‘PICTURE DIARY’

PICTURE DIARY 2411SA2018

三宅 純コンサート、ブルーノート東京。ホールコンサートとは違い、ゆっくりと爆発するような印象。トランペットを吹く姿と、音の艶やかさはある次元と領域にある。言葉を交わす間は無かったが、目礼する。ヘイデンブックスでお茶。久し […]

PICTURE DIARY 2311FR2018

創庫の傍らに根元に小さな鉢を付けたまま倒れたコニファーがある。先の台風で根元から折れて倒れ、もう駄目かと打ち捨てられていた。先日、創庫の建つ土地の草刈をしてもらい、てっきりコニファーも草と一緒に持って行かれたはずが、草を […]

PICTURE DIARY 2211TH2018

暦の上ではとうに冬ではあるが、徐々に冬の寒さになってきた。帽子箱の中に、かなり以前からグレイとブラックのボルサリーノがひとつずつあるのを思い出し、頭に載せてみる。この冬はこれかな。髪も少し白くなりこの季節に合う。

PICTURE DIARY 2111WE2018

幾つかの打ち合わせ、終日出張。それぞれ充実順調。帰りに高速道路への道を間違えた他は。

PICTURE DIARY 2011TU2018

平間写真館でフォトセッション。来年1月、平間氏の写真展に出展する写真のための被写体となる。撮られる側となり初めて解ることがある。何よりもその心地好さ、音楽性豊かなリズム感、スピード感、一方的ではないメロディアスな心遣い。 […]

PICTURE DIARY 1911MO2018

七転び八起きとか三歩進んで二歩さがるとか、日記を書こうとしたら頭に浮かぶ。そういう意地っ張りな根性には少し距離を置きたいものだが頭に浮かぶ。常々苦労とか努力とか、言葉や態度に表さずとも、自然に日常の楽しみの中にあれば良い […]

PICTURE DIARY 1811SU2018

プランニングのいちにち。アイデアが出て来るときは、本当に素直。すぐに出ないときは、次へ。ネコたちの爪が伸びてカチカチとスパイクのような音を立てて歩いている。爪切りがあるべき所に見当たらず、アリスに聞くが知らないと言う。ア […]

PICTURE DIARY 1711SA2018

夕方外出。渋谷駅周辺を見下ろす食堂で夕食。窓外を見ながら、建物の間から窮屈そうに天上に広がる夕空と数本の街路樹、歩道を行く大勢の人の身体を除いて、後は全て人工のモノ。街は自然を被う鎧。こんなに沢山のモノを作る人間。この景 […]

PICTURE DIARY 1611FR2018

茨城デザインセレクション表彰式。県知事賞や選定賞、奨励賞の授与と皆の喜びの場であると同時に、選考委員としての責務の発表と交流の場でもある。多くの製作者と協力者に出会う。東京に戻り、渋谷HYSTERIC GLAMOURでの […]

PICTURE DIARY 1511TH2018

先日、星のアトリエのキッチン辺りがどうもガス臭いので点検に来てもらった。案の定、ガスメーターにつながるガス管のパッキンが古くなり、微かなガス漏れがありすぐに修理してもらいホッとした。ところが今日、またガス臭い。この間念入 […]

PICTURE DIARY 1311TU2018

おこもりのいちにち あさからばんまでほしのあとりえのなかをすみかとする うごかないのでおなかもへらない あせることもないのでのどもかわかない こまごましたしごとをちょこまかとかたづける そなえあればうれうこともなくすすめ […]

PICTURE DIARY 1411WE2018

仕事には常に締切があり、締切がなければなかなか進まないものだが、締切を強く意識し過ぎると、あるいは締切までの段取りが曖昧だといつも同じパターンの夢を見る。締切なのに絵が出来てない!という夢ではなくて、ミュージシャンでもな […]

PICTURE DIARY 1211MO2018

いつも今が一番新しい。

PICTURE DIARY 1111SU2018

来週来月来年に向けてのプランと絵を描く。過去現在未来という最新で永遠の主題に沿って想いを巡らし作画する。

PICTURE DIARY 1011SA2018

行楽日和。ここのところ毎日予定で埋まっているのだが、気分を行楽モードにして寸暇を作り楽しみ、切り替えを早くする。基本的にのんびり屋なので、尻に火が付かないと動かないところがあるり、自覚はしていても生まれながらの性質は変わ […]

PICTURE DIARY 0911FR2018

絵画や工芸など、美術の未来に想いを馳せる。簡単ではない方向に歩む。気短な気持ちを気長な旅へと向かわせる。人生は出会いで決まり、お互いを無言で語る。どれだけの人や物のお陰で今を生きているのだろう。宇宙の全体に生き生かされて […]

PICTURE DIARY 0811TH2018

イマジネーションの滞ることがあるもので、今がその時。全体が、ということではなく、特定の方向が。例えれば、ちょっとした物忘れのような感じ。素晴らしい出来事があり、微に入り細に入り覚えているのだが、肝心要な人の名が思い出せな […]

