PICTURE DIARY 1105SU2014
叩く。ドラムを叩く。ゆっくりと歩くようなリズム。ドタンバタンと手数も少なくして、おかずも入れずに続ける。もともとあまりに速いものは好きではないし、苦手でもある。正直言えば下手なので自分が気持ち良いように叩く。叩くのは楽しい。叩いて音が鳴るのが嬉しい。正確な一定のリズムではなく、早くなったり遅くなったりするのが人間的だ。正直言えば下手なので。軽く叩いたり強く叩いたり1時間たっぷり叩く、叩く、叩く。そのままのリズムとテンポで夕暮れを歩く。ポケットにスティック、くちびるにメロディ、金木犀の風、弓張月の伴奏。