ライ・クーダーの新しいアルバムを車の中で聴く。アルバムのジャケットは古い街角と帽子の男だが、夜の家でも朝のアトリエでもなく、初めて聴くなら昼間の田舎道かなと思う。高速道路から国道に降りて、道々何回か繰り返し続けて聴いた。風の鳴る音と混じって細かい音は聞き取れない。聴こえるのは音楽の想いや祈りや時間のアクセルを絞ったブレーキ音のようだ。
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