PICTURE DIARY 2311TH2017

pd20171123s
心から勤労に感謝した結果しっかりと仕事をする。休みの日は、連絡が来たり連絡をすることもほとんど無いので、とても集中して仕事が出来る。そのように仕事をしていると、つくづく人付き合いが苦手だなと思う。目の前の仕事と無言の会話をして一日が過ぎ、いつしか止んだ雨の音楽や、傾いて色と方向の変わったた陽の光、ゆっくりと踊るような風の音に眼を細め耳を傾け、上手くいかないと感じた全てが、夜の帳の中で落ち着く場所を見つけて囁く声を聞く。あるがままに。

PICTURE DIARY 2211WE2017

pd20171122s
大きな絵の合間に、筆を馴らすように小さな絵を描く。それは絵とは言えないような作品で、何も考えずに画面上に筆を置いたようなものだ。大きな絵に向けた意識が振りほどかれて、筆を擦ったり叩いたり、筆馴らし以外に自分が見ても何ら意味は感じられない。意味とは何だろう、という趣が漂うばかり。だが、そんな仕業のような絵筆の痕跡にこそ宿るものがある。

PICTURE DIARY 2111TU2017

pd20171121s
ジョニーが床を歩いている。小さなピョンピョンと跳ねる蜘蛛、親しみを込めてジョニーと呼び、大切にしている。以前住んだ家がだいぶ古く、春の終わりから夏の初めにかけてダニが出て大変困ったことがある。その頃アトリエで小さなすばしっこい蜘蛛を見掛け、もしかすると、と思い5〜6匹を連れ帰り、ダニの出る客間に放した。1週間もしないうちにダニは消え、小さな蜘蛛が少し大きく見えた。それ以来、自宅やアトリエで、我らがジョニーは頼りになる用心棒として一目置かれる存在になった。

PICTURE DIARY 2011MO2017

pd20171120s
今朝はだいぶ冷え込んだ。仕事は本格的に年末の進行に入る。人の年賀状などデザインしながら、自分たちの年賀状を作ることなど忘れていつも呆れる。昨日の映像が甦る。雪原で啼く鶴の嘴から白く息が漂う。見渡す限りの雪原を掻き分け掻き分け小さな動物が歩む、気の遠くなる生命の力強さ。

1911SU2017 1911SU2017

pd20171119s
両国のシアターX/カイへ。舞踊家、麗花の動景画「四季」ジャポニズムに参加。すずも提灯を使用しての舞台演出。通しリハーサル前に最終セッティングをし、段取りの確認。すずも提灯が表す生命と魂と。公演は大成功。両国のこの辺りは初代国技館の大鉄傘があった場所。

PICTURE DIARY 1811SA2017

pd20171118s
秋雨の神社、酉の市お詣り。小さな熊手を買う。

PICTURE DIARY 1711SA2017

pd20171117s
THE WISELY BROTHERS渋谷WWWワンマンライブ。昔のCINEVIVANがライブハウスになっていたとは知らず、面影はそのまま。若いバンドは成長著しい。メンバー3人とワークショップでビジュアルを製作した7インチシングル「THE LETTER」の発売記念。サウンドをプロデュースした片寄明人氏に初めて会う。

PICTURE DIARY 1611TH2017

pd20171116s
つくばに茨城伝統工芸品展を見に行く。そこには幾重にも重ねられた時間と技、工芸士それぞれの誇りと喜びとが見てとれる。短い滞在ではあったが感じ取るには充分。

PICTURE DIARY 1511WE2017

pd20171115s
夕方、訪問先の打ち合わせを終えて階段を降りて行くと、カレーの匂いが立ち上って来る。来るときは気付かなかったが、隣がいかにも工場町らしい食堂なのだった。帰り道、思わずコンビニでカレーまんを買い食い。

PICTURE DIARY 1411TU2017

pd20171114s
重要なことのうちのひとつに、切り替えの早さということがある。次から次へと仕事や作業を片付けてゆくには素早い切り替えが必要不可欠だ。さらにものの見方を臨機応変に変えられること。固定観念を捨てたり忘れたり出来ること。気持ちや気分を意のままにして、当意即妙に対応する。軽く重々しく。

PICTURE DIARY 1311MO2017

pd20171113s
日本橋、銀座方面へ。漆工芸家、辻徹さんの展覧会、そして現代美術家、西成田洋子さんの展覧会に。良いものを見ると世界が明るく輝く。良い話が出来ると明日が見える。

