PICTURE DIARY 1606SU2019

pd20190616s

展覧会楽日。古代人が帰って行く。

PICTURE DIARY 1506SA2019

pd20190615s

ぼくらは太古から連なる時間の中に生きている。時間の流れはひとつきりではなく、過去も現在も未来も同時に存在している。いつも人間が決めたことは厄介だ。

PICTURE DIARY 1406FR2019

pd20190614s

ナイスは王様が呼んでも絶対来ない。呼ぶならこっちに来てと言う王子様。アリスは呼ぶと遠回りし時間をかけて来る。そして抱っこと言う姫様。王様は召使いと兼任。

PICTURE DIARY 1306TH2019

pd20190613s

橘流の若き書家、吉也さんから文字の縁起について。聞けば聞くほど当たり前に面白い。朱鏡とは文字の間に魔が入り込まないように朱を刺すこと。文字に髭を付ける時には三、五、七と割り切れない吉数にして仲をさかないように願うこと。文字は発展を祈念し必ず右肩上がりに書くこと。寄席文字は隙間無く書き大入を表すこと等々。

PICTURE DIARY 1206WE2019

pd20190612s

着物の帯の話から源氏物語絵巻、山口伊太郎さんの話題になる。京都の西陣とフランスのリヨンの関係のこと。ギメ東洋美術館のこと、美についての厳しさ奥深さ歴史に触れ、この道の果てしの無い永さに目眩さえする。今識る時。

PICTURE DIARY 1106TU2019

pd20190611s

雨が続き、洞窟の生活をしていたが、曇りならばと届け物。動くと思いがけないことがある。会うべき人に会う必然偶然。何かしてみようと思うことの傍らには、予想外の意味が隠されている。

PICTURE DIARY 1006MO2019

pd20190610s

雨。ASSISTANT Aが星のアトリエに来るが、自転車で上から下まで濡れネズミ。今日はバスに乗りたくなかったと言う。いつものことだが勇ましい。着ていたら乾きます、と頑張るが着替えを出して何とか着替える。レインコートなど用意すれば、と普通に勧めるのだが、そういうものは嫌いなのだと取り合わない。スタイルや流儀についてとやかく言うものではない。

PICTURE DIARY 0906SU2019

pd20190609s

いかにも梅雨らしい天気。湿度の高い絵を描くに良い。乾燥した時に湿度を求める絵を描くのも良い。しかし、その違いは大きい。朝、大好きなアジアさんから写真画像が送られて来る。前触れのない美しい贈り物に、心和み引き締まる。

PICTURE DIARY 0806SA2019

pd20190608s

安齋 肇さんのトークイベント「空耳人生友の会」ゲスト出演。ぼくのプロファイルを題材に90分。3分の1辺りで時間いっぱい。普段なら2人で会ってもしないような内容の話になり面白かった。旧友とは言え、お互いに知らないことが多い。残り3分の2はまたいつか。

MOVIE – BEACH WALKER LIVE 06012019


 
THE ECCENTRIC ANCIENTS
PROLOGUE HEARTS & STARS
BEACH WALKER LIVE
B GALLERY 06012019

SHUNJI MORI MUSIC
MIC*ITAYA PAINT
TAKEO OGISO PHOTOGRAPHY
AYAKO SAKAI EDIT
©2019 MIC*ITAYA POWER OF BEAUTY

PICTURE DIARY 0706FR2019

pd20190607s

梅雨入り。人もせっかちになれば、空も自然も応えるかのよう。急いだり慌てたり辻褄を合わせたり。ゆったりとゆっくりと寛いで、頂いたり預かるものをお返し出来るように生きる。

PICTURE DIARY 0606TH2019

pd20190606s

落書きから始まる。子供の頃描くことを覚え、面白くて何にでも描いた。親が広告の裏や画用紙を与え、落書きではなくなった。街の落書きを見る時、子供の落書きを思う。たいがいの場合、子供の頃の落書きは残っていない。子供の領分。

