PICTURE DIARY 0801MO2018

pd20180108s
久し振りの雨になる。休日とは仕事の準備のための日。心身共に調子を整えて明日に備える。良い準備のある所に良い巡りが来るものと思う。雨音を聞きながら、ふと自分のして来た仕事のことを考えると、人と場と音に行き当たる。視覚的な表現の背景に奏でられる音楽の心地良さ、人も場も音の屋根の下に。

PICTURE DIARY 0701SU2018

pd20180107s
ポッカリと穴が開いたような感覚。ドーナツとか五円玉とか心とか、穴があってこそ存在の意味や価値があることなど、愉しく考える。穴が開いていて役に立つものは多い。意味なく穴が開いているものはあるのだろうか。穴を埋める、塞ぐこととは。

PICTURE DIARY 0601SA2018

pd20180106s
最後に煙草を吸い、自分も煙になる。それも素晴らしい人生。描かずには居られず。

PICTURE DIARY 0501FR2018

pd20180105s
渋谷駅のハチ公口、地下ショッピング街でお使い。駅前の階段を降りて眼前に現れた地下街の景色、前回訪れたのがいつだったか覚えていない。もしかすると昭和のことかと思う。そしてここには昭和の空気。駅周辺のビル新築や改築などが進むなかで、足元のつるりと丸く磨り減った白御影石の階段などが、鉄の足場を支え、埃に白茶けているのを見る。

NEWS-MUMIC OPUS 013

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MUMIC/ミューミック第13回

New Rock Smell Bar
154-0011東京都世田谷区上馬1-32-3
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PICTURE DIARY 0401FR2018

pd20180104s
1月7日まで年賀葉書を52円で出せるのを知らず、それではと切手を買いに行くが、売り切れ。ぼんやりは治らない。

PICTURE DIARY 0301WE2018

pd20180103s
玉三郎さんと越路吹雪さん。お二方ともに大好きな人だ。昨夜テレビ番組を視て、玉三郎さんの越路さんに寄せた想いを知った。表現の道程の険しさ奥深さ長さ、玉三郎さんが受け継いで発展させて行こうとする越路さんの世界。芸と心の真摯な有り様に、越路さんの歌の世界が、いずれさらに玉三郎さんの型になるのであろう、今とこれからの工夫や心意気の大切を感じる。若い時分から暖めて来た、玉三郎さんの新たな標が皆の目に明らかになり、これからどのように育つのだろうかと楽しみに思う。

PICTURE DIARY 0201TU2018

pd20180102s
絵を仕上げる。仮題は”音楽を育む花の天使”。年賀葉書の絵を描く。尻尾に星をぶら下げた犬の一筆描き。午前中からの外出の予定を取り止め、調子を整える。

PICTURE DIARY 0101MO2018

pd20180101s
ゆっくりと過ごす。描き初めと称して、カンバスに小さな絵を描き始める。ウィーンフィルのニューイヤーコンサートの中継で中断。リッカルド・ムーティの指揮振りはきびきびと明るく、軽やかに謳う。絵の続きは明日。

PICTURE DIARY 3112SU2017

pd20171231s
大晦日と紅白歌合戦は、どうしてもセットになっている。子供の頃、我が家では夜更かししても良い日は大晦日と、父が趣味にしている、写真を現像焼き付けする日と決まっていた。大晦日に炬燵に入りながら、家族で紅白を視ているうちに、いつの間にか眠ってしまう。何とか粘って切れ切れに紅白を視る。目を開ける度に違う歌手が映る。ゆく年くる年が始まり、テレビから、雪深いどこかの寺の鐘の音が聞こえて来る頃まで起きていられるようになったのは、小学四年の頃だろうか。それにしても、日付が変わって新年になる前には、眠くてぐずぐずしながら、母に促されベッドに入るのが大晦日の慣わしだった。

PICTURE DIARY 3012SA2017

pd20171230s
NHK FM、GONTITIの番組900回記念放送。移動しながら聴く。やはり二人のやり取りはそこはかとなく面白い。誰が紹介するかによって、同じ音楽でも聞こえかたが全く違うと感じる。番組が末永く続いて欲しい。