PICTURE DIARY 1211SU2017

pd20171112s
寒くなり始めて、身も心も硬くなりかけている。ゆっくりと体を解すと、気持ちも解れてゆく。ときどき雲が太陽を隠して、その上から太陽が現れる度に、地上に大きな微笑みをくれる。輝く笑顔は宝だ。太陽に作り笑いがあるとすれば、それは自分よりも明るいものを見た時だろう。

PICTURE DIARY 1111SA2017

pd20171111s
清水靖晃とサキソフォネッツLive at Spiral Hall。サキソフォネッツとして今年唯一のコンサート。多くの知己に会う。もうかなり前になるが、栃木県の大谷石採掘場の地下深く、靖ちゃんがサキソフォンでバッハの無伴奏チェロを演奏し、レコーディングしたのを思い出した。見物に行ったのだが、素晴らしい演奏とこの世のものとは思えない残響音、そして、夏にもかかわらず地底の寒さに打ち震えた。今宵この空調の効いたホールで、完璧な演奏と音響に包まれ、時に天上に導かれ、椅子に座っているのを忘れる。感動に震え凡て忘れる。

PICTURE DIARY 1011FR2017

pd20171110s
表参道を明治通りから青山通り、骨董通りへ迂回して根津美術館を経由し青山通りに戻り、表参道の一本裏道を明治通りまで歩く。外国の人が多い。立ち寄ったHADEN BOOKSでも、外国の人が写真集など買って行くと驚いていた。聞くとお国の旅行案内に紹介されていて、あなたは有名人ですよと言われたとか。笑って話す。

PICTURE DIARY 0911TH2017

pd20171109s
夕暮れの影絵のような光が好きだ。だから陽の落ちる前に走り出したい。地平線の赤、橙、に桃色が混じった光、白っぽい明かりの筋を置いて、そこから天空にかけての群青から濃紺、黒紺までの匂い。あらゆるものがシルエットになる美しきメランコリー。田舎道をひたすら走る。

PICTURE DIARY 0811WE2017

pd20171108s
音楽は空気を震わせ心を揺さぶる。絵は光を発し心を動かす。色彩と旋律。筆致と律動。混色と和声。歌いながら絵を描く。

PICTURE DIARY 0711TU2017

pd20171107s
茂一さんと会談。SP盤を聴かせてもらう。あたかもそこに語り手が居るような奇妙な現実感に包まれる。中村吉右衛門の長唄と久保田万太郎の解説入り、昭和初期のものなど。今、聴くべくして聴くものと心得る。単なる懐古趣味ではなく、針で縄文土器の溝をなぞったら、縄文人の息づかいや言葉を聞いたような新しい不思議。

PICTURE DIARY 0611MO2017

pd20171106s
午前中、星のアトリエで仕事の打ち合わせ。昼から東京国際フォーラムへ。日本全国郷土工芸品展、東京大会。4つの会場を見て廻る。本当に素晴らしいものがたくさんある。現在とこれからの生活にどう活かせるか。我儘で良いと思う。

PICTURE DIARY 0511SU2017

pd20171105s
夕方ULTRA SEVEN搬出。皆さんご活躍さまでした。帰路、狙いを定めた新しい眼鏡フレームを手に入れる。この1ヶ月、あれこれ色々なフレームを試したが、機能的に優れたもの、とても良く似合うものはあっても、気に入ったものは全く無い。ポイントはいくつか。手に取ったとき、着用時の程好い特別な忘れ得ぬ印象、丸みと流線の理想的なマリアージュ、少しのチャーミングと優しい力強さ、日々の酷使に耐えうること、やや大ぶりで威圧感が無いこと、極力余計なデザインでないこと、あくまでもエレガンスを保ち、黒であること、デザイン会社や個人に納得出来るストーリーがあること、そして予算内であること。とは言え惚れたらそれ。

PICTURE DIARY 0411SA2017

pd20171104s
スケッチ三昧。頭の中に有る、形の有るもの無いものを紙の上に出す。紙は神。暴れ回る有象無象をおさめる。

PICTURE DIARY 0311FR2017

pd20171103s
MUMIC第10回のためにジミ・ヘンドリックスの肖像を描く。高校生のときにPURPLE HAZEを聴いた衝撃は大きい。叫びをギターに乗せて燃やした。

