PICTURE DIARY 1705WE2017
高校時代の同窓生T君に会う機会があった。高校卒業以来になる。面影は変わらずそのまま。会えて良かったと切り出され、本当に良かったと返す。T君が続けて言うには、イタヤが高校三年生の時に仲間と撮影した短編映画風の8ミリフィルムがあり、それを持っているのだが、いつか渡したいとずっと気にしていたと言う。その8ミリは、T君主催のロックフェスティバルのような企画があり、会場になった茨城県民文化センターの大ホールで、たった1回だけ上映して行方不明になっていた、言わばミック・イタヤ初の映像作品である。特に仲の良かった5人の仲間と制作し出演し、演出や脚本もあるようなないようなヌーベルバーグな代物で、学校の隣の墓場や、畑の一本道など、身近なロケーションを選んで撮影し、大きな画用紙に何枚も絵を描き、コマ撮りしたアニメーション作品も収録した多分5分程の短編映画。タイトルもあったのだろうが今は忘れてしまった。T君が保管していてくれたのか!近く星のアトリエに送られて来る。8ミリの映写機が仕舞ってあるが、果たして動くかどうか。タイムカプセルのようで本当に楽しみだ。当時の仲間を集めて上映会をするか。