PICTURE DIARY 0907MO2012
今日は大分暑かった。自転車で走っていると、走る間は風を受けて気持ちよいが止まると汗が流れるようだ。打ち合わせに着替えを用意して出るような日だった。エアコンディショニングされた建物の中では感じられない都市の自然が、人工的なものにまみれて渦巻いている。そんな本格的な夏も、もうすぐなのだなと言う気がする。友人の若き編集者から「MY RULE BOOK」と言うムックが贈られて来て、登場する人々の身の回りの物に対する考え方や接し方、愛し方があまりにもそれぞれなので、単純かつ純粋に面白いと思った。自分だったらどうかな、と考えるに丁度手頃な本だと思う。ジーンズはどこの何を選ぶとか、男のアクセサリーとはとか、その人なりの気高い価値観がこの世の中を作っていくのだなと、物を通じて、その精神性の発露を見る。使う人の心と気持ちがあればこその「物」だ。道具を使う生き「物」として。