PICTURE DIARY 0806SU2014
NHK交響楽団定期演奏会、NHKホール、マチネ。ウラジミール・アシュケナージ指揮。ステージ下手より出の時にいつもちょっと小走りなのが失礼ながら可愛らしい、そして、たいした間を置かずに指揮棒を振る。演目、1曲目グラズノフの交響詩「ステンカ・ラージン」作品13、2曲目プロコフィエフ、バイオリン協奏曲第2番ト短調作品63、バイオリン、ぜひ見てみたいと思っていたコパチンスカヤ、ネコのように音楽にじゃれつく、あるいはじゃれあうようなキュートな演奏スタイルで、とても魅力的だ。もっと見たい聴きたい。休憩後、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」。バレエダンサーたちが目に浮かぶようだった。チャイコフスキーの持ち味である豪華絢爛が可愛らしい主題のバレエに収まって、アシュケナージのテンポのある指揮。降り続いた雨も上がり足取りも軽い。