PICTURE DIARY 0711WE2018

立冬。暖かい。蝉が鳴き若葉が芽吹いているという。あらゆる存在は、それぞれが変化の中で生きている。一人で食事をしていると、いい加減な食べ方をしていることに気が付く。食べるのは生きるためなのだが、もう少し品があるとよい。とき […]

PICTURE DIARY 0611TU2018

キーシン氏と待ち合わせてピアノをゆっくりと聴く。ただし、エフゲニー・キーシンが待ち合わせたのは僕以外に二千人以上もいて、キーシン氏はそれら全ての楽友たちに満遍なく最高の演奏を贈る。拍手鳴り止まずサントリーホールはスタンデ […]

PICTURE DIARY 0511MO2018

茨城県庁での伝統工芸品展初日。県庁職員の方々や、県庁にご用のお客様方が立ち寄り、午前中から取材など受ける。東京にとんぼ返り3331のILLUSTRATION WAVE展作品搬出。間に合う。展覧会を取り仕切った杉山氏、高橋 […]

PICTURE DIARY 0411SU2018

明日から茨城県庁で始まる第35回茨城県伝統工芸品展の搬入と設営。茨城クラフアートのスペースを監修する。来年1月18、19、20日の三日間、青山スパイラルで開催する茨城クラフアート展への助走となる。

PICTURE DIARY 0311SA2018

文化の日。文化勲章授賞式のニュース。百歳になって欲しいと思い授かるものでもない。ベートーヴェンのピアノ曲を聴きながら仕事する。古典主義からロマン主義にまたがる贅沢な時間。展覧会内容を文章化する。何かをゆっくりと考えること […]

PICTURE DIARY 0211FR2018

朝早くからMUMICのための絵を仕上げにかかる。デザインの幾つかの仕事、小さなミーティングや事務的な仕事とやり取りの横糸を重ね、丈夫な縦糸を貫く。この頃特に、絵のためにまとまった時間を用意して、集中的に描くのが理想ではあ […]

PICTURE DIARY 0111TH2018

このままの速度なら未だしも、加速度的に師走から聖夜、正月へと突き進むのだろうが、その手には乗らない。

PICTURE DIARY 3110TH2018

朝から寸分の空きもなく予定で埋まる間を縫ってキャンバスの下塗りをしたり連絡事項のやり取りをしたりとこの日記にも句読点など入る隙間もないがアイデアやプランは素早くメモする気が付くと夜

PICTURE DIARY 3010TU2018

庭の柚子の木に既に色付いた実が鈴生り。厚手の手袋をして、棘から手を守りながら収穫する。柑橘の酸味と香りのなかでも柚子が好きで何にでも搾り掛ける。板谷波山記念館で「ふるさとへの贈り物」展を観る。亡き神林夫妻の40年に渡る波 […]

PICTURE DIARY 2910MO2018

machiko jinto london 10周年と本の出版記念パーティー。グランド・ハイアット・トウキョー。不思議の国のアリスをモチーフにして会場を飾り、ファッションとフォト、ミュージックをベースに演出した素晴らしい大 […]

PICTURE DIARY 2810SU2018

BIG SACKにメッセージを描く。「Miracle」の文字がたてがみになった我が友Unisus。一緒に遊び、星の彼方へ、そして心の奥底へ飛ぶメッセンジャー。

PICTURE DIARY 2710SA2018

仕事用の眼鏡を落し、当たり所が悪くフレームのテンプル部分が割れ、レンズが飛んだ。眼鏡屋に見てもらうと、レンズには多少の傷はあるが、フレームは修理不能なので取り替える必要があるとの見立て。幸い店に同じフレームのストックはあ […]

PICTURE DIARY 2610FR2018

四方義朗、Red Shoesでデビューライブ。行くところまで行く!と宣言。いつまでも手本。店に集まったたくさんの昔馴染みに会う。シャンパンとロックの夜。来春来日するブライアン・フェリーと一緒にどうかな。敬称略。

PICTURE DIARY 2510TH2018

ILLUSTRATION WAVE展搬入。222人の作家が出展する大規模な展覧会。外神田の3331にて27日土曜日から。俯瞰する視点と幅広い表現の仕方、ジャンルやカテゴリーにこだわらず仕事をして来た。そんなやり方に時代が […]

PICTURE DIARY 2410WE2018

絵を描く一日。遠い昔を想い、今を感じ、遥かな未来を想像して筆は走る。目の前を通り過ぎる絵は、見る人の傍らを駆け抜け、天空から来たモチーフは、翼をゆっくりと動かして一直線に進む。人々は展覧会場で同じものを見るが、見たものは […]

PICTURE DIARY 2310TU2018

星のアトリエのテーブルの上で、先日皆で収穫した柿が山盛りになり、おおらかな故郷の秋を、甘い柿色のフィルターを通して謳っている。だんだんに熟していくので、硬いの軟らかいの、好みはそれぞれに。以前は硬いものが好みだったが、今 […]

