PICTURE DIARY 1709TH2020

pd20200917s

コンラン卿が亡くなり、小さな男の子が持つ夢のことを想う。子供の頃は、夢の中に生きる時間をたくさん持ち、未だ見ぬ世界を自在に往き来し、日夜冒険に余念なく、空想の世界に笑い、泣き、怒り、途方に暮れながら勇氣を奮い起こしていた。枕元にはお氣に入りのおもちゃが並べられ、寂しい夜に寝ずの番をしている。中でも信頼のあついぬいぐるみは、一緒に眠ることをゆるされ、王様の寝言を間近に聞くことができた。コンラン卿の生涯がそのようであったろうことを想う。

One Comment

  1. Iris Keiko より:

    コンラン王国の王様がそのような心持ちのまま88年間生きていたのなら、私も少女時代に自分に誓った約束を世の中に隠さずに顕していきたいなと思いました。
    勇気を頂ける考察でした。
    ミックさんありがとう!

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