PICTURE DIARY 0506WE2019

pd20190605s

昼、花千代さんきしくりさんヴィヴィアンさんと待ち合わせて、BEAMS JAPAN隣の割烹、「中嶋」の鰯定食を食べる。それぞれ鰯天婦羅、鰯刺身、鰯柳川、鰯煮と期せずして別々の鰯料理をいただく。人気の店なので並んだ甲斐があったというもの。皆でB GALLERYに行き作品を鑑賞し、地下のグリルでありがたく茶を飲む。得難い時間。

PICTURE DIARY 0406TU2019

pd20190604s
1980年代初頭、東京原宿に日本で初めてのクラブが出来た。桑原茂一さんのプロデュースする、PITHECANTHROPUS ERECTUS。穴蔵のような地下空間に、東京や日本、世界の最新が胎動し脈打つビートがあった。今、個々の存在が最新で細かく震え出している。

PICTURE DIARY 0306MO2019

pd20190603s

隣の建築工事が先月末に終わり、やっと静けさが戻った。当たり前ということが貴重な日常。どのような物事であれ、変化には常にストレスが付きまとうものだが、どんな時でも自然に生まれる笑顔が一番。

PICTURE DIARY 0206SU2019

pd20190602s

次の作品に取りかかる。昨日のライブを反芻しながらお茶をいただく。喜びや悲しみ、愛や憎しみ、あらゆる感情が作品を生む。心のフィルターを綺麗に手入れして、陰のものを取り除いていれば、いつでも自然に陽の表現になる。

PICTURE DIARY 0106SA2019

pd20190601s

B GALLERYにてTHE ECCENTRIC ANCIENTS PROLOGUE HEARTS & STARSイベント、BEACH WALKER。ミュージシャン森 俊二さんと。のびのびとゆったりしたエレクトリックギター。パネルにライブペイントする。充実した平和なひとときに永遠を感じ、永遠を表す。二人のお喋りは無しにする。演奏中は裸足の森さん。絵のタイトルはUNISUS BEACH WALK。

PICTURE DIARY 3105FR2019

pd20190531s

SINSUKEライブ。代々木上原MUSICASA。マリンバのソロステージ。若々しく溌剌とした減り張りのある演奏は気持ち良い。表現は人だ。

PICTURE DIARY 3005TH2019

pd20190530s

近頃、身辺の顛末を考えるに、餅屋は餅屋。良かれと思い情に駆られ不馴れなことをするとややこしい。学習し向上を図るには、もうその時節ではないかも知れない。むしろそれは欲張りになる。真に和を求めるのなら、分担し得意なことのみ確実に行う。真面目に取り組めば、意識せずに身に付く。最近、人生訓のようだなぁ。

PICTURE DIARY 2905WE2019

pd20190529s

夜来の雨は上がり、空には涼しい雲のシェード。朝から訪れた洋服の展示会では、それぞれが工夫を凝らして人目を惹こうとする。むしろ極力目立たないようにと考えたとしたら、より素晴らしい考えが伝わるかも知れない。

PICTURE DIARY 2805TU2019

pd20190528s

展覧会が始まり、来廊する方々。感性の共感する部分が前面に、未知の領域が背後に広がる。そこには探している何かの香りがする。未来に横たわる原始の黎明を感じる。

PICTURE DIARY 2705MO2019

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魚屋が魚をさばくように次から次へと仕事をさばき、刺身にする。

PICTURE DIARY 2605SU2019

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落ち着いた時を過ごす。星のアトリエのオレンジ色の薔薇は、花の盛りは過ぎたが、枯れる美しさを見せている。少し離れたところで小さいながら凛としたラベンダーの花。盛衰代わるがわる。

PICTURE DIARY 2505SA2019

pd20190525s

展覧会初日。プロダクトデザイナー川合辰弥さんと対談。デザインとアート、我々のDesArtプロジェクトについて。あらゆる表現や存在には、過去現在未来が同時にある。

PICTURE DIARY 2405FR2019

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THE ECCENTRIC ANCIENTSプレビューパーティー。新しいスタートプロローグ。魂と閃きの旅。昨夜とのコントラストが示唆するものは大きい。