NEWS – BLM* 2017-18 AW WINTER SALE

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PICTURE DIARY 2912FR2017

pd20171229s
1日休もうと思うが、頭の中が忙しく、回転がすぐに止まらない。そこで片付けをする。大掃除ならぬ小掃除。暫くすると掃除が面白く、集中している。休みにならない。休みとは何か。仕事と休暇、そんな風に分けるのは難しい。

PICTURE DIARY 2812TH2017

ps20171228s
星のアトリエにて、遠来の客を迎え今年最後のミーティング。

PICTURE DIARY 2712WE2017

pd201712277s
大掃除忘年会。整える、忘れる、覚える、迎える。

PICTURE DIARY 2612TU2017

pod20171226s
憩いのひととき。茶の湯気の向こう、幸せや平安が末永く続くように願う。

PICTURE DIARY 2512MO2017

pd20171225s
優しさや、慈しみ、愛し愛される気持ちを素直に表す日。風が吹き、嵐になり、雨が降り、雪が降ろうが曇りであろうが、遍く太陽月星が照らすこの惑星。

PICTURE DIARY 2412SU2017

pd20171224s
クリスマスイブ。祖母の墓参。夜遅く、久し振りの雨になる。

PICTURE DIARY 2312SA2017

pd20171223s
昨夜は夜更かししたので、大分遅く起きる。夕方、明日までになった神の手展を目黒雅敘園に見に行く。福生時代から旧知のキリストこと、中村道雄氏が組み木絵を出展している。会場にキリストが居て、木の命がまだ暖かい鼓動を伝えて来る。奥多摩の木々の中での生活そのままに、着ている物や佇まいが組み木絵と一体化して、何を話しても言葉から木の香りがする。貴重な作品と作風。辞してそのまま青山スパイラルの展覧に足を運ぶ。思わぬ人の幾人かに会い、現代美術の最先端の有り様を感じる。さらにACTでのグループ展、作品2点を出展して、今夜は館長がサンタに扮したクリスマスパーティーなのだが、無礼なトナカイは足をのばせず。失礼。

PICTURE DIARY 2212FR2017

pd20171222s
毎日1日の終わりに言葉を紡ごうとすると、言の葉が舞い降りて、沈殿するかのように、じっと動かなくなるのを待たねばならない。

PICTURE DIARY 2112TH2017

pd20171221s
アトリエに籠ったまま一歩たりとも外に出ない日がままある。集中が心地よい。日暮れて夜になり、この日記を記す頃、一日何をしていたかを思い返すと、天気のことや、出会う人のこと、景色や食べたり飲んだり憩うこと。様々な場面が広がるものだ。今日は眼前のキャンバスと用紙のことばかりが現れては消え現れては消えする。肉体のために血となり肉となるものを食べ、味わうように、精神のために見て聞き、心の血や肉とする。好き嫌いではなく、今に相応しいと感ずる物のみ摂取する。

PICTURE DIARY 2012WE2017

pd20171220s
ニールヤングのポートレイトを描いている。ニールヤングは線ではない、面だ。面取りした立体だ。無骨で一本気な素材の熱い彫刻。あるいは一本の太い線。あまりにも太く、線だとは感じられないデリカシー。特に精神性や魂の在処の点で、デビッド・ボウイとは対極的な同次元の存在だと考えている。何の前触れもなく、時々聴きたくなる歌声、音楽。時代を帯びて美大の仲間や生活観を象徴するミュージシャンでもある。

PICTURE DIARY 1912TU2017

pd20171219s
打ち合わせついでに中目黒の蕎麦屋へ。こちらもこの冬初めての鶏大根蕎麦。名物で好物。

PICTURE DIARY 1812MO2017

pd20171218s
東京はこの冬初めて零度以下。僕はこの冬初めて牡蠣南蛮蕎麦。行き逢う人と、寒くなりましたねぇ、という挨拶がすんなりと身に染みて交わされる。この間まで泣き虫だった空が、今はきりりと晴れやかに、生真面目な顔をして、冬枯れてゆく街並みを暖かくする。心まで乾かないようにと、美しい一筋の涙を贈り物にして、午後の太陽は西へと向かう。速度を早めて、山並のベッドに潜り込み早寝を決め込む。

