PICTURE DIARY 1602SA2013


ライトアップする直前の歌舞伎座の前を通る。晴海通りを挟んで道の反対側には大勢の人々が三脚を立て、それぞれにカメラを構えてその瞬間を今や遅しと待ちわびている風。通り過ぎる。風はことのほか冷たい。天頂付近に三日月が煌々と笑う。街の景色の輪郭がさえざえとして、触れると痛そうだ。

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