PICTURE DIARY 0211TH2017

pd20171102s
枯れた草を集める。目の端に、すばしっこい蜥蜴が映る。夕暮れるのが早い。柿の実を獲る。やって来る鳥たちのために柿の実を残しておく。

NEWS-MUMIC OPUS 011

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MUMIC/ミューミック第11回

New Rock Smell Bar
154-0011東京都世田谷区上馬1-32-3
03-3795-1055
smell-bar.com

PICTURE DIARY 0111WE2017

pd20171101s
地と空と海の女神のエスキスを描いている。

PICTURE DIARY 3110TU2017

pd20171031s
山あり谷ありの一日。早朝からAssistant Aと出張。終日あちらこちら走り回り見聞を広める。

PICTURE DIARY 3010MO2017

pd20171030s
美美さんの作品を見に青山me ISSEY MIYAKE。渋谷で画材。CD。眼鏡フレームチェック。代官山でランチ。車にガソリン。星のアトリエに遠来の客。更に遠来の客。北風強く寒い。

PICTURE DIARY 2910SU2017

pd20171029s
キャンバスの下塗りとスケッチ。アイデアの熟成。すぐにAI主体の世の中になるだろう。人間は間違う生き物で、AIは間違わないとされる。人間がプログラムを間違うことがあってもAI自体が補正するだろう。人間の持つ芸術性がクローズアップされて、芸術的な間違いが賛美されるだろう。コンピューターには許されない大間違いな芸術の未来。

PICTURE DIARY 2810SA2017

pd20171028s
昼すぎから雨。昨日のことを反芻する。結局映写機を借りたけど使わなかった。過去のものは現在に甦らない、常に新しいものとして接するのが正しい。映像が皆に渡るようにDVDに焼いておいて良かった。DVDのプレイヤーとプロジェクターも、まさかの時のために持って行こうかと思ったのだから、思ったら思ったとおりにするのが良いことだった。弟子は、今夜居ると役立つかも知れないと、師匠が呼んでくれていた8mmなどを趣味にする男だと聞いた。さすが師匠。いつも知らず色々な人に助けられている。

PICTURE DIARY 2710FR2017

pd20171027s
午前中県庁へ。近所の蕎麦屋で昼。アルザスと茨城が出会い、和した菓子を買う。百貨店の地下食品売場で究極の有機納豆を発見する。鈴茂で打ち合わせ。幼馴染みの小さなレストランを貸し切りにして8mmフィルム「JOKE」の映写晩餐会。フィルムに出演し、制作した高校生時代の5人の仲間を中心に内輪の会、ひとしきりフィルムについてのそれぞれの思い出、印象、その当時の出来事など話す。それぞれに記憶を手繰り寄せるが、皆覚えていることが違い、あまりに面白く驚くことばかり。驚きと笑いで声が枯れる。皆の興も最高潮になったところで映写機を回す。上映しようとするが、古いフィルムが波打ち、映写機の歯車に噛み合わず巻き込むという、予想はしていたがやっぱりか、となる。なんとかなるさと高を括るのが僕の善からぬ癖。映写機からフィルムをやっとのことで取り外し、焼け焦げたり、千切れたりという最悪の事態には至らなかったが、映写機では観れず。万事休したかと思ったが、たまたま来ていた店主の弟子がDVDを見ることの出来るノートPCを持っていて、事なきを得る。店主が感を働かせ呼んでおいたに違いない。皆で息を殺し、小さな画面を覗き込むように観る。見終わって、それぞれにイメージと実際のギャップに愕然とした様子がありあり。あれは誰?俺か?こんなシーンがあったっけ?あのシーンがない!誰かが編集し直したに違いない!つぶやきや溜め息、大声が行き交う。17歳が無邪気にフィルムの表面で動いている。モンキーズやビートルズやアメリカンニューシネマ、フランスのヌーベルバーグの洗礼を受けて、あの時代の自分たちの幼く、稚拙で未熟な煙が魔法のランプから出た。「お呼びですか?」。映像に残された過去の自分たちと、今の自分たちの間に横たわるものの正体について知らずとも、それらと黙って肩を組み家路につく。今も昔も何ら変わることのないそれぞれが居ることを確認して。今夜の一部始終は、フィルムに焼き付けられた5人そのままだ。

PICTURE DIARY 2610TH2017

pd20171026s
材木店石蔵撮影。教育長と立ち話。郵便局へ。美術館で展覧会ミーティング。植木に水やり。煎餅屋で土産を買う。渋滞。隣のレーンで乗用車3台玉突き。

NEWS-The Wisely Brothers"The Letter" 7inch Record

THE WISELY BROTHERS、2017年11月8日発売のシングルレコードです。女子3人のスリーピースバンド。メンバーから仕事の依頼を受けて、それでは一緒にワークショップをしてシングルジャケットのビジュアルを作ろうと、メンバー3人とデザイナー真舘氏に星のアトリエに来ていただいて、コラージュしたりスケッチしたり。m*

http://thewiselybrothers.tumblr.com/

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7inch Record
ARTIST : The Wisely Brothers
TITLE : The Letter

