PICTURE DIARY 2812SU2014
心穏やかに過ごす。あらゆることに段落を付けて、大晦日、そして新年を迎える用意をする。僕は絵を描き作品を作りデザインをするが、作り出す全てに分け隔て無く持つ力を注ぎ入れる。1週間程前から画架に製作途中の絵があり、次のステップを待っている。何かの閃きと間合いを図って佇んでいる。その作品に向かう力は、強ければ良いものでは無く、有るか無いかの微かなポエジーが重要だ。静止したストーリー、永遠に向けて動き出すことの出来る、小さくとも絶対の衝動を緩やかに携えて耀きを放つ簡素な限りの素材とタッチ。画面に手を、筆を入れず描き進める。