PICTURE DIARY 1902TH2015

PD20150219s
キーシンのピアノが良い。在りし日のカラヤンが10代のキーシンのピアノを聴いて涙を流し、居合わせたご両親に貴方のご子息は天才です、と言ったという逸話、さもありなん。カラヤン夫人の証言では、カラヤンの涙を見たのはあとにもさきにもその時だけだとか。文句無く美しいピアノだ。鍵盤の上を飛ぶ両手、その速度に注目する。筆のスピード、正確性と偶発、無駄の無い運動、意識と無意識の間の軌跡。そんな絵にトライしている。

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