ここのところの春の陽気とは裏腹に、意識は内側に染み込むように、新しい均衡を探して落ち着きたがっている。塞いだり、引きこもったりということではなく、内部では暗示のいくつかが示している答えに、さらに研鑽を積み、準備を整えて大人しくしようとしている。走りたがる馬を、どう乗りこなすか。腐っても鯛、とは言うけれど、腐った鯛は食べたくない。しかし、腐りかけが美味しい場合もある。鯛の腐りかけはどうだったか知らないが、鯛の粕漬けのような心持ち。
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