PRODUCED BY KATAYOSE AKITO / GREAT3

SIDE A 01. The Letter
MIXED BY John McEntire / Tortais,The Sea and Cake

SIDE B 01. アニエスベー EMCAT Remix
REMIXED BY EMCAT / Enjoy Music Club

GRAPHIC DESIGN : YOSHIHIRO MADACHI / WATERS,ORGASMO
ART WORK : The Wisely Brothers + MIC*ITAYA / POWER OF BEAUTY
REBEL : LASTRUM MUSIC ENTERTAINMENT INC.
RELEASE DATE : 8TH NOV 2017

PICTURE DIARY 2510WE2017

pd20171025s
昼過ぎ、8mm映写機を借りに行く。いくつかの打ち合わせあちらこちら。

PICTURE DIARY 2410TU2017

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気が付けば美しい塵の中に居る。

PICTURE DIARY 2310MO2017

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昨夜は眠りの彼方で風が振り付け全てが踊った。

PICTURE DIARY 2210SU2017

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多くの動物たちは、雨や嵐だと外には出ないが、目的がはっきりと有る人間は雨や嵐はものともせずに外に出る。何もせずに後悔するよりも、何かしでかして反省する流儀。準備が良ければ心地好い住処が待っている。

PICTURE DIARY 2110SA2017

pd20171021s
仕事など、周到な準備が必要な、大きなするべきことがある時に、決まって見る決まったパターンの夢がある。遠くからリハーサルで練習した通りの曲のイントロが聴こえてくる。僕は予定通りバッグをぶら下げて、他のミュージシャンより先に、ステージ上手からゆっくりと歩いて登場する。そこで一つの不安、上手寄りで止まるのか下手まで行くのか、段取りが思い出せない。下手と決めて、バッグからドラムのセットを取り出してきれいに並べ、セッティングし始める。セッティングの芝居がかった様子も含め、流れる曲のイントロにドラムをかぶせて演奏が始まる演出なのだが、肝心のバスドラムを忘れて来たことに気付き、観客にそれと覚られないように取りに帰る。ステージそでに入るや、階段を転げ落ちるように走りバスドラムのあるリハーサル室に辿り着くが、キックが無い。大きな26インチのバスドラムを担いで隣のリハーサル室に走り込み、頼む、そこにあってくれ、と祈るように探す。キックを見つけてバスドラムにセットしながら、階段の客を掻き分けてステージに急ぐ。曲はイントロからコーラスに入り、僕がドラムで入るパートが過ぎてしまったのか、まだなのか、分からない。とにかく急ぐ。ドラムの入り方が素晴らしく印象的な曲なので何とか間に合って欲しい。「Listen Music Never Heard」とコーラスが続く。待てよ、これは僕の夢で、僕がこうしようと思いさえすれば、どうにでもなるではないのか。というところで目覚めると、僕は長椅子に横になり、アリスが足の上で、ナイスが腹の上でぐっすりと眠っている。ミュージシャンではないのに、どうしていつもステージの夢なのだろう。

PICTURE DIARY 2010FR2017

pd20171020s
雨がよく降る。AURORA GRANでのレセプションパーティー、ささやかな心地好い賑わい。DESIGNART各会場を巡る人々の熱心な様子が伝わる。

PICTURE DIARY 1910TH2017

pd20171019s
刈り取った枯草の小山を崩してみたら、乾いた表面のすぐ下は、葉や茎がどろどろに溶け始めている。太陽や雨、地熱とバクテリアや、小さな何者かの絶え間ない仕事の途中経過を見たようだ。このまま放って置けば、やがて小さな生き物の棲家として、腐葉土として、繰り返し繰り返しするうちに、良い土になって行く。

PICTURE DIARY 1810WE2017

pd20171018s
昼、阿佐ヶ谷へ。おやつクリエイターを自認する友人の工房兼店舗。看板や内外装、パッケージなどのプラン。夕方、ULTRA SEVENオープニングレセプションへ。キンタロー氏を労う。渡辺祐氏と氏のFM番組の話題。インタビューの名手、身近では得難い才能の主。今更ながら。度胸が鍵と言う。

