PICTURE DIARY 0905FR2014

PD20140509s
午後にわか雨。ジャンパーを頭にかざして歩く。雨宿りすればよいのだけれど、大粒の雨ではあるがそれほど激しくはなく、リズムに乗って歩いていると止まりたくなかった。勝ち負けではないのに、雨宿りして止まると何だか何かに負けたような気になるかと思い。今日は傘も持たず雨の中を歩くのが楽しい。春の花や木の芽の香りと、夏の夕立の土臭い埃の匂いがする。気に入りの店のベーグルがひとつだけ入った袋を提げて、急ぎ足で行く。男はいつでもいくつになっても、どうでもよいようなことに負けたくないと思うものだと、少し呆れる。

Leave a Reply