PICTURE DIARY-190608TH

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男性のなかにも女性的な部分があり、女性のなかにも男性的な部分があります。デザインの仕事をしていると、男性的な性質に支配された世界だなと感じます。 絵を描いたりオブジェを作ったりしていると男性的である以上に、素直な一個の生き物としての魂の目覚めを感じます。デザインのプロセスには理屈や理論で説 明する必要のある部分がたくさんあり、デザインの成立は育むという感じとは遠い所に存在しています。ですから、女性本来の性質からは少しだけ距離があるか と思います。しかし、女性のデザイナーにとってはその分だけ個性的な表現につながります。アーティスティックな仕事ではどうなのかと言うと、作品に対して いざとなれば説明など無意味である、と言うことも出来るという点で大きな差異があります。さらに、時間をかけて成長させるということも選べます。そこで は、男性女性と言うことでは無く、どのような人間かと言うことが重要になります。