PICTURE DIARY 1608SA2014

PD20140816s
盆の送り火。珍しく雨になる。墓所のあちらこちらから立ち上る、線香の煙の柔らかい曲線を、雨粒の引く、きらりと白い線が素早く通り抜ける。この世界とはまた別の世界の時間が緩やかに流れて、大きなうねりや細かい振動のように感じられる。無言の魂が微笑み、雄弁な自然に託される。

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