PICTURE DIARY 2409SU2023
優勝を決める大一番、大関貴景勝優勝。立合い、頭から行った若い熱海富士は、体をかわされて土。大関の氣持ちは分かるが、受け止めて欲しかった。
優勝を決める大一番、大関貴景勝優勝。立合い、頭から行った若い熱海富士は、体をかわされて土。大関の氣持ちは分かるが、受け止めて欲しかった。
秋分の日。夜が長くなりはじめる。ソリストの虫たちのオーケストラ、指揮者が居らずこれ幸い。
あいかわらず試行錯誤し、迷いながら進む。しかし、それこそが糧になるのも確か。分かれ道で道を間違えても、引き返す勇気と、ただでは戻らない知恵があればなおのこと。
創庫1階にアトリエで使っていた合板の棚を設置する。まるで作り付けたかのようにぴたりと収まる。奇跡的。
彼岸入。暑さ寒さも、と言うが確かに境界だ。
何処かへ行けば何かが出来るかも知れないが、今此処で出来ることが大事。
小さな庭の、柿、柚子、枇杷、酷暑の夏、大きく成長した。季節の移り変わりの変化に、どのように対応するだろうか。
桑の木の剪定をする。木の声を聞こうとするが、まだ経験と知識が無さすぎる。
新宿伊勢丹本館でHOTEL VILHELMS × YORK.のプロデュースするイベントに参加。久々に立ち仕事、謎の接客。作品数点の展示販売機会をいただく。楽しい時を過ごす。
アメリカシロヒトリなど毛虫が大量発生。暑さのせいで大人しくしていたが、少し氣温が下がり活発になったらしい。
原っぱにいる。なぜか子供の頃作った、草を結んだ罠や、落し穴のことを思い出した。ちょっとした悪戯をする子だった。ちょっとした悪戯、今やったら、とっくに可愛くない。
街を被い尽くす波に押し流されて溺れるのか、辿り着く場所があるのか、全て幻なのか。時には厭世的にもなるさ。
日本代表チームのサッカーをTV観戦して感じたこと。選手たちのテクニックやプレー、スピードなどの質は格段に上がっている。周辺を取り巻く古臭さを、どのように払拭し刷新するかが今後の課題かと思う。
子供の頃の一人遊び。合板などのボードにストライクゾーン、ボールゾーン、ホームランゾーン等を描いて、水で湿らせ、千切って丸めた紙の小さな玉を投げて、一人遊びの野球ゲームを発明したつもり。水を含んだ小さな玉はボードに当たると貼り付く。
暑い暑いって、夏なんだから当たり前だろう。当たり前のこと言うな、と妹に当たっていた子供の頃の夏の日。
重陽。五節句を締めくくる菊の節句。菊酒や栗飯で、無病息災、長寿を祈念する。
PICTURE DIARY 0809FR2023颱風13号の接近で雨。線状降水帯という言葉が頻発する。発達した積乱雲が次々に現れ、一定の地域に集中して雨を降らせる気象現象を指すという。ここ数年、にわかに耳にするようになった言葉のひとつだ。
やってみようと思うだけなら容易いが、実際にやる覚悟と情熱は特別格別だと再再再認識。
自分で考える高校野球チームで活躍した選手がとても色白なので”舞子さん”と呼んで応援していたが優勝後のインタビューで日焼けは体力を消耗するので日焼け止めを使用していますとの発言を聞き大いに納得する新しい当たり前が進行中。
夜中に暴走族のバイクがうるさいので住民が通報。パトカーが出動し捕まえてみると50~60才代のおじさん達。若い頃は特攻服だったが、今は普通のように見えるバイクのマフラーだけが普通じゃない。改造車での集団走行、厳重注意。いくつになっても好きなものは好き。
雨が凄いな、と思い外の様子を見ると、道が川になり驚く。すぐに引いたが、酷暑一転洪水。
言葉で言えない、目は口ほどにものを言い。表情、身振り、手振り、伝え方は多種多様。言葉で伝えられない想い、感情。沈黙、絶句。伝える。
吹く風に、空の雲に青さに、緩やかな季節の変化を感じる。しかし、奇妙なグラデーションの景色が広がる。野にも、山にも、町にも、人々にも。
関東大震災から100年。受け継いだ我家は、その年に建ったので丁度100年。そして亡き父の生誕100年。
毎朝、朝顔の花がいくつ咲くか楽しみだ。昨日は9輪、今日は11輪。明日は。
出すぎても行きすぎても、引っ込みすぎても足らなくてもいい。それが今の自分の心持ち。
世の中ロックばかりだ、ロールはどこへ行ったんだ!