PICTURE DIARY 1712SU2017

pd20171217s
星のアトリエでプライベートワークショップ。テーマ、そしてキーワードに添って作品を創る。参加者は3人。妙齢の女性たち。三者三様でありながら、絶妙な共通項が現れ、仲良く気心の知れた友なのだということが充分に伝わる。最後にそれぞれの参加者を果物に例えて1つの作品にしたが、見事な出来映えに微笑みがこぼれる。

PICTURE DIARY 1612SA2017

pd20171216s
PIPPALAの内田氏と話すのが楽しみ。今日はまずクリスマス談義。クリスマスの音楽が大好きというところから、最近鍋に凝っているという話まで。多くのミュージシャンがクリスマスソングを出しているが、PIPPALAにやって来るミュージシャンたちにも、これだれ?と尋ねられるような、知られざる素晴らしいテイクの数々が流れる。声に聞き覚えがあれば誰がわかるが、意外な人の意外な曲も多い。よほどのメジャーなミュージシャンでも、クリスマス前の1ヶ月程の短期間が勝負なので、おいそれとシングルやアルバムなどは出せないという事情もあり、クリスマスのコンピレーションアルバムにしか入っていないなど、よほどのファンでも知らない場合が多々ある。聴いたなかではリンゴスターやマドンナ、カーリーサイモンなどが特に面白かった。無理してでも昨日のパーティー前に来て、クリスマスソングを伝授願うのだったと盛り上がる。鍋は、鍋料理の事というより、鍋のメーカー、鍋という調理器具自体の素晴らしさという話で、聞くほどに鍋にはまりそうで大いに笑い、楽しかった。明日鍋を見に行こうかと真剣に考える。クリスマス前、ヘアサロン仕事の奥義の術中でたっぷりと遊ばせてもらった。

PICTURE DIARY 1512FR2017

pd20171215s
朝から水戸へ。三の丸の旧県庁、建物の格式に礼。昼食後鈴木茂兵衛商店へ。鈴木社長と懇談。VILLAGE 310、本日スタートのすずも提灯クリスマス展会場へ。オープニングパーティーでは、DJしながら提灯にサインや小さな絵を描きプレゼントサービス。多くの人で素敵な賑わい。クリスマスの曲を多くかければよかったかなと反省。

PICTURE DIARY 1412TH2017

pd20171214s
父の故郷下館に、板谷波山のコレクターご遺族から、40点以上もの陶芸作品の寄贈があったとニュースで知った。生前コレクターであったご両親が、常々「一時の預かり物だから」と語っておられたそうだ。作品を板谷波山の故郷に還したいと考えての決断は美事。全て預かり物という考え方は、全て2割増と考えることと並び、我が家の家訓でもある。

PICTURE DIARY 1312WE2017

pd20171213s
2年越しの仕事がかたちを現し始めた。あと1年かける。

NEWS – BLM* 2018 SS COLLECTION PRE ORDER

 

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BEAMS LIGHTS with MIC*ITAYA 2018年春夏商品の先行予約がオンラインショップにて開始しました。

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PICTURE DIARY 1212TU2017

pd20171212s
朝から青山でミーティング。神楽坂のアートスペースK1へ。グラフィックデザイナー駿東さん初めての個展最終日。墨汁を油絵の筆で描いた作品を軸に、コラージュ、スタンプなど様々なマチエールとマテリアルが交錯した、白と黒の力感にあふれた画面は軽々と圧倒的。Artcomplex Centerへクリスマス展の作品F10号2点搬入。東急文化村ドゥマゴで待ち合わせ、打ち合わせ。見上げた吹き抜けの空が、夜に向かって凄い速さで動いている。

