PICTURE DIARY 2112WE2022
百年前、いや、十年前と今の情報量を比較したら一体どれ程なのだろう。例えばヒット曲が歌われYouTubeで再生され、SNS。情報の数だけ天使が足りているかな。天使はそもそもデジタルに対応しているか。もちろん色んな天使が居る […]
百年前、いや、十年前と今の情報量を比較したら一体どれ程なのだろう。例えばヒット曲が歌われYouTubeで再生され、SNS。情報の数だけ天使が足りているかな。天使はそもそもデジタルに対応しているか。もちろん色んな天使が居る […]
やはり、サティのジムノペディが好きだ。ドビュッシーのオーケストラ編曲版も佳い。
昔も今もこれからも、自分自身の中で心惹かれるものが有るとすれば、表現のスピードと永遠性だ。そして、そこには優雅や優美が備わる。
何だか歯切れの悪い感じの一日。パン!と竹を割ったような運びが好みだが。
特に寒い季節になると脚湯をするのだか、冷えた脚が痺れるように温かくなり、身体の芯から解れて心地好い。何しろ冷えが良くないのは当然だが、じっとしていることの多い仕事なので、冬になると出来るだけ毎日温めるようにする。
描きたいものが上手く描けず。たまにある。そんな時は、迷わず違うものを描く。勉強し直して再び描く時には、なぜ描けなかったのか不思議に感じる。
展覧会に来てくださる遠来のお客様方は、口を揃えて、ホテルの宿泊費の高騰と予約が取れないことに閉口している。氣楽に過ごすのは難しい世界。
一日髭をあたらず不精髭。胡麻塩のように、白いものが目立つようになった。霜柱のようだ。
夜来の雨が昼には上がり、濡れた舗道を輝かせる午後の陽射し。白いスニーカーを履いて、思い思いのかたちであちらこちらに散らばった、路上の鏡を踏まないように歩く。ギャラリーでは太陽天使の絵が静かに微笑んでいる。
何か思い付いたり思い出したことが、ちょっとした他の考えや動作の間に、さあっとどこかに運ばれて消え失せる。記憶の荒野に風が吹き、何か素晴らしい出来事の予兆があったことだけが風紋のように残され美しい。
午前中クリスマス茶会。点心の後、松田理奈さんのバイオリン演奏があり、茶を中心にした会の絶妙な調和を感じた。点心の席では、正客の漆芸家、辻さんと製作した盃を初めて使う。酒の喜びを得てより美しく、少しずつ漆器が育つという。松 […]
ギャラリーつついへ。入れ替り立ち替り思わぬ方がいらっしゃる。喜び、楽しいひととき。
聖林公司、餅つき大会、代官山。途絶えていた例年の行事の有り難さが伝わって来る。日本橋某社社屋新築工事、瓦など出て、江戸時代の中村座跡地と分かる。蛎殻の層も見られ、度重なる大火後の地質改良の知恵と知る。市囲の歴史を想う。蛎 […]
lovery pieces展は一昨日17日、楽日を迎えました。ギャラリーつついにご来廊の皆さま、ご来廊は叶わずともお氣にかけて下さった皆さまに、大きな感謝をしつつご報告いたします。ギャラリーのオーナーつついさんはオールド […]
ジョン・レノン命日、真珠湾。世界には素晴らしいものと、そうではないものがある。何につけても、それぞれ自身の感ずるままに。
サントリー美術館ミュージアムショップへ。店頭に並んだMIC*ITAYA MIRRORS手鏡を確認。担当者、店舗スタッフにご挨拶。しばらく休止していたMIRRORSを本格的に再開する足掛り。多謝。
明日の大雪を前に、本格的な冬の訪れを感じる一日。自然が告げるしるしに名を与える、古人の美に寄り添う日常を想う。
作業が続いたので、休養しながら立体作品の設計。進むにつれて虚像が実像を投影し始める。静かに心が躍り出し、新しい振り付けが浮かぶ。
人の言うことを鵜呑みにしてはならない。自分で考え熟慮咀嚼して判断する。人の言うことには、大いなる敬意を保ち栄養にする。さもないと、喉につかえたりして苦しい。
作品”右の女神”と”左の女神”。夢の世界へと誘い、現実の世界へと戻す。左右どちらの女神もその役を担う。天上からおりる、天上へとのぼる。眠り、自由な魂の旅を案内する。
lovery pieces展搬入設営。ギャラリーつついが作品と伴に、暫し仮の住まいとなる。
lovery pieces展、残すところ4日となりました。ぜひキュートな作品の数々をご覧ください。14日水曜日は休廊、17日土曜楽日は16時閉廊となります。 ミック・イタヤ個展“lovery pieces“ 2022年1 […]
便利になるということは、時間が経つのが速くなるということ。
ベストドレッサー賞表彰式。メイガスさんがイリュージョニストとしては初の受賞。おめでとう。昨年は隣同士の席で一緒に表彰式を見ていた。今年はなんと壇上に。
アイデアの手懸りを掴むと速い。あっという間に引き寄せ組立つ。まるで春一番のような生暖かい風の吹く日に棚引く狼煙。。
今日はアイデアが出ないな。出ない時は出ないので他のことをする。出ないことを忘れた頃、こんちは!と言いながら急に扉を叩くものがある。アイデアがやって来た。出そうとするから出ない。不意に訪れるものか。
WAVE展搬出。参加作家たちの今を感じることの出来る、興味深い展覧会だった。作品発表の機会を設けていただいたことに感謝。
依頼のあった立体作品のスケッチをしながら、つい居眠りする。組んだ腕の上にアリスがそっと乗って来る。眠りの世界で行く先は別々だが、お互い一緒に居れば暖かい。
菓子鉢に三種類の煎餅が入っている。何氣無くひとつ手に取り、ふと思う。そう言えば、クッキーの詰め合わせなどでも、味などの好みより、同じ種類の多く残っているものから、あるいは、残り全体の色味や形などを考えて選ぶ傾向があるな。
柿の実を採る。創庫で探し物をする。見付からず、かくれんぼ。探すのを止めれば、そのうちに諦めて出て来るのだろう。
雨音を聴きながら、冬の訪れを想う。じっと静かにして、冬眠に入る獣のように、微かな風の匂いを嗅ぐ。暗いところから、光の方に顔を向け、素直に感じることのみ伴としてたち上がる。
早朝から出張。幼馴染のビストロで幼馴染と昼食。三人三様な記憶の断片をパッチワーク。雑な縫い目を繕い、心置きなく笑う。
武蔵小山の”ギャラリーつつい”へ行く。小さな三階建て。入口ドアの上ににミューズ、片流れの屋根にブラックバードのレリーフがある。依頼を受けて取り付けたのは寒い季節で、オープンしたのはコロナ渦の直前だ […]