PICTURE DIARY 1504MO2013
夕刻前、CHANELパリ本店のF氏、M嬢と来る。M嬢は不思議と付かず離れず、もう20年程の付き合いになる。ぼくの作品の一番のコレクター。今日もヒカリエのBEAMS LIGHTSに寄って、ぼくのデザインしたトートバッグを買って持参し、サインをねだる。そんなことが嬉しい。F氏はすずも提灯のICHI-GOがご所望で、一昨日取り寄せたものをパリへの土産にする。提灯はフランス語では「ショーシン」と発音すると言うので「チョーチン」と呼ぶ練習をする。何とかチョーチンと言う呼び方に馴染んでもらいたいな。午前中から昼近くにかけて、とても忙しい時間に当たってしまって会うことが出来ず、せっかく星のアトリエまで来ていただいて失礼したが、星のアトリエに在籍し、出産のために離れたM女史がアメリカ旅行の土産と、夫君の故郷のニンジンをお裾分けに持って来てくれた。ニンジン大好き。果物を入れた大皿にレモンやリンゴ、オレンジと一緒に入れておいたのをF氏が発見してうける。星のアトリエを大いに気に入ってくれた様子だ。明後日離日とのことで、日本の旅の良い思い出になってくれたらと思う。助手Aの着ていたTシャツが蒸れ臭く、外に干せばと思うのだが、大量の洗剤を使用し無理矢理洗ってデザイン室に干したものだから、変な臭気をアトリエ中に放ちたまらない。F氏が何のフレグランスかと訊ねるので返事に困るが、事実を話すと大笑いに。笑いのポイントのみならず、助手Aは気の利いた助手であるには違いないのだが。パリに行きたいものだね。