PICTURE DIARY 1306TU2012
パッケージデザインを考えて迷宮に入る。パッケージには商品を持ち運び、輸送の際に起こりうる、商品に対する危険の数々から商品、内容物を守る仕組みと役割がある。構造は勿論、そのパッケージ自体に内部の商品のイメージを表す、あるいは示唆、暗示するデザインが施される。そしてまた無駄の無いこと。パッケージは輸送、持ち運びの際のプロテクションであると同時に広告宣伝媒体、そして保存用でもあり、倉庫内、家庭内では出来るだけコンパクトな状態でスペースを取らない工夫が要求される。さらに、パッケージはかなりの確率で棄てられる運命にも見舞われる。どのように廃棄されるのか。ゴミとしてどのように分別されるのか。棄てられるのならばきちんと廃棄することが出来て、商品イメージを損なわないようにしたい。であれば出来るだけゴミにならないパッケージとはどのようなものなのか。商品を守ろうとする余り、過剰な構造を持ち、素材を浪費してはいないか。内容物に対して無闇に大きなパッケージに出会うことも多い。パッケージから内容物を取り出し使用していても、その商品、内容物のためにも必ず取って置きたいと思うようなパッケージ。一度取り出した商品、内容物を使用しないとき、パッケージに戻しておきたくなるようなチャーミングなパッケージ。チャーミングであるなら、パッケージごと飾っておきたくなるようなもの。商品、内容物とは関係なく箱として素材として他の用途に使ってみようと思うようなイメージが湧くパッケージ。PACK AGE。
すばらしいコンセプト。
どんなパッケージができるんでしょう。
ぜひ手に入れとうございます。
商品化されたらまたご紹介ください。