PICTURE DIARY 2406SU2012


新宿御苑へ行ってみる。緑が気持ち良い。芝生に横になる。重力に逆らわずに楽になれる時間。芝生の匂いと土の温度を感じる。梅雨の間の薄曇りのベール越しに、太陽が秘密めいた笑顔で照らす。空と太陽と土と緑、子供たちの歓声。人間には街の中にこんな場所が必要なんだと思う。裸足で走り回り大きな声を上げ、転げ回る。気軽に自然と交わること。生き物としての計り知れない喜びがある。子供にも大人にも。

One Comment

  1. かとびい より:

    ミックさんの文を読んで,ちょっと悲しいことを思い出しました。

    自然の草のうえに寝転びたいなあという気持ちがありながら,毛虫類が大嫌いな僕は,虫がいる心配のない,管理された,いわば人工の自然の中にしか自分の身をあずけられないんです。

    子供の頃はそんなことは無かった。いつからこんな風になってしまったんでしょう。

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