PICTURE DIARY 0212MO2013

PD20131202s
豊前房15周年記念の絵を描く。朝からスケッチと下絵の準備。午後、若大将克ちゃんとカメラの原田氏が来て製作の様子を撮影しながら無心で一気に描く。パネルの下塗りがざらついて摩擦係数が高く、さらりと描けるはずのオイルクレヨンが思うように滑らず、ぎくしゃくして力が入り苦労する。ぼくは予定があって参加出来ないのだが、14日の15周年記念パーティーで製作の映像を披露する予定。明後日には編集した映像を確認出来るそうなのでとても楽しみだ。克ちゃんはパーティー当日のイベントとしてライブペインティングをして欲しいと希望していたのだが、ぼくのスケジュールもさることながら、大勢の人前で描くと、人々の気持ちを受けて気が昂り、舞い上がったような派手な絵になる。そうすると、パーティーの時には賑やかで華がありそれで良い絵なのだか、日常の店の雰囲気には強過ぎて、かえって寂しさを感じるものになってしまう。豊前房のことを考えながらじっくりと描けるのが良い。撮影にあたって、優れたカメラマンは自分の気配を出し入れ出来るものだし、若大将克ちゃんがそこに居るのでこれ以上望むものは無い。

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