PICTURE DIARY 1202SU2017

pd20120212s
初午。庭に小さな祠があり、お稲荷さんを祀る。行きつけの蕎麦屋の隣にパン屋が店開きした。絵を2枚描くが、1本の線の有る無しではたと仕事をとめる。構想の段階で持った印象と、実際に描き進めた雰囲気に相違はないが、描き込む絵ではないだけに、一筆が持つ意味は大きい。芸術と意匠が融合し和する、そのような白でも黒でもない広大な空間の中に、1本の線が平面を分かち、統べる力を見て、なおさら緩やかにのんびりとした絵に仕上げるには極力少ない手数を見極める。

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