PICTURE DIARY 2101MO2013
いい辞書があったら、知識と空想の旅に出かけることが出来る。いつでもどこでも。子供の頃は、国語や社会などの教科書の中を自由に旅して廻った。学校の授業は夢と空想の時であり、出来れば誰にも邪魔されたくはない至福の甘美な時間だった。先生は、通知表に「お宅のお子さんは授業中にぼんやりしていることがあります」と書いた。正しくは、「授業中はいつもぼんやりしています」だ。先生の質問に答えられるように、空想の世界と現実の世界の間を行ったり来たりしていた。今でも。