春分は宇宙の元旦だという。何事にも起点はある。人類の遺伝子や魂に組み込まれ刻まれて内在する、遠い記憶の果てにある始まりは、何かの終わりとしてあったのだろうか。ダーウィンの発表した進化論が、当時の世界をセンセーショナルな渦に巻き込んだように、当世あまりにも突飛な感覚が世の中にぐるぐる広がる。得体の知れない何かが人類とこの惑星の幸福や平和を妨げている。何のために?
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