PICTURE DIARY 2909MO2014

PD20140929s
ALギャラリーで佐藤亜土、ピエール・ポラン、両氏の展覧会が始まる。亜土さんは、70年代、ぼくらの世代のスーパースター。会場には9点の版画作品とポランさんの8点の椅子とテーブルがある。二人は同時代の息吹きを呼吸した友人である。作品を見ると、それぞれがそれぞれに、二人の間には単純には言い表すことの出来ない疎通や、惑星と惑星が持つような影響があっただろうことを感じ取れる。来日中の亜土さんのお嬢様からお話を聞くと、お二人の関係や家族同士の付き合いなど、希有な才能を持つ芸術家たちの日常への興味は尽きない。本にして出版は出来ないのだろうかと思う。素晴らしい物に接する幸せは、何物にも代えがたい微笑みを生む。

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