PICTURE DIARY 1601WE2013


ベトナムの蓮の花と葉のお茶をいただいた。ほんの少しだけ泥の香りがして、そこから立ち上がり水面に咲く花の清らかで力強い野生を伝えている。その癖が好きだ。午後は久し振りに会った友人に茎茶をいただき、茶の日になった。友人が静岡の出身で、お年始のお裾分けだ。街中の小さなホテルのラウンジで紅茶を飲みながら近況を語り合った。茎茶は熱湯で乱暴に煎れても大丈夫とのことなので、案外がさつ者のぼくには適していてありがたい。友人も癖の強い男なので、いただいたお茶もそこはかとない癖のものか。人と人の間に茶があり、それは平和のしるし。

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