PICTURE DIARY 1710TU2017

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ULTRA SEVEN搬入。PARCO MUSEUM池袋へ。到着すると設営真最中。すでにあらかたの作業は済んで、70名それぞれの個性がULTRA SEVENをメディアに当たり前に披露されようとしている。正直に言って、ウルトラQからウルトラマンまではたまにTVを視たが、その後のシリーズには全く馴染みが薄い。ただ、現在に続くCGや特撮物、戦隊ヒーロー物、ガンダムやマジンガーZなどのオリジネーターとして特別な意味を持つ。やはり日本は不思議な国だ。古来文化が大陸を渡って来たように、近来のフィクション文化は宇宙を超えて来た。宇宙人が悪であるという、多くの地球人の基本的な大間違いには、宇宙人も寛容でいてくれているのだろうか。

PICTURE DIARY 1610MO2017

pd20171016s
メナヘム・プレスラー、ピアノリサイタル。サントリーホール。ヘンデルのシャコンヌ。モーツァルト幻想曲、ピアノソナタ14番。ドビュッシー、デルフィの舞姫たち、帆、亜麻色の髪の乙女、沈める寺、ミンストレル、レントより遅く、夢。ショパン、マズルカ25番、38番、45番、バラード3番。大きな暖かい拍手に迎えられてのアンコール、ショパン、ノクターン遺作。さらに大きな拍手、スタンディングオベーションに応えて、アンコールの2曲目、最後の曲はドビュッシーの月の光。今年93歳。アンコールの2曲に込められたメッセージと、音楽家、ピアニスト、人としての到達点の、卓越した、たおやかな美、観た、聴いた、感じた、忘れられない夜。

PICTURE DIARY 1510SU2017

pd20171015s
夜、AURORA GRANですずも提灯の設営。チャキチャキ進む。オーナーデザイナー育代さんのイメージがはっきりとしているので早い。ジュエリーと提灯。素材、サイズ、色、形、どれをとっても親和性に乏しいのだが、不思議に素晴らしいコントラストを生む。おそらくデザインする姿勢とセンスに、共鳴する周波数帯を持つのだろう。DESIGN & ART FESTIVAL、DESIGNARTは明日16日から原宿、青山、六本木周辺を舞台に来週日曜日までの開催となる。参加出来て嬉しく、今後に期待している。

PICTURE DIARY 1410SA2017

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暑い日があるかと思えば急に寒くなって、昨日と今日の温度差が15度もある。体調の維持が難しい。この変化に対応するには、よほど順応性が高いかよほど体が鈍いかのどちらか。

PICTURE DIARY 1310FR2017

pd20171013s
小雨降るなか原宿表参道へ。用事を済ませ、カフェレスポワールでサンドイッチの昼食。HADEN BOOKSへ。待ち人来たらず。昼寝して起きれなかったとのこと。微笑み。こんな天気の日は、ゆっくり眠るに限る。主人、林下さんと世間話を織り混ぜたミーティングをする。

PICTURE DIARY 1210TH2017

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我々が担う未来とはどのようなものだろうか。美を中心にした、気持ちの疎通する素直な世界をイメージしている。綺麗事を言うのも簡単なら、困り事を並べ立てるのも容易い。この社会で、美しいお金の儲け方があるのだと思う。同時に、きたないと揶揄されるやり方もあるのだと思う。美というものは力強く永遠で、脆く儚い。美ということを考える時、永遠と一瞬を両立する。永遠に変わらない美、一瞬の美、時々刻々変化する美。その時その時が大切な、瞬間の美の連続。誤解を恐れず綺麗事は大切。

PICTURE DIARY 1110WE2017

pd20171011s
移転したBEAMS本社新オフィスでミーティング。これからどういう風にBEAMS色になるのかとても楽しみな下ろし立て。タワーレコードでポール・マッカートニーのアルバム「RAM」を買う。高校3年の時に制作した8mmフィルム、「JOKE」のサウンドトラックが、5曲目に収録されている「UNCLE ALBART」。今月末の上映会のために。

NEWS-MUMIC OPUS 010

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MUMIC/ミューミック第10回

New Rock Smell Bar
154-0011東京都世田谷区上馬1-32-3
03-3795-1055
smell-bar.com

PICTURE DIARY 1010TU2017

pd20171010s
青山スパイラルのカフェでお茶とミーティング。自然光や空気、昔から馴染みのあるこの空間の、微妙絶妙な、さりげない開放感が好き。

PICTURE DIARY 0910SU2017

pd20171009s
ゆっくりと休む以外に、休日でないと出来ないことがあるものだ。

PICTURE DIARY 0810SU2017

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麗花のダンスパフォーマンス「四季」通し稽古。間近で聴く和太鼓の響きに身体中が共鳴する。すずも提灯の役割と使い所を見極める。この三日間、あちらこちらで毎日すずも提灯の可能性を探り気付く日々。