PICTURE DIARY 2210MO2018

ちあきなおみの歌はやはり凄い。朝から聞き惚れて一日が始まる。絵を描く、バルテュスブルーで。素晴らしい青。バルテュスの注文で作られたローマの小さな画材店の青。

PICTURE DIARY 2110SU2018

ILLUSTRATION WAVE展に出品するための絵を描き始める。出品予定の作品は決めているのだが。新しい絵が描き上がったら相応しい方を出そうと思う。最終搬入日が来週の木曜なので間に合うかどうか。予定の合間を縫って正味 […]

PICTURE DIARY 2010SA2018

夕方外に出ると、北西の空が黒い雲に覆われている。少しずつ近付くように見える。いしおかで蕎麦を待っていると、おかみさんが奥の卓を片付けて、横を通りすがりに小声で「降ってきました」と言う。耳を澄ますと微かな雨音が聞こえる。止 […]

PICTURE DIARY 1910FR2018

F80号のキャンバスをピンと張って叩くと鳴りが良い。甲田さんが星のアトリエに来て、BIG SACKの相談と世間話。来年5月のdip in the poolパリ公演のことなど。GONTITIのマネージメントから連絡があり、 […]

PICTURE DIARY 1810TH2018

一日のうちにするべきことは、不確定なイメージの部分も含めて予定してはいるが、朝食を摂りながら思い付いたアイデアが秀逸で、そのスケッチを始めたら夕方になった。夢中になれることの強さ。入口がシンプルで素直なら熱意が生まれ易い […]

PICTURE DIARY 1710WE2018

朝のうち身体のメンテナンス。午後から打ち合わせなど。基礎を固める日。ライブステージの次の日は、発散したのと吸収したものとのバランスに乱れがあり、心身共に調整が要る。帯電したエネルギーをニュートラルに放電するには細心の注意 […]

PICTURE DIARY 1610TU2018

女優、月船さららさんのイベント「尼寺」にOBANDOSゲスト出演。南青山「Red Shoes」。Red Shoesと言えば80年代、TRAの頃に出入りした店。クラブや仕事終わりの深夜に立ち寄り軽く食事をして一杯、必ず誰か […]

PICTURE DIARY 1510MO2018

月曜日。今日はあらゆることの最初のアプローチが空振りになりながら2ストライク3ボールになり、さらに散々ファールで粘った挙げ句、何とか出塁した日。電話をすれば相手が留守電なのは当然。あるはずの書類が間違われて先方にあること […]

PICTURE DIARY 1410SU2018

今更ながらに車のマニュアルを読み込んでみたら、あんなことも、こんなこともの知らなかった機能があり、驚き呆れる食休みのひととき。取扱説明書はきちんと読むこと。新蕎麦の喉越し。

PICTURE DIARY 1310SA2018

午前11時、サラーム海上氏星のアトリエに来る。一緒に文字をペインティングする。サラームさんはお喋りやインタビュー、文章書きや中東料理、DJをするなど何でもござれだが、絵を描いたり工作したりは大の苦手だと言うので、それでは […]

PICTURE DIARY 1210FR2018

朝から休む間も無く予定で埋まる日。星のアトリエでのミーティングを中心に組み立てる。大切なミーティングのある日は、前後の準備や片付けもありぼんやり出来ない。デザインの仕事はまだしも、絵とミーティングは、一日の仕事として両立 […]

PICTURE DIARY 1110TH2018

三本ある柿の木の実が大分色づいてそろそろ食べ頃かと思う。台風で落ちることもなくたくさんなっているので、来週日にちを合わせて、妹や姪夫婦たちと収穫の会を開くとしよう。皆で分けて感謝の日とする。

PICTURE DIARY 1010WE2018

TAKUYA氏、星のアトリエに来る。一緒にBIG SACKの作業。3個ペイントするが、天性の才能とセンスが垣間見える。秀でた個性的なギタープレイ同様に、他の表現分野でも独特なPOPセンスを発揮して、面白く楽しい。JUDY […]

PICTURE DIARY 0910TU2018

打ち合わせ帰りに南青山から代官山まで歩く。今日の暦には不成就日と記されており、何事も成してはならない日となる。決めず、話を聞き預り持ち帰り検討すること、あるいは、仕事などを完成させずに一部を残し、佳き日を選び成就する。暦 […]

PICTURE DIARY 0810MO2018

水戸芸術館、内藤 礼 明るい地上には あなたの姿が見える 最終日。dress birdでミーティング、真摯な服の数々を見る。とう酔庵で食事会。心にひびく秋の声・風と題して、書と歌曲の夕べ。書家、深見紅雨先生、声楽家、大内 […]

PICTURE DIARY 0710SU2018

ネコたちも基本デレーッと長くなっている。背中を撫でると背骨の両側辺りが硬くなっている。気候に対応しにくいのだろう、ゆっくりと揉む。すっかりリラックスした様子なので爪を切ろうとするが、今日はその日ではないらしい。これからヴ […]

PICTURE DIARY 0610SA2018

土曜日。昨夜は少しだけ夜更かしをしたので、朝はゆっくりと思ったが早起きする。気温が高く、着るものに工夫が要る。仕事の合間に気分転換の靴磨き。靴が綺麗になると、履いて出掛けたくなる。80年代に手に入れ愛用する赤茶色のドクタ […]