PICTURE DIARY 2305TH2019

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B GALLERYに搬入設営する。夜、武先生の80歳を祝う誕生会。布袋寅泰さんの発案、浅野忠信さん、鮎川 誠さん競演。盛大に。変わることの無い旧知の人に多く会う。今に至る自分のスタート地点の空気がリアルに流れている。30年以上もワープ。

PICTURE DIARY 2205WE2019

pd20190522s

ゲームと言うものには勝ち負けがある。勝ちも負けも引き分けも終わりも無いゲームとは。

PICTURE DIARY 2105TU2019

pd20190521s
嵐のような雨。

PICTURE DIARY 2005MO2019

pd20190520s

駆け込むように仕事する。

PICTURE DIARY 1905SU2019

pd20190519s

さあやるぞ!と意気込みは見事だが、調子が出ない。そんな時には出来ることだけゆっくりと。展覧会など発表の機会が近付くにつれ全体の均衡が大切になる。

PICTURE DIARY 1805SA2019

pd20190518s

新しいゲームを考案するがそれはゲームと呼びたくはない。競うものではなく、楽しみ喜び愛でるものとして遊ぶ。参加者は順番に貝殻と珊瑚の駒、しかし駒と言いたくはない。その貝殻と珊瑚を動かすが、それは海岸で拾い、預かったもの。勝ち負けはなく、貝殻と珊瑚の存在を楽しむもの。盤上の位置や関係を楽しむ。足す、引く、動かす、自由に。何と名付けよう。

PICTURE DIARY 1705FR2019

pd20190517s

アナオリカーボンの主催でBeaute Seven昼食会。青山のステーキハウスHACHIにて。カーボン素材調理器具の底力を垣間見る。松村さんのアテンド、プロダクトデザイナー川合さんも同席する。美味しい。

PICTURE DIARY 1605TH2019

pd20190516s

変哲無い展覧会DMも、展覧作品の重要な一部だ。

PICTURE DIARY 1505WE2019

pd20190515s

星のアトリエのオレンジ色の薔薇が香り高く咲く。苺の鉢にも小さな実が付く。苺の香りが仄かに漂う。どちらが好きか、どちらの香りが強いかではなく、二つの香りが融け合い美しく、星のアトリエのエントランスがとてもすてきだ。

PICTURE DIARY 1405TU2019

pd20190514s

朝から雨。雨の日らしく穴の奥に引きこもり、薄暗がりからぼんやりと外の様子を窺うような気分で過ごす。晴れの日と雨の日とでは作品の全てが変化するので、予定していた作品の製作は明日にして、今日に相応しい作品に取りかかる。

PICTURE DIARY 1305MO2019

pd20190513s

単純で素朴なものが好き。複雑で多重なものが好き。両者で混成なものが好き。そこに気高いものがある。

PICTURE DIARY 1205SU2019

pd20190512s

コンディションの調整に使う気持ちと時間が長くなる。体調は勿論のこと、画材のコンディションも一定ではない。具体的な仕事に向かう時間以外の生活の質の捉え方過ごし方が大切になる。見たい展覧会や行きたい催しが毎日のようにある。自分が今立つ場所は川の中州で、移動するには橋も無ければ舟も無く、泳ぎは特別下手だ。橋を作り、舟を作る途中であり、泳ぎは水に馴染むしかない。

PICTURE DIARY 1105SA2019

pd20190511s

展覧会が近くなる。ここから更に集中する。今日は暑いくらいで、陽に輝く小さな庭の緑が一回りも二回りも大きくなったように見える。陽に向かう自然の勢いに乗りつられ、一日が弾んでいる。夕方、木々の葉を散水して洗い、鎮める。

