少年の頃愛用したテープレコーダーが今、目の前にある。少年時代の一時を一緒に旅して人の声や好きな音楽を録音した。専用のマイクロフォンとはいつしかはぐれてしまった。電池ボックスの蓋も行方が分からない。リールに巻かれた、かなり劣化した録音テープが1本残っているが、再生して聞いてはいない。正確には、聞いたことはあるのだが、記憶にあるほど最近のことではない。再生機能が働くかどうか分からない。ここから何が出て来るのか、今はこのままで充分だ。
たぶん,同じ機械がうちにもありました。
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たぶん,同じ機械がうちにもありました。