PICTURE DIARY 0910TH2014
B社でミーティングがあり、そのまま「ニッポン戦後サブカルチャー史」打ち上げに行く。お世話になったスタッフの皆さんにご挨拶。宮沢章夫氏とは久し振りに会う。変わらず飄々とあたたかい。宮沢氏は多摩美の2つ後輩で、その1つ下に竹中直人氏がいる。二人は映画研究会で知り合い、宮沢氏は劇作家に、竹中氏は役者になるわけだが、多摩美を出て名を成す人には、なぜか専攻以外、違う分野で成功する人が目立つように思う。もちろんそれぞれの専攻分野で大成する人物は数多くいるが、宮沢氏は建築科、竹中氏はグラフィックデザイン科の出だ。ぼくの1つ上の音楽家、松任谷由実氏は日本画科だし、大先輩の服飾デザイナー三宅一生氏は確かグラフィックデザイン科だったと思う。三宅氏は、出る課題の全てを服として解釈し提出したと聞いた。多摩美のどこか野性的でありながら都会派といった自由な気風がそうさせ、それを許すのだろう。