PICTURE DIARY 1112MO2017

pd20171211s
何となく気になってはいても、話したり言われたりしないと気が付かないことがあるものだ。そんなスタートの一日はことさら丁寧に過ぎて行く。全ては出会うところから始まる。始まりは終わりで、終わりは始まり。今だけが未来に向けて続いている。そんな理由で、未来には始まりも終わりも無い。過去には始まりと終わりしか無い。記録した映像のように。未来にはイメージがあり、イメージは未来である。

PICTURE DIARY 1012SU2017

pd20171210s
直前に迫ったイベントの案内状をせっせと用意する。どうしても今日の午後しか時間が取れず、何とか後は切手を貼るだけの所まで辿り着くが、全体の仕様のラフさ加減が郵便物って好きだし、リアルにメモリアルだ。

PICTURE DIARY 0912SA2017

pd20171209s
まだ世界的に有名になる前、SADEの初来日の時に、公演のポスターやフライヤー、ツアーパンフレットなどのデザインをしてSADEにも会ったのだが、間近に見るSADEは本当に不思議な魅力溢れる顔の造りをしていると感じた。そのSADEを描き、ツアーパンフレットに使用したポートレイトを本人が気に入って、7インチのシングルジャケットに使ったと聞いたのは80年代の中頃のこと。一体何と言う曲で、誰がどんなデザインをしたのかなど、単なる噂かと思い、正式なオファーがあった訳でもなかったので忘れていたが、今日何となくインターネットでSADEのアルバムなどを調べていたら、その7インチシングルが出て来て驚いた。曲は「Hang On To Your Love」、1984年7月16日、ドイツとオランダでリリースされていたようだ。タイポグラフィとデザインはGraham Smith、イラストレーションはItaya*とクレジットされている。忘れ去っていたとはいえ、長年の謎が解けて心から嬉しい。

PICTURE DIARY 0812FR2017

pd20171208s
日に日に寒くなる。手塩にかけた草花を枯らさないようにと思うが、土や水が合わずに苦労をすることがある。途中から世話をすることになると、以前に育てた人のやり方を知らねばならない。肥料や与え方、時期など。それにしても、自ら成長を放棄する草花があろうとは知らなかった。その草花は野に還す。

PICTURE DIARY 0712TH2017

pd20171207s
「いや、きらい、すきじゃない」などの言葉に過剰な反応をしている自分に気付く。つまり、自分や身近な誰かが、そのような状況や状態に居るとかあるとか表明されるのがとても苦手だ。出来ればそのような状況には居たくない、出会いたくない。なので、なんとしても楽しい方へ転じたいと思うのだが、我ながら乏しく感じられる転回力を身に付け磨くのも、大いなる修行ということ。己の楽天的かつ薄弱な八方美人気質もまた良しとする。

PICTURE DIARY 0612WE2017

pd20171206s
自転車を飛ばして蕎麦屋に行くが風が冷たい。かけにしようかと思うが、寒さに負けじとせいろにする。

PICTURE DIARY 0512TU2017

pd20171205s
自然光で作品の複写。助手Aが工夫をして上手に撮ってくれる。夕方、BEAMSの忘年懇親会に。恒例のBINGO大会が賑やかに始まるが、何か当たってしまったらどうしようかと思うので、気が気でない。くじ引きや懸賞は苦手なのだ。気を利かせたI氏が代わりに参加してくれる。I氏はBINGOに当たって欲しいと願ってくれているのだが。

PICTURE DIARY 0412MO2017

pd20171204s
日記を書こうとしたら、ラジオからデビッド・ボウイのジギー・スターダストが流れて来た。アナログ盤で紹介している。こんな凄いアルバムを作って、その世界を置き去りにするように次へと進むことが出来るなど、平凡な人間に出来る訳が無い。そして、その脱皮を生涯繰り返すことなど。

PICTURE DIARY 0312SU2017

pd20171203s
てっきり中国の故事かと思っていたが「無事これ名馬」とは馬主としても有名な作家、菊地寛の造語だそうだ。戦に出陣した馬が、怪我などもせずに帰還することを喜び、讃えるような意味合いかと誤解していた。たいして抜きん出た能力は無いが、怪我もせずに長い間よく走る馬を誉めた言葉なのだという。自然にまかせて、そうありたい。