キース・リチャーズ
すべてゆっくりゆっくりと確かめながら歩む。這うように。アンダンテ、カンタービレ。
25年間、描きかけて眠っていた絵がある。最近になり氣が付いたことがあり進めようと思う。憑物が堕ちたかのように。
アートコンプレックスセンターで開催中のアートショップイベント、
トラトラットにてミック・イタヤのビンテージバッグを販売中!
オンラインショップからもご購入いただけます。
https://actgallery.theshop.jp/?q=ミック・イタヤ
TRATRAT
仲好しとは思えない2種類の動物ですが、果たしてそうでしょうか?
世の中にはたくさんの意外な組み合わせが存在します。「TRATRAT/トラとラット」相反する2つの存在ですが消しゴム付きの鉛筆のように、お互いにお互いが必要な大の仲好しです。日常生活とARTを考えてみましょう。アートのある生活は敷居が高いと感じられています。アートの役割は、みんなの日常生活に潤いや優しさを生むこと。既成概念や視点を変えて、手に取りやすいアート作品を提案し仲良しはもちろん、トラとネズミのように色々な意味で相反する 人々を結び美を通じて、愛にあふれた未来を創ろうとTRATRATは考えます。
https://www.gallerycomplex.com/schedule/ACT222/tratrat.html
■会期
2022年8月31日 水曜日~10月8日 土曜日
11:00-19:00 月曜休館 入場無料
■会場
The Artcomplex Center of Tokyo (ACT)
〒160-0015 東京都新宿区大京町12-9, 2F ACT2
TEL 03-3341-3253
E-mail info@gallerycomplex.com
寓話、童話、SF、詩集を融かし合わせたような本を作りたい。
時々自分は旧い人間かと思う。物事の筋とか道理とか順番とか、今時は自分がこれまで大切にして来たことが役に立たない場面が多い。そこもまた今まで通りではないとなると。
季節が無くなる。夏から秋へ、秋から冬へ、冬から春へ、春から夏へ。今、夏のどの辺りだろう。秋の虫の音が聴こえては来るが。
夏の高校野球決勝。慶應義塾が仙台育英を凌ぐ。新しい時代の幕開けは突然やって来るように見える。信念に基づいた長年の準備が有ればこそ。
暑さが身にこたえる。涼を得る術はそれぞれに工夫をするのだろうが、いろいろな意味で風を感じる場所に居るのが一番。
自家製のパン、自家製のメロンアイスクリーム。勝るもの無し。
世界各地の民話などで、その土地の土や自然には神が宿り、生きるものたちを守り、助け、成長させると考え、言い伝えられている。汚れなきようにと願い、祈る。
木は、地球上で一番長生きな生き物だ。起立、礼。
水戸出張。昼は梅干蕎麦。店主自家製。ふっくら酸っぱくさっぱりとする。蕎麦つゆあっさり旨い。水戸は梅と心得る。
絵を描き、作品を通して伝えたいことがある、伝わることがある。日常生活のひとこまひとこまを濾過し、蒸留し、発酵し、煮て、煮詰め、あぶり、焼いて、出汁をからめて、潰して、裏漉する。何の話だ?
盆、送火。時間や距離や実体などは関係無く、いつも近くに。あるいは内に。
絵を描き、作品を通して伝えたいことがある、伝わることがある。日常生活のひとこまひとこまを濾過し、蒸留し、発酵し、煮て、煮詰め、あぶり、焼いて、出汁をからめて、潰して、裏漉する。何の話だ?
終戦から78年。戦争というものは、人間のありとあらゆる力や感情を凝縮したものだ。僕は、退屈こそが究極の平和だと思う。
朝の散歩途中で撮る写真。主に建物だが、記憶したいと望む心の動きの現れだ。見て覚えられない性質なので印象が全て。五感の記憶力に難あり、従って過去は未来にある。
盆、迎火。墓参り。永々無窮な祖先ありきの我々の今日と。頭を垂れ、更に天を仰ぐ。
GONTITIのベストアルバム”VACANCES”が12インチのバイナル盤で発売になったと知る。1994年、あの頃はCDだけのリリースで、LPサイズのデザインを夢見たものだ。夢は必ず叶う。
甲子園、夏の高校野球中継を視る。禁止されていた声出し応援や、甲子園の土を持ち帰ることも出来るようになったという。試合に敗れ、泣きながらシューズバッグなどに土をすくい入れる高校球児の映像を見ながら、そうと見せかけて穴を掘り、花の種を蒔いたり、小さな苗木を植えたりする選手がいてもおかしくはないな、などと不埒なことを考える。甲子園の記念、持ち帰る、置いて来る。