PICTURE DIARY 1401TH2016

PD20160114s
世田谷の一画に、自身で町を作る知人がいる。住みたくないものは造らない。樹齢150年は経つであろう大木が何本も、モダンな建物の中を貫通して伸びやかに生きている。一帯は大まかに三つのエリアに分かれて、それぞれが特徴的な建築群を形成する。その土地本来の様相を活かしながら、一つとして同じ間取のない百戸余りの住宅。住人の中には、四回も五回もエリア内を引っ越して雰囲気の違う生活を楽しんでいる人もいる。久し振りに会い話をして、しっかりと腰の据わった思いを受ける。素晴らしい人や物事に接すると魂が生き生きする。

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