て来るまでの間、待ち合いのスペースに据え置きの送風機で涼む。助手Aのパンタロンを膝の上まで捲り上げて椅子に座る逞しい姿に微笑む。スープ全部飲んじゃったから熱いのね。途中、世界堂で小さな買い物。有楽町店ではショップのスタッフから手鏡の新商品のご提案をいただき、新宿店では商品のディスプレイについての考え方に、お客様と直接やり取りする立場ならではの貴重なアドバイスをいただいた。星のアトリエへの帰路、ヒカリエのBEAMS LIGHTSに立ち寄り、取り寄せと取り置きをお願いしていたミックデザインのWOMEN’SのTシャツ4枚をピ
ックアップする。戻り予定時間1時間オーバー。

PICTURE DIARY 2208TH2013

PD20130822s
気持ちが良い、素晴らしい、素敵だからと言って一生その場に止まることはない。時が来て、充ちれば動いて行くものだ。アトリエで音楽を聴きながら、気持ちの良い、素晴らしい、素敵なものは、その場に止まらない人をめがけ、やって来るものだと思う。そんな具合にあらゆるものは移ろい、止まることを知らないものだ。と言う風に立ち止まって考えてみる。

PICTURE DIARY 2108WE2013

PD20130821s
西瓜を丸ごと買うことも少なくなった。切り売りを買うのがほとんどだ。子供の頃の印象としては、緑色の濃淡の出来るだけはっきりとしたのを丸ごと買って、桶や水を張った風呂で冷やし、大きな包丁で二つに割ると、真っ赤な切り口に黒い種。子供の頃、デザインと言う言葉は知らなかったが、外側と内側の対比。そんな分かりやすい美しさ、きれいだと思った。甘いかどうか、中にすがないかどうか、店先で指先で弾いて聞き分けて買う。西瓜の水分は、夏の渇いた身体に特別良いと言う。

PICTURE DIARY 2008TU2013

PD20130820s
Photo Gallery Internationalで平間至氏に会う。「last movement-最後の身振りに向けて」と題する写真展を開催中。舞踏家の田中泯氏を被写体に、田中氏の「場躍り」のシリーズからインスピレーションを得た風景写真が織り交ぜられた、一見寡黙なような地響きを伴う、生命感に溢れた写真展と写真集だ。久し振りに会う平間氏とは、主に音楽の話しをする。モノクロームの写真から聴こえて来るメロディやリズムが、視覚から聴覚へとメタモルフォーゼして行っても面白いだろう。

PICTURE DIARY 1908MO2013

PD20130819s
サッカーや野球の試合を観て、結局強い方が勝つのだなと思う。強い方が勝つとは、全く寝惚けた当たり前のことだが、強い方とはどういうことだろうか。実力が伯仲したチーム同士、あるいは個人のゲームであっても、心技体のバランスの良さが強さにつながるのだと思う。勝負には運ということも確かにあって、それを呼び込むのもバランスの良さなのだなと思う。

PICTURE DIARY 1808SU2013

PD20130818s
ドラムを叩きに行く。スタジオで1時間程だったが楽しい。あまりテンポの早いのは元々無理なので、歩く程の速度で好きなようにゆっくりと。叩くのは本当に気持ちが良い。野球やテニスのような、スポーツでも基本的に叩くのが好きだ。ドラムの大きな音が好きだ。元来ドラムが上手な訳でもなく、むしろ下手っぴだが、高校生の時に友達と始めたスリーピースバンドのギターとベースが決まっていたので、ドラムになった。ギターが弾ける訳でもなく、ベースが弾ける訳でもない。もちろんドラムが叩ける訳でもなかった。そんなありふれた必然的な出合いなのだが、それにしても変わらず下手、もうこれ以上下手にならないだろうと思う。絵やデザインと同様に自己流の工夫で行く。

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予定していたことが思いの通りには行かない一日。夕方の風が秋の気配を感じさせる。風を受けると身体がふわりと持ち上がったり、そっと押される感じがあったり、まとわりつく優しい空気の力に少しほっとする。

NEWS-タワレボサンGOODS

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2匹のネコとドライブする。

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毎日とても眠い。睡眠が足りていないのか、熟睡していないのか、夢の世界にいたいのか。

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暦の上ではとうに立秋を過ぎ、毎年のことながら甲子園では全国高校野球選手権大会があり、今ではテレビで観戦する機会も少なくなったけれど、他には音楽のサマー・フェスティバルや盆踊りと言った、夏という季節独特の、無闇で気怠い活力に満ちた、季節を謳歌しながら通り過ぎて行こうとする移り変わりのサインを、セミの声の方角やトンボの飛ぶ姿を目で追いながら、写し取って蒼空に描いて行く。毎日暑くて大変だなと思いながら、その暑さを愛しむように月遅れの盆を過ごしている。