PICTURE DIARY 0212SA2017

pd20171202s
アラジンの石油ストーブを使い始めて5〜6年経つだろうか、そろそろ芯が減って交換の時期に来ている。説明書には芯の交換の仕方も載っていて、自分で出来そうなのだが、人の噂によるととても素人には難しいとの意見も耳にする。はてさていかがいたそう。

PICTURE DIARY 0112FR2017

pd20171201s
今日から12月。例年になく師走ということに意識が向く。年内にするべきこと、年末年始の休み中にするべきことなど。ひとつひとつきちんきちんとと、唱えるように独り言。次へ。

PICTURE DIARY 3011TH2017

pd20171130s
星のアトリエの小さな庭も、大分冬らしくなってきた。色付き、枯れる葉は枯れ、落ちる葉は落ち、枝振りも硬く乾いている。いつの間にか虫の音も無く、虫たちの気配すらとうに消えた。冷たさを増した風に枯葉は舞い、かさこそと音を立てる。子供の時分なら、今頃は隣近所の誰かの焚き火を囲み、暖を取りながら煙に目をしばたかせている時候だろう。今ではそのようなこともなく、煙草の煙さえも不吉な狼煙のように忌み嫌われる。文化や文明の基本的な意味、価値や習慣は全て多様化し変化する。めぐる季節のように。

NEWS-MUMIC OPUS 012

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MUMIC/ミューミック第12回

New Rock Smell Bar
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PICTURE DIARY 2911WE2017

20171129s
さて、12月、師走に入る前に最終的なプランニングと軌道修正。期日内に出来ることは限られる。来年は、3月に始まり、4月に2つ、5月、6月、7月、8月、9月と、毎月展覧会が続く。色々な力を合わせて創る。

PICTURE DIARY 2811TU2017

20171128s
先程dipの出演するコンサートから戻ったばかり。リラックスしたステージで心地好かった。エレクトロニクス・アンビエントのコンベンション・ライブへのゲスト出演だが、アナログのリミックス盤がヨーロッパやニューヨークでじんわりと人気が上がって来ている様子で、やっとdip本来の望むべきかたちで二人の音楽が世界に受け入れられ始めたと感じる。何にせよ続けないとね。創刊30周年記念Dictionaryバックナンバー展示販売会。代官山蔦谷。続ける力。

PICTURE DIARY 2711MO2017

20171127s
あらゆる物事に充分な敬意を払う。出来そうでなかなか出来ない。

PICTURE DIARY 2611SU2017

20171126s
やはり日曜日は嬉しい。ぼんやりを基本に過ごす。ウィークディには無いゆっくりとした食事の時間が楽しみだ。好きなクラシック音楽を聴くでもなく流しながら空想し、想いを馳せ巡らせる。食物を含み、ゆっくりと咀嚼しながら考え事をする時間。身体中に栄養が行き渡り、細胞に染み込むように、頭の中の考えも咀嚼され、知恵が育まれ結実するように、微笑みが生まれ広がるように。

PICTURE DIARY 2511SA2017

20171125s
庭の柚子を、棘を避けながら摘む。何にでも搾り、かける。何と合わせても美味しい。自分のルールはいつも無法だ。

PICTURE DIARY 2411FR2017

pd20171124s
ブライアン・イーノを久し振りに聴く。アンビエント前夜のソロアルバム5枚。後年イーノの個人的なとも言うべきアンビエント・ミュージックの独特なスタイルの片鱗がそこかしこに散りばめられている。U2やCOLD PLAYのアルバム・プロデュースの成功は、リスナー個々の置かれた環境に対して発せられた、強力な最大公約数のアンビエントなメッセージ性にあるだろう。TALKING HEADSのアルバム・プロデュースが失敗だったとは思わないが、デビット・バーンとは折り合いが良くはなかったと聞く。二人が共同制作したアルバムは大好きだし良いものは良い。イーノのソロは1枚目が一番好きだ。