PICTURE DIARY 1511SA2014
蔵前の「かきもり」と言う文房具の店へ行く。monoマガジンの取材で自分用のノートを作る企画。12時の開店前にお邪魔して、まずは説明を受ける。表紙、中身、コイル、留め具と、大まかに4つのパーツから成る。それぞれに幾つかの種類があり、自分の用途や好みに合わせて選び、その場で綴じてもらえる。ちょっと考えて、どんな場面で使いたいか思い描く。店内の棚から選んだパーツを渡して約5分程待つと出来上がり。どんなものになったか雑誌の記事になる前にこの日記に記す訳には行かないが、カジュアルな使い勝手の良いセットが出来た。物撮りに回っているので、手元に着くのが待ち遠しい。店主は文房具屋の三代目で、もともとノートなど文房具の問屋や工場が多いこの地の地場産業振興の志もあり、パーツやノート作りのシステムは近所の工房や工場に発注して賄うことを徹底している。なので通販はしないと言う。名入れもしてくれるが、以前そのための箔押しの機械を入れようと思ったが止めたそうだ。箔屋の仕事が無くなってしまうから。それなのできちんとお金も取れば、時間も頂く。出来ることを出来る人がする。