PICTURE DIARY 1005FR2019

pd20190510s

予定することが予定のようには進まない。以前なら短気が顔を出し、周囲に不快な空気を振りまいていただろうが、昨今多少は制御出来る自分がいる。威張った内弁慶がそんな風に省みれるようになった。

PICTURE DIARY 0905FR2019

pd20190509s

久し振りに訪れた美術館では来年の展覧会企画が進みつつある。伝統工芸士、京友禅作家の石山 修氏が監修し参加する展覧会を見る。良いものは良いし、面白いものは面白いという以外にない。原初的な視点と作風が永遠を携える。てらいの無い力がある。

PICTURE DIARY 0805WE2019

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見る人の感想はどうあれ、今までの展覧会とは異なるアプローチ。人が生きて来て、今を生き、これからも生き続けることを素直にシンプルに考え表現する。風変りな古代人序章。

PICTURE DIARY 0705TU2019

pd20190507s

長い連休が開けて、残念でもあり安堵感もあり。停止していたものが動き始める。星のアトリエ隣のビル工事も再開し、今月で終了する予定とのこと。作業にも拍車がかる風な物音と響き、そして掛け声。これも竣工したら残念に思いホッとするのかどうか。今は連休中の静けさが懐かしい。

PICTURE DIARY 0605MO2019

pd20190506s

一ヶ月前にはどうしようかと閃きやアイデアが湧かず放っておいた仕事が、食後の休みに向かった机の上の、仕事の名残のカラーペーパーの切れ端や、コピー用紙で作るメモ帳の束を見た途端にするすると解決した。強い直感や思い込みに囚われず、平易に全体を俯瞰出来るようになるには、どうしても時間が必要な場合がある。

PICTURE DIARY 0505SU2019

pd20190505s

仕事の合間を縫い、カラーペーパーのストックチェックを兼ね、紙類を収納しているマップケースの中を整理する。昨日に続いての捜索だが、仕入れずに済むほど各色発見する。夕方、星のアトリエの吹き抜けの部屋に、11羽の白い鳩が乱舞する絵を架ける。映える。80号でも小さく見える。その分、鳩が静かにダイナミック。

PICTURE DIARY 0405SA2019

pd20190504s

代官山の交差点にあった歩道橋が無くなった。通りかかり、横断歩道を渡る人がいるので初めて気が付いた。以前は狭い歩道に窮屈そうに階段が設置されていたが、今はあっけらかんと空間が広がり、不意をつかれてむしろ物足りないような気さえする。遠見がきいて見たいものが見えるようになった。

PICTURE DIARY 0305FR2019

pd20190503s
この国の憲法は、記念日にするほど素晴らしい。小さな花の絵のシリーズを描く。夜に見る花。月に、星に照らされ太陽の名残の金色に輝く。暗くとも、見るものは必ずいる。自然界に虚偽はない。

PICTURE DIARY 0205TH2019

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作品を製作して過ごす。海と天使の間に在るものはなに?そんな問いかけの答えを求めて。それは波だ。涙。

PICTURE DIARY 0105WE2019

pd20190501s

展覧会のフライヤーをBギャラリーに届ける。過去と今と未来の展覧会。足元の小石を泉に向けて、川に向けて、海に向けて投げる。何気ないことが暴力になりうる。なぜなら、石の落ちたところは常に標的の中心だから。波紋は広がる。

PICTURE DIARY 3004TU2019

pd20190430s

平成から令和へ。意志が時代を新しくし、美しく輝かせる。

PICTURE DIARY 2904MO2019

pd20190429s

真舘氏の参加する展覧会、ヒカリエへ。終了間際の時間になった。真舘氏、絵理子さんいらっしゃる。先客にきしくりさん。お会い出来、とても嬉しい。真舘氏のポップで軽妙なリズムやメロディを感じる作風は変わらず楽しく、発展のビジョンを垣間見せてくれる。ご本人もアイデアの一端を仄めかしてくださったが、聞かなかったことにしよう。