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原宿のいつもの場所でOBANDOSのミーティング。9月から10月にかけて3つのコンサート出演がある。中津川、会津、恵比寿。OBANDOSのライブもいいけど、年に1回は工作展をやりたいな。

PICTURE DIARY 1208MO2013

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今日はすることはたくさんしたけれど、ぼんやりと過ごす月曜日。

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カラヤン・メモリアル・コンサートの記録映像を見ていて、指揮をする小澤征爾が文楽の人形のように、あるいは人形浄瑠璃を観ているかのように思えて来た。内在するものを伝えようと物凄く表情豊かな指揮振りなのが、人形の限られた表情と手つきや仕草、身体の角度など全身から溢れ出る力や技と、小澤征爾の動作が重ね合わされたようなイメージで発散し、感情や情念と言うものが乗り移ったようで、あたかもカラヤンの指揮スタイルの、台上で両の目を閉じて両手をふわふわと動かす指揮の様子の、そのまぶたの内側の、豊かで厳格な色彩に棲む妖精のようでもある。確かにそこにカラヤンが居る。コンサート会場やその総てを包み込んで。小澤征爾の美と共に。

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夕方の、まだ陽のあるうちに自由が丘まで自転車で行った。まるでお湯の中を泳ぐような感覚。用事を済ませて夢中で走る。佐久間さんの元気を祈りながら。

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やっちゃん誕生日だなあ、元気にしているかしら。近頃はとんとご無沙汰なので、明日「誕生日だったね」と電話でもしてみるか。たまに会いたいと思う友人知人が居るが、なかなかきっかけが必要な場合が多い。特にこんなに暑い夏の日にちょっと会おうかと言うのも大変だ。ましてや気兼ね無く往き来する子供でもなし気楽にという訳には行かない。こう暑いとぼんやりする。太陽のぎらぎら、汗のきらきら。

PICTURE DIARY 0808TH2013

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BEAMS LIGHTS商品説明会。全国からBEAMS LIGHTSのショップスタッフが集まり、2013-14秋冬の商品についての説明をする一日。時間をいただいてBEAMS LIGHTS with MIC*ITAYAの商品説明をする。今シーズンのテキスタイルデザインは「ダブルダブ」と名付けた、1つの星を向かい合う2羽の鳩がくわえた柄だ。協力し合うこと、助け合うこと、1人で生きているのではないこと、自分たちが未来への道標になることを表している。愛と平和、そして未来への旅を守護し案内する鳩=ダブ。ブランドのメインテーマ、メインモチーフの持つ意味を強調した。商品説明会終了後、懇親会。説明会の時とは違う種類のスタッフの熱気が伝わって来て頼もしい。懇親会の前にVACANTに立ち寄る。ハナヨちゃん、ユースケくんに会う。写真の話など少し。

PICTURE DIARY 0708WE2013

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ドラムの練習に行こうと思う。星のアトリエの近所にリハーサルスタジオがないか探す。大分長い間叩いていないのでリズムを一定に保つことすら難しいかも。やってみなければ始まらない。愛用のスネアドラムの手入れをして出掛けよう。自分で叩き出す音に包まれたい。

PICTURE DIARY 0608TU2013

PD20130806s
今日お会いした5人の女性グループは、クラシック音楽の世界に身を置いて、高い意識と理想を兼ね備えている。これから、クラシック音楽を中心とした総合的な表現に、もう一歩を踏み出そうと身構えている。音楽や絵画など美術の絶対的な美の存在について、独自のものを探りだし創りだそうと力を合わせている。少しずつでも。どのようなお手伝いが出来るかとても楽しみにしている。

PICTURE DIARY 0508MO2013

PD20130805s
10代を過ごしたのは、60年代から70年代にかけて、多感なと言われる時期を「愛と平和」や「進歩と調和」とか「モーレツからビューティフルへ」がキーワードになる、そのころの世界のとても強いイメージを持つ言葉の中で成長していた。学生運動や反戦運動をTVで見たり、WoodstockやEasy Riderを映画館で観た。自分たちで小さなバリケードを築いた。心と身体は記憶で出来ているから、自分たちが意志を持とうが持つまいが、五感で感じたことで心と身体は成り立ち、個性として表している。肯定的な気持ちで感じたことであれば、さらに肯定的に表現する。

PICTURE DIARY 0408SU2013

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まだまだ暑くなるのだろう。冷た過ぎる物は苦手なので、出来るだけ常温希望。自然に寄り添い、自然にして居られれば一番良いのだが。メイクアップの世界でも、ナチュラルメイクはとても難しいと言われるように、ナチュラル、自然で居るのは難しい。自然で居ようと思う時点で難しい。

PICTURE DIARY 0308SA2013

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意志を示すこと、そして、意志を感じることの素晴らしさ。

PICTURE DIARY 0208FR2013

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部屋の中を風が通ること。とても気持ちが良い。

CURONECOMIC 91

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