PICTURE DIARY 0206SA2012


スウェーデン大使館へ。「SWEDEN DAY IN TOKYO 2012」。スウェーデンの文化や産業などを国の伝統と共に紹介するイベント。デザインやファッション、ミュージックなどの分野の知識を多少は持つが、スウェーデンという国の成り立ちや歴史については知らない事がたくさんある。在日スウェーデン商工会議所開設20周年記念とスウェーデンのナショナルデーを祝うイベントとしてスタートしたと説明があり、スウェーデン人と日本人が知り合い、お互いの絆を深め、確かなものにするきっかけとなれば良い。色々な事を体感するのが一番だ。大使館内の前庭にはVOLVOのセダンとスポーツワゴンの最新型が2台縦列で並び、その奥にSCANIA社製のMASSERATI運搬用トレーラーを牽引するための大型ディーゼルトラックが停められている。スタッフにトレーラーについての説明を受けて運転席に乗り込んでみるが、視界の広さと高さに驚く。さらに車内は広々した居住空間で、旅客機の座席の上部にある手荷物入れのような、二段になった棚がぐるりとレイアウトされてかなりの容量だ。天井高は多分2m50はゆうにある。運転席の背後にはベッドが備え付けられて、大男が悠々と横になれる。長距離の走行に対する配慮が十二分になされている。バスルームとキッチンが無いのが不思議なくらい。これを動かすのは面白いだろうな。地下一階にあたる中庭ではスウェーデンの夏を迎えるお祭り、MIDSUMMER PARTYが開かれて、民族衣装を着た女性達が輪になって踊る。輪の中心にあるモニュメンタルなオブジェは男性を表し、離れた村々に住む男女の出会いの祭りでもあると聞いた。親しみやすい楽の音と歌に、振り付けもおおらかだ。中庭に続く建物内の小さな室内プールのプールサイドで休む。無料で振る舞われるホットドッグにかぶり付きながら一時を過ごす。来日中のスウェーデン国王、カール16世グスタフ国王もご来場されて華やいだ。

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